アルカンジェロ・コレッリの名曲、人気曲|美しく優雅な旋律の調べ
イタリアの作曲家でありヴァイオリニストでもあるアルカンジェロ・コレッリ。
バロック音楽を代表する作曲家として名を残し、後にバッハ、ヘンデル、ヴィヴァルディ、ラフマニノフなどに影響を与えました。
コレッリの音楽は旋律の美しい流れと伴奏パートの丁寧な扱いが特徴的で、彼だから作れる世界観に心が癒されるような作品ばかりです。
しかし作品数は比較的少なく、『合奏協奏曲』と『トリオ・ソナタ』、『ヴァイオリン・ソナタ』が主な作品となっています。
本記事では、その作品の中から名曲、人気曲をピックアップしました。
教会で聴きたくなるような繊細で優雅な旋律を、どうぞお楽しみください。
アルカンジェロ・コレッリの名曲、人気曲|美しく優雅な旋律の調べ(1〜10)
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 作品5 第12番「ラ・フォリア」Arcangelo Corelli

コレッリが最晩年に書いた優美な旋律の名曲。
変奏曲形式で構成された本作は、哀愁を帯びたテーマが次第に情熱的に展開していきます。
ゆったりとした冒頭の旋律が、徐々にテンポを上げていく様子は、まるで人生の喜びや悲しみを描いているかのよう。
バロック・ヴァイオリンの柔らかな音色が、曲の持つ繊細な感情表現をより引き立てています。
1700年頃に出版され、後のバッハやヘンデルにも影響を与えた重要な作品。
ラフマニノフもこの主題を用いた変奏曲を作りました。
クラシック音楽の魅力を存分に味わいたい方にオススメです。
合奏協奏曲 ト短調 作品6 第8番「クリスマス協奏曲」Arcangelo Corelli

優雅な旋律が心に染み入る名曲です。
合奏協奏曲の形式を用いながら、クリスマスの静けさや祝祭感を見事に表現しています。
6つの楽章からなる構成は、バロック音楽では珍しく、聴き手を飽きさせません。
とくに最後の楽章『パストラーレ』は、牧歌的で穏やかな旋律が印象的。
ヴァイオリンがバグパイプの音色を模倣し、クリスマスの風景を感じさせます。
1690年頃に作曲されたこの曲は、今でも多くの人々に愛され続けていますね。
クリスマスシーズンに心安らぐひとときを過ごしたい方にオススメの1曲です。
ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品5 第8番Arcangelo Corelli

繊細で優雅な旋律が心に響くヴァイオリン・ソナタ。
バロック音楽の粋を凝縮した4つの楽章が、聴く者を美しい音の世界へと誘います。
ヴァイオリンの表現力豊かな演奏と、通奏低音の調和が絶妙。
1689年頃に出版されたこの曲は、後のバッハやヘンデルにも影響を与えました。
静謐なプレリュードからアルマンド、サラバンド、そして華やかなジーグまで、変化に富んだ構成も魅力的です。
ぜひ聴いてみてくださいね。
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品5 第10番Arcangelo Corelli

優雅で美しい旋律が特徴的な本作。
軽快な「Allegro」から始まり、緩やかな「Adagio」を経て、再び活気に満ちた「Allegro」へと移り変わっていきます。
ヴァイオリンの技巧的なフレーズと通奏低音との巧みな対話が魅力的で、聴く人を17世紀後半から18世紀初頭のイタリアへと誘います。
バロック音楽特有の感情表現と技巧を兼ね備えた名作で、クラシック音楽ファンはもちろん、バロック音楽に興味のある方にもオススメですよ。
ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 作品5 第7番Arcangelo Corelli

ヴァイオリン・ソナタ ニ短調 作品5 第7番(Violin Sonata D minor Op.5 No.7)1:プレリューディオ、2:クーラント、3:サラバンド、4:ジーグ。
演奏はヴァイオリン:マルウィーナMikołajczakさん、アコーディオン:クシシュトフLutrzykowskiさん。
シンフォニア ニ短調 WoO.1Arcangelo Corelli

バロック音楽を代表するコレッリの手による美しい序曲です。
689年に発表されたこの曲は、優雅な旋律が特徴的で、オラトリオの幕開けを飾るために書かれました。
緩やかなテンポで始まり、やがて生き生きとした音楽へと変化していく様子は、まるで物語の展開を予感させるかのよう。
繊細な対位法や和声の使い方も見事で、コレッリならではの音楽的魅力に満ちています。
バロック音楽に興味のある方はもちろん、心を落ち着かせたい時にもオススメです。
静かに耳を傾けると、優美な旋律の中に込められた深い情感が伝わってくるでしょう。
4声のソナタ ニ長調 WoO.4Arcangelo Corelli

