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【バロック音楽】時代を越えて愛され続ける代表作・有名曲を厳選

17世紀初頭から18世紀半ばに生まれた「バロック音楽」。

ヨハン・セバスチャン・バッハやアントニオ・ヴィヴァルディ、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルといった大作曲家が活躍したバロック時代、音楽は主に宮廷や教会で演奏されており、庶民には手の届かない「貴族の楽しみ」として親しまれていました。

今回は、そんなバロック時代に生まれた音楽の中から、数百年の時を越えて愛され続けてきた時代を代表する作品をご紹介します!

【バロック音楽】時代を越えて愛され続ける代表作・有名曲を厳選(11〜20)

マタイ受難曲J.S.Bach

バッハ《マタイ受難曲》全曲(1/2)カール・リヒター(1958)
マタイ受難曲J.S.Bach

ヨハン・セバスティアン・バッハの大作『マタイ受難曲』は、キリストの最後の日々を感動的に描き出した名曲です。

1727年の初演から約300年後の今も、聴く者の心を動かし続けるこの作品は、その豊かな表現力と規模の大きさで知られています。

特に、1829年、ロマン派を代表する作曲家のひとりであるフェリックス・メンデルスゾーンによる復活上演は、バッハ再評価のきっかけとなったそう。

深い感動を呼ぶ本作は、国籍や宗教などに関係なくすべてのクラシック音楽ファンにオススメの名作です。

調子のよい鍛冶屋Georg Friedrich Händel

調子の良い鍛冶屋 作曲:ヘンデル Full HD高音質(チェンバロ演奏)
調子のよい鍛冶屋Georg Friedrich Händel

『調子のよい鍛冶屋』は、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルが1720年に出版したハープシコード組曲の最後を飾る作品です。

この曲は、繰り返されるテーマと洗練された5つの変奏で構成されており、テクニカルなトリルやアルペジオ、三連符などが随所に盛り込まれています。

現在では、ピアノ学習者が練習する定番曲としてもおなじみになっているバロック時代の名曲、ハープシコードなどのバロック時代に実際に使われていた楽器の音色で聴いてみると、また違った印象を受けることでしょう。

アダージョ ト短調Tomaso Albinoni

ジャゾット アルビノーニのアダージョ
アダージョ ト短調Tomaso Albinoni

トマソ・アルビノーニの『アダージョ ト短調』としてバロック時代の作品に含めましたが、実はこの曲……アルビノーニの『ソナタ ト短調』の断片を使用して音楽学者のレモ・ジャゾットさんが1958年に作曲した作品なのだそうです!

『アルビノーニのアダージョ』として作曲家の名前入りで紹介されることも多い作品ですが、アルビノーニのエッセンスを取り入れた現代の作品だったというのが事実。

とはいっても、バロックらしさが感じられる点は否めないので、バロック音楽の雰囲気にひたりたいときにはピッタリの作品といえるのではないでしょうか。

古い時代の作品にありがちな「実はこの人の作品ではなかった!?」といったエピソード、とっても興味深いですよね。

トランペット ・チューン・アンド・エアHenry Purcell

ヘンリー・パーセルが1685年に生み出した『トランペット・チューン・アンド・エア』は、壮麗なトランペットの旋律が印象的な作品。

鍵盤楽器のために書かれ、その後トランペットの名曲として広く知られるようになりました。

上品さと華やかさを兼ね備えたこの曲は、結婚式などの幸せな瞬間によく演奏されますが、日本ではカップラーメンのCMで使われた曲としてもおなじみ。

替え歌のコミカルなイメージしかない!という方は、ぜひ原曲を味わってみてくださいね。

私を泣かせてくださいGeorg Friedrich Händel

私を泣かせてください”Lascia ch’io pianga”Händel
私を泣かせてくださいGeorg Friedrich Händel

邦題『私を泣かせてください』としても親しまれている『Lascia ch’io pianga』は、ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデル作曲のオペラ『リナルド』の中の1曲。

囚われの悲しみを歌うアルミレーナの心情を描いたこのアリアは、バロック音楽の感動的な美しさを感じさせる声楽の名曲で、イタリア古典歌曲集にもおさめられています。

残念ながら、現在ではオペラとしての上演されることはありませんが、とりわけ美しい本曲は、歌曲としてさまざまな名歌手のコンサートでも取り上げられています。