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90年代を彩った昭和の名曲

1990年代は日本の音楽史において、最も大きな変化を見せた時期です。

現代では一般的なヒップホップやR&Bも、日本ではこの時代から本格的なアーティストが出現しました。

その一方でトラディショナルなポップミュージックもヒットを飛ばしており、過去に例を見ないほど多様的な音楽シーンでした。

今回はそんな1990年代のなかでも、1990年から1995年までの昭和の名曲をピックアップしました。

懐かしい作品がいくつも登場するので、世代の方は必見です!

90年代を彩った昭和の名曲

愛は勝つKAN

洋楽を中心としたさまざまな音楽性をJ-POPに落とし込んだ実験的な楽曲で人気を博しているシンガーソングライター、KANさん。

バラエティー番組『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌として起用された8thシングル曲『愛は勝つ』は、KANさんの名を幅広い層のリスナーに知らしめた大ヒットナンバーです。

楽曲全体をとおしてハイテンションなアレンジは、落ち込んでいる気持ちを前向きにしてくれるパワーがありますよね。

ソウルフルなコーラスワークも印象的な、1990年代のJ-POPシーンを代表するポップチューンです。

FACEglobe

小室哲哉さんの卓越したプロデュース力とKEIKOさんの表現力豊かなボーカルが融合した珠玉のダンスポップチューン。

avex globeから1997年1月に発売されたシングルで、エレクトロニックなリズムと印象的なメロディが織りなす洗練されたサウンドが心をつかみます。

フジテレビ系ドラマ『彼女たちの結婚』の主題歌およびNTT『まるちねっとフェア』のCMソングに起用され、オリコンチャートで初登場1位を獲得。

globeの代表曲として長く愛され続けている本作は、アルバム『FACES PLACES』にも収録され、300万枚以上の売上を記録しました。

ドラマティックな展開とグルーヴ感のあるサウンドは、心が躍るような瞬間や、大切な人との思い出を振り返る時間にピッタリです。

運命の人スピッツ

日常の細かな瞬間に人生の意味を見いだすような繊細な詩情と、現代社会における愛のあり方を問いかける普遍的なメッセージが心に響く珠玉の一曲です。

1997年11月にリリースされたシングルで、スピッツの音楽的な進化を象徴する作品として知られています。

アコースティック・ギターの温かみとブレイクビーツなど新しい試みが調和した印象的なサウンドは、オリコン週間シングルチャートで3位を記録。

1999年の映画『月光の囁き』の主題歌としても話題を集めました。

穏やかな夜に一人で聴きたい方や、人生の岐路に立つ時期の心の支えを求めている方にぜひオススメの一曲です。

空と君のあいだに中島みゆき

1970年代から2000年代の4つの年代においてシングルチャート1位を獲得するという大記録を持ったシンガーソングライター、中島みゆきさん。

『ファイト!』との両A面でリリースされた31stシングル曲『空と君のあいだに』は、社会現象になるほどの話題を集めたテレビドラマ『家なき子』の主題歌としてミリオンセラーとなったナンバーです。

トレードマークであるパワフルな歌声で紡がれるセンチメンタルな歌詞のストーリーは、聴いているだけでドラマ作品のシーンがオーバーラップしますよね。

世代の方と行くカラオケで歌えば注目されることまちがいなしの、エモーショナルなナンバーです。

おわりに

今回は1990年代のなかでも昭和にあたる名曲をピックアップしていったわけですが、カオスというかなんというか、とにかく時代をつかみにくい多様性のラインナップでしたね!

ここから流行が加速していき、日本の音楽シーンは多様性という面では縮小していきました。

1990年代のようなさまざまなジャンルが当たり前のように聴かれる時代がもう一度来てほしいものですね!

ラグミュージックでは今回の記事の他にも、1990年代をフィーチャーした記事がございます。

ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!