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80年代の邦楽ガールズバンド。~有名どころからマイナーまで

その名の通り女性だけで構成されたガールズバンドは、今や世界中で人気となった存在も多く、ここ日本においてもメジャーからインディーズにいたるまで、さまざまなタイプのバンドが活躍していますよね。

邦楽の歴史のおけるガールズバンドは、1970年代後半から1980年代前半にかけてデビューしたバンドたちがその道を切り開き、バンドブーム全盛期の80年代中盤にはヒットチャートを席巻するバンドも登場、ガールズバンドのブームが巻き起こりました。

今回は、邦楽ガールズバンドの歴史を語る上で外せない80年代のバンドをピックアップ、有名どころから知る人ぞ知るバンドまでをご紹介します!

80年代の邦楽ガールズバンド。~有名どころからマイナーまで(21〜40)

PACHINKO赤痢

どろどろとしたサウンド、過激な歌詞、一度扉を開いたら、どんどんハマッていってしまいます。

赤痢は1983年に京都で結成されたパンクバンドです。

ノーウェイヴ的な、壊れかけたところをギリギリで渡り歩いているような危険な雰囲気のただようバンドです。

ソニック・ユースのギタリスト、サーストン・ムーアがファンであることもよく知られていますね。

ガールズバンドというと、ドラマやアニメ化されるようなキラキラしたものに思われますが、赤痢をそういうものとして聴こうとすると、見事にかみつかれるバンドです。

ノイズロック、ノーウェイヴ、ニューウェイヴといった音楽が好きな方は聴きましょう。

嘘月水玉消防団

水玉消防団(Mizutama Shobodan)★嘘月(Uso Tsuki:Liar The Moon)
嘘月水玉消防団

水玉消防団は、パンクとニューウェーブを融合したサウンドで80年代に活躍した隠れた名バンドです。

特に1985年のメールス・フェスティバルでのパフォーマンスは、即興演奏と地下シーンでの熱狂的な評価を受けました。

天鼓さんとカムラさんのツインボーカルは、当時の女性バンドらしさを覆すほど傑出していて、その後の多くのバンドに影響を与えたと言えるでしょう。

天鼓さんは、ニューヨークでソロデビューを果たすなど、そのキャリアも多岐にわたります。

彼女たちの作品を手に入れられる機会があれば、その独特な魅力にぜひ触れてみてください。

太陽をつれてVELVET PΛW

VELVET PAW – 太陽をつれて(PV)
太陽をつれてVELVET PΛW

VELVET PΛWは、1980年代初頭から1990年代中頃まで活動した日本の女性プログレッシブロックバンドです。

TOTOやJOURNEYなどAOR系バンドから影響を受けたサウンドを持ち、国内外のプログレッシブロックやハードロックの要素を取り入れた独自の音楽性が特徴的なガールズバンドでした。

高い演奏技術とプログレッシブな楽曲構成で、他のガールズバンドと一線を画していました。

1995年に活動を休止しましたが、その技術力と音楽性は現在も評価されています。

P.S. I LOVE YOUPINK SAPPHIRE

メジャーデビューシングル『P.S. I LOVE YOU』がフジテレビ系ドラマ『キモチいい恋したい!』主題歌になり、オリコン2位の大ヒットとなりました。

美人ぞろいのメンバーとハードロック調のサウンドは当時話題になりました。

その後もシングル8枚、アルバムを8枚リリースし、スマッシュヒットを出しました。

COLDSWEATTHE NEWS

1985年に結成された3人組の日本のガールズロックバンド、THE NEWSは、骨太なロックサウンドと社会的メッセージを織り込んだ楽曲で知られています。

1989年にTBS系音楽番組『イカ天』への出演を機に注目を集め、各メンバーが楽器演奏とボーカルを兼任する独自のスタイルを貫いてきました。

1987年から2006年まで内田裕也主催のロックフェスに欠かさず出演し、女性バンドの草分け的存在として、硬派な姿勢で多くのファンを魅了してきました。

力強いサウンドと社会への問題提起を大切にしてきたTHE NEWSの音楽は、普遍的なメッセージを求めるリスナーにピッタリです。