70年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲
FLOWER TRAVELLIN’ BANDの骨太なハードサウンドから、GODIEGOの挑戦的な英語詞、ALFIEのみずみずしい青春ナンバーまで。
70年代、日本のロック界は個性豊かなデビュー曲で輝いていました。
洋楽の影響を受けながらも、独自の表現を追求した彼らの音楽は、今なお多くのミュージシャンたちにインスピレーションを与え続けています。
伝説となったロックバンドたちの、原点となったデビュー曲の軌跡をたどってみましょう。
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70年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(21〜40)
走っておいで恋人よアリス

1972年3月発売アリスのデビューシングル曲で、残念ながらオリジナルアルバムへの収録はありませんが、1980年3月に発売されたファーストベストアルバム「ALICE MEMORIAL 1972〜1975」に収録されています。
フォークロックというジャンルを確立したバンドの一つであるアリスですが、デビューから間もない当時は、フォークソングの色が若干強く、音楽の時代を感じさせる曲となっています。
大都会クリスタルキング

1979年11月発売、クリスタルキングのデビューシングル曲で、1980年5月に発売されたファーストアルバム「クリスタルキング」にも収録されています。
もともとは1976年にカヴァー曲をリリースし仮デビューを果たしましたが、その後活動を休止し、再デビューを飾った曲がこの「大都会」です。
なじみやすい曲調と印象的なハイトーンボイスが特徴で、現在でもCMソングやカヴァーソングとして耳にすることも多い楽曲です。
銃をとれ!頭脳警察

1972年5月発売、頭脳警察のデビューアルバム「頭脳警察セカンド」に収録されている曲で、1曲目の収録であることからデビュー曲と言われています。
実は同年の3月に幻のデビューアルバムと言われる「頭脳警察1」が発売される予定でしたが、あまりにも過激な歌詞が問題視され販売直前に発売中止となった経緯があります。
1975年にバンドを解散しますが、2001年に再結成が行われ発売中止となっていた幻のアルバム「頭脳警察1」が30年の時を経て販売されました。
センチメンタル通りはちみつぱい

1973年10月発売、はちみつぱいのデビューアルバム「センチメンタル通り」に収録されている曲で、もともとはデビューシングル曲として発売されるはずでしたが、諸事情によりアルバムでのデビューとなったため、こちらがデビュー曲と言われています。
スローテンポで落ち着きのあるこの楽曲は、フォークとは違った観点から制作された正に邦楽ロックの礎になりました。
サイクリングブギサディスティック・ミカ・バンド
1972年発売、サディスティック・ミカ・バンドのデビューシングル曲で、1973年5月に発売されたファーストアルバム「SADISTIC MIKA BAND」にも収録されています。
元ザ・フォーク・クルセダーズのメンバーだった加藤和彦を中心に結成されたロックバンドで、イエロー・マジック・オーケストラのメンバーでもある高橋幸宏が参加していたバンドでもあります。
また、このデビュー曲「サイクリングブギ」には、現在シンガーライターとしても活躍している「つのだひろ」がドラムスとして参加しています。
知らず知らずのうちに / ダメな女の四畳半ダウン・タウン・ブギウギ・バンド

1973年12月発売、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのデビューシングル曲で、1974年5月に発売されたファーストアルバム「脱・どん底」にも収録されています。
現在では俳優・作曲家として活躍する宇崎竜童が中心となって結成されたロックバンドで、既に活躍していた「サディスティック・ミカ・バンド」のような長いバンド名に対抗して名付けられました。
また、彼らの代表曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」は表題曲(A面シングル)では無く「カッコマン・ブギ」のB面シングル(カップリング曲)として発表された曲でもあります。