1980年代のガールズバンド特集。道を切りひらいた音楽と個性的な魅力
その名の通り女性だけで構成されたガールズバンドは、今や世界中で人気となった存在も多く、ここ日本においてもメジャーからインディーズにいたるまで、さまざまなタイプのバンドが活躍していますよね。
邦楽の歴史のおけるガールズバンドは、1970年代後半から1980年代前半にかけてデビューしたバンドたちがその道を切り開き、バンドブーム全盛期の80年代中盤にはヒットチャートを席巻するバンドも登場、ガールズバンドのブームが巻き起こりました。
今回は、邦楽ガールズバンドの歴史を語る上で外せない80年代のバンドをピックアップ、有名どころから知る人ぞ知るバンドまでをご紹介します!
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1980年代のガールズバンド特集。道を切りひらいた音楽と個性的な魅力(11〜20)
エメラルドの山彦SABOTEN

エリック・サティの楽曲をバンドで演奏するという、美術大学の学生らしいユニークな発想から活動を始めたポストパンクバンドです。
1982年にインディーズで制作された1stアルバム『サボテン』で、その特異な存在感をシーンに示しました。
メジャーでのヒット曲はありませんが、ローファイで変拍子を操る実験的な音楽性は、海外の先鋭的なバンドにもなぞらえられたほど。
ごく普通の女の子といった風貌から放たれるとがった演奏は、時に「下手くそバンド」と揶揄されたそうです。
でもその危ういバランス感覚こそ、彼女たちならではの魅力だったのかもしれませんね。
「ありきたりな音楽は少し物足りないな」そう感じる方は、この唯一無二のアートな音の世界に触れてみませんか?
dendrocacagliaSarasvati

1980年代の地下音楽シーンで、伝説として語り継がれる3人組ガールズバンドがSarasvatiです。
彼女たちは1985年に結成され、ポストパンクやニューウェーブといったジャンルの中でも、特に実験的で前衛的なサウンドを追求しました。
メジャーヒットこそありませんが、当時インディーズで発表した2枚の作品は、今や入手困難なレア盤となっています。
商業的な成功とは無縁でしたが、その音楽性は唯一無二。
変拍子と不協和音が絡み合う複雑な曲構成に、スティックの音色が重なるサウンドは、まさに「脱臼したダンスミュージック」。
ありきたりな音楽では物足りない、知的でスリリングな刺激を求める方にこそ触れてほしい世界観。
その奥深い魅力に、きっと心酔してしまうのではないでしょうか?
島の生活サボテン

1980年代に活躍したサボテンは、ポストパンクという音楽の枠を超えた実験的チャレンジで注目を集めました。
彼女たちが1984年にリリースしたアルバム『Awake』は、その頃のガールズバンドの中でもずば抜けた存在感を放っていたんです。
突然段ボールの蔦木栄一さんによるプロデュース、というのも当時のシーンに興味を持っている人であれば見逃せない点でしょう。
彼女たちはその後も超マイペースながらも新作をリリースしていますから、ぜひチェックしてみてください!
S’esebettreVelle Witch

Velle Witchは、1980年代末の音楽シーンに現れた、極めて異色のヘビーメタルバンドです。
彼女たちが生み出すのは、まるでホラー映画のように重く、聴く者の心をざわつかせるオカルト的なサウンド。
メジャーでの活動はありませんでしたが、自主制作のデモ『血・貴婦人』は、今もファンの間で語り継がれています。
その邪悪でミステリアスな魅力に、思わず引き込まれてしまう方も多いのではないでしょうか?
謎に包まれたままシーンを去った彼女たちの音楽、一度聴けばその独特の世界観のとりこになってしまうかもしれません。
欲求不満の白雪姫嘔吐処女団

嘔吐処女団は、1980年代のアンダーグラウンドシーンでひときわ異彩を放ったガールズバンドです。
『欲求不満の白雪姫と7人の小人達』など、思わず二度見してしまうユニークなタイトルが印象的ですよね。
ところが、そのポップな見た目とは裏腹に、サウンドはとっても攻撃的なハードコアパンク!
ボーカルから放たれる激しいスクリームに、心をわしづかみにされた方も多いのではないでしょうか?
元は追っかけだったメンバーが結成したという経緯もユニークで、解散時の「もとの追っかけに戻ります」という言葉に、彼女たちらしい潔さを感じてしまいます。
PACHINKO赤痢
どろどろとしたサウンド、過激な歌詞、一度扉を開いたら、どんどんハマッていってしまいます。
赤痢は1983年に京都で結成されたパンクバンドです。
ノーウェイヴ的な、壊れかけたところをギリギリで渡り歩いているような危険な雰囲気のただようバンドです。
ソニック・ユースのギタリスト、サーストン・ムーアがファンであることもよく知られていますね。
ガールズバンドというと、ドラマやアニメ化されるようなキラキラしたものに思われますが、赤痢をそういうものとして聴こうとすると、見事にかみつかれるバンドです。
ノイズロック、ノーウェイヴ、ニューウェイヴといった音楽が好きな方は聴きましょう。
1980年代のガールズバンド特集。道を切りひらいた音楽と個性的な魅力(21〜30)
P.S. I LOVE YOUPINK SAPPHIRE

メジャーデビューシングル『P.S. I LOVE YOU』がフジテレビ系ドラマ『キモチいい恋したい!』主題歌になり、オリコン2位の大ヒットとなりました。
美人ぞろいのメンバーとハードロック調のサウンドは当時話題になりました。
その後もシングル8枚、アルバムを8枚リリースし、スマッシュヒットを出しました。




