【ロック黄金期】70年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲
70年代のロックシーンは、ギターリフやサイケデリックなサウンドが進化を遂げ、音楽の可能性が大きく広がった黄金期。
ハードロックやプログレッシブロック、グラムロックなど、新たなジャンルが次々と生まれた激動の時代でした。
そんな輝かしい70年代に世界のロック史に名を刻んだバンドたちは、どのようなデビュー曲でその第一歩を踏み出したのでしょうか?
当時のロックファンを熱狂させ、今もなお色褪せることのないデビュー曲の数々をご紹介します。
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【ロック黄金期】70年代の洋楽ロックバンドのデビュー曲(21〜30)
Don’t Want to Say GoodbyeRaspberries

後にソロで『All by Myself』などの大ヒットを放つエリック・カルメンさんを中心に結成され、「パワーポップ」の礎を築いたバンドがラズベリーズです。
そんな彼らのデビューアルバム『Raspberries』に先駆けて1972年2月にリリースされたデビューシングルは、ポール・マッカートニーさんを彷彿とさせる美しいピアノ・バラード!
この楽曲は、別れの場面で「さよなら」を言えない主人公の痛切な思いが、甘美なメロディとドラマティックな曲展開で見事に表現されていますよね。
しかし、約5分という長さが当時のラジオでは敬遠されたのか、全米チャートでは最高86位という結果に。
とはいえ切ない恋心に寄り添ってくれる、隠れた名曲として今もなお輝きを放っていますよ。
DallasSteely Dan

ロックにジャズやR&Bを融合させ、都会的で洗練されたサウンドを追求したスティーリー・ダン。
ドナルド・フェイゲンさんとウォルター・ベッカーさんを中心とする彼らが1972年6月に発売した記念すべきデビュー・シングルは、後の完璧主義的な作風とは少し趣の異なる、瑞々しい魅力にあふれた一曲です。
軽快なペダル・スティールが印象的なカントリー・ロック調の本作は、愛する人に会うためテキサスを目指す主人公の切ない心情が歌われています。
ストレートな想いが綴られた歌詞は、後の皮肉めいた世界観とは対照的で、聴いていると一本のロードムービーを見ている気分になりますよね。
実はアルバム未収録で、ドラマーのジム・ホッダーさんが歌っている点も貴重です。
ドライブのお供に、爽やかな風を感じながら聴いてみてはいかがでしょうか。
Your Poppa Don’t MindSupertramp

リズミカルなギターと鍵盤の絡みが心地よい、軽快なロックナンバーです。
プログレの構築性とポップな聴きやすさを融合させたイギリスのバンド、スーパートランプのデビューシングルですね。
歌詞の世界をのぞいてみると、恋人の父親は気にしないよ、と歌うような若者らしい自由で少し背伸びした恋愛模様が目に浮かびます。
リック・デイヴィスさんのボーカルが、そのやんちゃな雰囲気をうまく表現しているのではないでしょうか。
本作は1971年6月に公開されたセカンド・アルバム『Indelibly Stamped』の1曲目を飾る作品です。
このアルバムは当初こそ商業的に苦戦したものの、後にカナダでゴールド・ディスク認定を受けるなど、バンドの黎明期を物語る一枚となりました。
ドライブや気分を上げたい休日の朝に聴きたくなる一曲です。
Sultans Of SwingDire Straits

78年発表のアルバム「Dire Straits」収録。
77年に結成されたロンドン出身の6人組ロックバンド。
70年代後半にデビューから80年代にかけてヒット曲を世に出してきた彼らのデビューシングルは、彼らの代表的ナンバーの一つとなっています。
エレキギターの音色が印象的に鳴り響く一曲です。
Keep On DancingBay City Rollers

71年発表のシングル。
アメリカのバンド、The Gentrysが65年にリリースしたシングルのカバー。
66年に結成されたスコットランド出身の5人組ポップロックバンド。
日本では「Saturday Night」で一般的に広く知られている彼らのデビューシングルです。
なんの情報もなしに聴くと「あれThe Beatlesみたいだ」、と思うくらい曲調から歌声まで似ていますね。
Don’t Ease Me InGrateful Dead

66年発表のシングル。
65年に結成されたカリフォルニア州出身の6人組ロックバンド。
アメリカ西海岸を代表するバンドの一つである彼らのデビューシングルです。
開放的で朗らかなアメリカン・ロック・テイストなサウンドを展開しており、聴いていて楽しくなる一曲です。
To Play Some MusicJourney

75年発表のアルバム「Journey」収録。
73年に結成されたサンフランシスコ出身の5人組パンクバンド。
70年代半ばから隆盛した「アメリカン・プログレ・ハード」の代表的なバンドとしても知られる彼らのデビューアルバムからのシングルです。
ハードなロックサウンドとキーボードの優しい音色がうまく融合しており、非常に耳に心地良いサウンドに仕上がっていますね。





