【ロック黄金期】70年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲
70年代のロックシーンは、ギターリフやサイケデリックなサウンドが進化を遂げ、音楽の可能性が大きく広がった黄金期。
ハードロックやプログレッシブロック、グラムロックなど、新たなジャンルが次々と生まれた激動の時代でした。
そんな輝かしい70年代に世界のロック史に名を刻んだバンドたちは、どのようなデビュー曲でその第一歩を踏み出したのでしょうか?
当時のロックファンを熱狂させ、今もなお色褪せることのないデビュー曲の数々をご紹介します。
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【ロック黄金期】70年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲(11〜20)
Arnold LaynePink Floyd

1970年代に記録的な成功を収めて音楽史にその名を刻んだピンク・フロイドの始まりは1960年代後半、当時は鬼才シド・バレットさんをリーダーとするバンドでデヴィッド・ギルモアさんも在籍していなかったのですね。
そんな彼らの出発点となったデビューシングルが、1967年にリリースされた『Arnold Layne』です。
作詞作曲もシド・バレットさんで彼の色を全面に押し出したサイケデリックなポップといった趣で、70年代以降の彼らのアルバムしか聴いたことがないという方であれば驚かれるかもしれませんね。
The Silent SunGenesis

69年発表のアルバム「From Genesis to Revelation」収録。
67年に結成されたイギリス出身の5人組ロックバンド。
80年代にはスタジアムロックで成功を収めた彼らのデビューシングルです。
メロディラインはわりとポップなのですが、トータルで聴いてみるとどこか重さを感じる楽曲に仕上がっています。
The Court of the Crimson KingKing Crimson

69年発表のアルバム「The Court of the Crimson King」収録。
68年に結成されたロンドン出身の8人組ロックバンド。
プログレッシブロックというジャンルにおける第一人者的存在のバンドです。
活動歴は中断期間も含めて50年に達し、構成にさまざまな影響を与えています。
デビューシングルからプログレッシブ・ロック的なアプローチが全開ですね。
Keep Yourself AliveQueen

「炎のロックンロール」という邦題でもおなじみ、1973年にリリースされたクイーンのデビューシングルが『Keep Yourself Alive』です。
ブライアン・メイさんが作詞と作曲を担い、グラマラスかつハードなロックといった趣で、聴いてすぐにそれと分かるメイさんのギターやロジャー・テイラー さんのドラムソロなど各メンバーの見せ場も多く、後から聴けばこの時点でクイーンらしさはばっちり出ているように感じますが、当時は賛否両論で商業的には成功できなかったというのも音楽史のおもしろさと言えるかもしれませんね。
Anarchy In The U.KSEX PISTOLS

77年発表のアルバム「Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols」収録。
ロンドンパンクの創始者として歴史に名前を残すであろう彼らのデビューシングルです。
あまりにも粗削りで怒りの衝動のままに突き進んだような楽曲は、洋楽を聴いている人なら一度は耳にしたんじゃないかと思います。
Make ItAerosmith

73年発表のアルバム「Aerosmith」収録。
70年に結成されたボストン出身の5人組ロックバンド。
70年代から一線で活躍を続ける彼らのデビューアルバムからの第1弾シングルです。
ハードロックバンドらしいエッジの効いたギターサウンドとパワフルなボーカルが、いい味を出しています。
【ロック黄金期】70年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲(21〜30)
Place Of My OwnCaravan

ソフト・マシーンと同じく『ワイルド・フラワーズ』を母体とする、カンタベリー・ロックを代表するバンドがキャラヴァンです。
ジャズやフォークを織り交ぜた叙情豊かなサウンドが彼らの持ち味ですね。
そんな彼らが放った記念すべきデビュー曲は、温かくもどこか切ない一曲。
パイ・ヘイスティングスの純真さを感じさせる歌声とデイヴ・シンクレアによる印象的なオルガンが、『自分だけの居場所』を求める主人公の心情を繊細に描き出します。
ポップな感性と後のプログレッシブな展開の萌芽が同居する、初期ならではの魅力にあふれています。
1969年1月に発売されたデビュー・アルバム『Caravan』の冒頭を飾り、シングルとしても知られるこの楽曲は、デビュー前の1968年12月にはすでにBBCの番組で演奏されていました。
日常を離れて静かに物思いにふけりたい時に聴いてほしい名曲です。





