その名の通り女性だけで構成されたガールズバンドは、今や世界中で人気となった存在も多く、ここ日本においてもメジャーからインディーズにいたるまで、さまざまなタイプのバンドが活躍していますよね。
邦楽の歴史のおけるガールズバンドは、1970年代後半から1980年代前半にかけてデビューしたバンドたちがその道を切り開き、バンドブーム全盛期の80年代中盤にはヒットチャートを席巻するバンドも登場、ガールズバンドのブームが巻き起こりました。
今回は、邦楽ガールズバンドの歴史を語る上で外せない80年代のバンドをピックアップ、有名どころから知る人ぞ知るバンドまでをご紹介します!
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もくじ
- 80年代の邦楽ガールズバンド。~有名どころからマイナーまで
- 時折の色彩 Foolish GoerZELDA
- 限界LOVERSSHOW-YA
- スペシャル・ボーイフレンドGO-BANG’S
- きらいDAIきらいタンゴ・ヨーロッパ
- リンスPapaya Paranoia
- ロケットにのって少年ナイフ
- もっと自由に!’89THE NEWS
- Holy! Holy!Bárbara
- DiamondsPRINCESS PRINCESS
- DANGER ZONEPINK JAGUAR
- 笑いっぱなしの島メスカリン・ドライヴ
- GET A CHANCENORMA JEAN
- RAP OUT!RAP
- (I’m Sorry Mama) I’m a Wild OneThe 5.6.7.8’s
- ばなな3F=C
- 夕なぎNav Katze
- スパイラルダンスいんど猫
- かなしくてZELDA
- Dance!!Reg-Wink
- 島の生活サボテン
- PACHINKO赤痢
- 嘘月水玉消防団
- 太陽をつれてVELVET PΛW
- P.S. I LOVE YOUPINK SAPPHIRE
- COLDSWEATTHE NEWS
- ジュリアンPRINCESS PRINCESS
- ONE STEPPEARL
- 乙女の祈りはダッダッダッ!水玉消防団
- 無敵のビーナスGO-BANG’S
- PSY・Sspinning DEE-DEE
- 負けるもんかBARBEE BOYS
- フレンズREBECCA
- 今夜もきめようぴかぴか
- ナースTHE NURSE
- ウエディングベルSuger
- にちようびJITTERIN’JINN
- ジェニーはご機嫌ななめジューシィ・フルーツ
- 探してるのにぃFAIRCHILD
- 肉屋のようにヤプーズ
- BELIEVE IN LOVELINDBERG
- 愛は心の仕事ですラ・ムー
- 雨にヌレてもいーやマサ子さん
- ピラニアBOYキャ→
- 黒人と私アマリリス
- Boy BoyOXZ
80年代の邦楽ガールズバンド。~有名どころからマイナーまで(1〜20)
時折の色彩 Foolish GoerZELDA

世界観をここまで作り込んでいるバンドはなかなかいません。
少女趣味な衣装に、当時はまだなじみがなかったニューウェーヴサウンド。
うまいのか下手なのかわからないボーカルが歌う文学的な世界。
一見、アンバランスに見えますが、ZELDAを見ていると、こうなるべくしてなったのだろうと思わざるを得ない、必然性のようなものを感じます。
1979年に結成され、1996年に解散しました。
長い活動歴の中で彼女たちの追った音楽も変わりました。
その変遷をたどるのもきっと面白い発見があるはずです。
限界LOVERSSHOW-YA

セクシーでド派手な衣装に身を包み、男性顔負けなパフォーマンスでハードロック界に旋風を巻き起こした伝説のガールズバンド、SHOW-YA。
SHOW-YAは1982年に開催されたヤマハ主催のバンドコンテスト、EastWestのレディース部門にてグランプリに輝き、その3年後の1985年にデビューしました。
1991年にボーカルの寺田恵子さんが脱退して以来、メンバーチェンジを繰り返すもうまくいかず1998年に解散しています。
ですが2005年に元ボーカルの寺田さんが、離ればなれになってしまったメンバーにあらためて声をかけ、再結成を果たしました。
代表曲は『限界LOVERS』です。
バンドブームの中、ガールズバンドの立ち位置を確立してくれた偉大なロックバンドです。
スペシャル・ボーイフレンドGO-BANG’S

全員が北海道出身であるスリーピースガールズバンド。
メジャーデビューしたときのメンバーはギター・ボーカルの森若香織さん、ベースの谷島美砂さん、ドラムの斉藤光子さんでした。
1989年にリリースした『あいにきてI・NEED・YOU!』がオリコン2位の大ヒットとなり一躍人気バンドに。
小気味良いサウンドとキャッチーなメロディーが時代にマッチし、その後も『無敵のビーナス』『ロックンロールサンタクロース』などのヒット曲を連発しました。
2013年からは森若さんのソロユニットとして活躍中。
GO-BANG’Sを知らない人も要チェックですよ!
きらいDAIきらいタンゴ・ヨーロッパ

1980年代前期に活躍していた5人組の女性バンドがこちら。
この曲は1982年にリリースされました。
ミーハー・ファンキーというジャンルを目指しており、ポップでありながらファンキーな要素もあるバンドでした。
フジテレビの『笑ってる場合ですよ!』『オレたちひょうきん族』などにも出演していたので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
1984年に解散しましたが、メンバーのうち、ドラム、ベースはチカブーンのデビューメンバーとして活躍しました。
リンスPapaya Paranoia

ベース&ボーカルの石嶋由美子さん率いるパパイヤパラノイアは、1980年代のインディーズ・シーンにおいて強烈な個性と卓越した技術を武器に人気を博したガールズバンドです。
1983年に「ねこおどり」という前身バンドで活動を開始、1985年にはヒカシューの巻上公一さんがプロデュースを手がけたオムニバス作品『都に雨の降る如く』にてパパイヤパラノイア名義の楽曲を収録、本格的なデビューを果たしました。
初期はメンバー全員が着物を着用、複雑なベースラインを弾きこなしながら歌う石嶋由美子さんを始めとして、卓越した技術を持ったメンバーたちが生み出すサウンドは一般的なロック・サウンドとはまったく違いますが、不思議とクセになるキャッチーさを兼ね備えているのですね。
ここで紹介している楽曲『リンス』はもちろん『伊勢丹でつかまえて』など、独特の着眼点から生まれる歌詞世界も聴きどころ。
音源も比較的入手しやすく、オススメのバンドですよ!