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1980年代のガールズバンド特集。道を切りひらいた音楽と個性的な魅力

その名の通り女性だけで構成されたガールズバンドは、今や世界中で人気となった存在も多く、ここ日本においてもメジャーからインディーズにいたるまで、さまざまなタイプのバンドが活躍していますよね。

邦楽の歴史のおけるガールズバンドは、1970年代後半から1980年代前半にかけてデビューしたバンドたちがその道を切り開き、バンドブーム全盛期の80年代中盤にはヒットチャートを席巻するバンドも登場、ガールズバンドのブームが巻き起こりました。

今回は、邦楽ガールズバンドの歴史を語る上で外せない80年代のバンドをピックアップ、有名どころから知る人ぞ知るバンドまでをご紹介します!

1980年代のガールズバンド特集。道を切りひらいた音楽と個性的な魅力(21〜30)

ナースTHE NURSE

The Nurse – ナース (7″ Flexi. 1983)
ナースTHE NURSE

1980年代の音楽シーンに稲妻のように現れたのが、ガールズハードコア・パンクバンドのTHE NURSEです。

GASTUNKのBakiさんやTHE STALINのTamさんといった重鎮がプロデュースを手がけ、彼女たちの初期衝動を凶暴なまでに生々しいサウンドへと昇華させました。

その過激な音を聴いて「これが10代の女の子の音なのか!」と度肝を抜かれた方もいらっしゃるのでは?

活動期間は短く、メンバーの素性も謎に包まれていますが、その衝撃は今なお色あせず、2025年に処女作が再発されるなど、再注目が高まっています。

ウエディングベルSuger

80年代ヒットソングで、非常にはやっていたものとして多くの人の印象に残っているのが彼女たちの代表曲『ウエディングベル』。

彼女たちはヤマハのポプコン出身で、キーボード、ギター、ベースを中心とした女子3人のバンド編成でした。

後に、楽器を持たずにコーラスグループとして活躍していきました。

DANGER ZONEPINK JAGUAR

ピンクジャガー(PINK JAGUAR) - DANGER ZONE
DANGER ZONEPINK JAGUAR

当時、大人気だったアイドルグループ、セイントフォー。

彼女たちが解散してから半年後に結成されたのがピンク・ジャガーです。

浜田範子さんと鈴木幸恵さんのふたりからなるユニットです。

当時流行していたポップを意識した楽曲が多かったセイントフォーとは打って変わり、ロック色がかなり強くなりました。

その後も活動は続き、作詞作曲に挑戦するなどグラビアアイドルから一転、音楽の世界にどっぷりとハマるミュージシャンになりました。

1989年にはサポートとして入っていたバックバンドのメンバーたちと正式に、CHABACCOというバンドを結成したそうです。

探してるのにぃFAIRCHILD

探してるのにぃ(PV)/Fairchild
探してるのにぃFAIRCHILD

現在タレントとして活躍しているYOUさんが在籍していた3ピースバンド。

テクノポップ・ミュージックをYOUさんがアニメっぽいかわいらしい声で歌い、ハードロック調のギターがかき鳴らされるという、独特の世界観を構築していました。

大手飲料メーカーのテレビCMに楽曲が採用され、本人も出演するなど話題になりました。

DiamondsPRINCESS PRINCESS

プリンセス プリンセス 『Diamonds <ダイアモンド>』
DiamondsPRINCESS PRINCESS

『Diamond』『M』『世界で一番熱い夏』といった、今なお歌われる数々の名曲を生み出した伝説のガールズバンド、PRINCESS PRINCESS。

「プリプリ」の愛称で親しまれていますね。

1983年に結成し、1996年に惜しまれながらも解散。

その後、2012年に再結成し、2016年まで活動しました。

国内のガールズバンドとして最もセールスをあげたバンドとしても知られています。

元気なサウンドに、ボーカル岸谷さんのハイトーンボイスが、当時多くの人の心をわしづかみにしました。

にちようびJITTERIN’JINN

ジッタリン・ジン / にちようび ( Jitterin’ Jinn / Nichiyobi )【MV】
にちようびJITTERIN'JINN

『三宅裕司のいかすバンド天国』で6代目イカ天キングに輝いたバンド、ジッタリンジン。

テレビ出演時から、すでにスターのような輝きがあり、完成されたロカビリーらしい演奏が印象的でした。

そしてクールなたたずまいに、透明感のある美しい歌声。

現代に聴いても新鮮で、多くのバンドにもコピーされるほど良質な作品をデビュー直後から量産しました。

捨て曲が1曲もないほどの完成度の高いバンドでした。

Monkey Monkey / Control TowerBoys Boys

BOYS BOYS – MONKEY MONKEY/CONTROL TOWER (1980) [female punk japan]
Monkey Monkey / Control TowerBoys Boys

日本の女性パンクの道を切りひらいた、まさに伝説の存在がBoys Boysです。

1978年頃に結成され、たった1枚のシングルを残してシーンから姿を消した彼女たちのサウンドは、ラモーンズ直系のストレートなロックンロール!

ボーカルKummyさんの飾り気のない歌声と、荒削りながらも突き刺さるギターを聴けば、何にも縛られたくない!

という初期衝動を思い出す方も多いのではないでしょうか?

メンバーが自分たちで曲を作り演奏する姿は、後続のバンドに大きな影響を与えました。

この研ぎ澄まされたサウンドを聴きながら、日本のガールズパンクが生まれた瞬間の熱気を感じてみましょう!