優雅な雰囲気と繊細な演奏が魅力のこの作品。
トランペットの華やかな音色と、ヴァイオリンの流麗な旋律が見事に調和しています。
通奏低音が全体を支え、バロック音楽特有の豊かな和声進行が耳に心地よく響きます。
優美な旋律と力強いリズムのコントラストが印象的で、バロック音楽に親しみたい方や、洗練された室内楽を楽しみたい方にオススメ。
1700年頃のイタリアで人気を博した音楽スタイルを今に伝える、貴重な作品といえるでしょう。
トリオ・ソナタ イ短調 作品1の4Arcangelo Corelli

優美な旋律が心に響く珠玉の室内楽作品。
2つのヴァイオリンと通奏低音による美しい調べが、聴く人を魅了します。
1681年に発表されたこの作品は、コレッリの名を広めるきっかけとなりました。
緩急の対比が際立つ4楽章構成で、感情豊かな表現が随所にちりばめられています。
とくに緩徐楽章では、深い表現力が求められ、演奏者の技量が試されます。
バロック音楽の真髄を味わいたい方や、心静かに音楽に浸りたい方にオススメの作品ですよ。
ヴァイオリン・ソナタ ハ長調 作品5 第3番Arcangelo Corelli

バロック音楽の優雅さを存分に味わえるこの作品。
5つの楽章から成り、内省的なアダージョから活気あふれるフーガへと移り変わる構成が魅力的です。
とくに印象的なのは、ヴァイオリンの即興的な装飾が許される第1楽章。
演奏者の技量が存分に発揮される場面でもあります。
1700年に出版された際、ローマの音楽界に大きな衝撃を与えました。
旋律の美しさと和声の精緻さを追求したい方にオススメです。
ゆったりとした時間の中で、バロック音楽の真髄に触れてみてはいかがでしょうか。
トリオ・ソナタ ニ長調 作品3の2Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ニ長調 作品3の2(Trio Sonata D major Op.3 No.2)。
演奏はTCUコレギウム。
ヴィオラ・ダ・ガンバ:スチュアート・チェイニーさん、チェンバロ:ジョセフ・バトラーさん、ヴァイオリン:チャヨン・リーさん、ジュリアン・テッロ Jr.さん。
アルカンジェロ・コレッリの名曲、人気曲|美しく優雅な旋律の調べ(11〜20)
4声のソナタ ト短調 WoO.2Arcangelo Corelli

バロック音楽の傑作として名高い本作。
2つのヴァイオリンとヴィオレッタ、通奏低音で構成されています。
緩急自在に描かれる4つの楽章は、それぞれ異なる表情を見せます。
冒頭のアダージョでは、ゆったりとした旋律が深い情感を湛え、続くアレグロでは活気に満ちた対位法が聴く者を魅了します。
静謐な第3楽章を経て、プレストの終楽章では躍動感ある軽快なリズムが特徴的。
繊細な旋律と豊かな和声が織りなす音の世界は、まるで天上の調べのよう。
バロック音楽に馴染みのない方も、きっと心癒される1曲です。
トリオ・ソナタ ハ長調 作品4の1Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ハ長調 作品4の1(Trio Sonata C major Op.4 No.1)。
演奏はムジカ・パシフィカ。
リコーダー:Judith Linsenbergさん、ヴァイオリン:Elizabeth Blumenstockさん、チェロ:William Skeenさん、テオルボ:John Lentiさん。
オルガン:Charles Shermanさん。
トリオ・ソナタ ロ短調 作品3の4Arcangelo Corelli

繊細で優雅な旋律が心に響く名作。
2本のヴァイオリンと通奏低音による絶妙な掛け合いが、バロック音楽の魅力を存分に引き出しています。
ロ短調の調性が醸し出す哀愁と、リズミカルな展開のコントラストが印象的。
第2楽章のテーマは、後にバッハがオルガン曲で引用したことでも知られています。
静かな情感を呼び起こす教会ソナタスタイルは、心を落ち着かせたい時にオススメ。
バロック音楽の真髄を味わいたい方や、クラシック音楽の歴史に興味がある方にぜひ聴いていただきたい1曲です。
トリオ・ソナタ 変ロ長調 作品3の3Arcangelo Corelli

バロック音楽を代表する作品の一つで、優雅で美しい旋律が特徴的です。
4つの楽章からなる本作は、荘厳な雰囲気のプレリューディオに始まり、活気あふれるアレマンダ、静かで哀愁を帯びたサラバンダ、そして軽快なジーガへと展開していきます。
1689年に発表された際、その高度な対位法や和声の使い方は、当時の音楽界に大きな影響を与えました。
まるで教会で聴いているかのような厳かさと、優美な旋律の流れが心を癒してくれる本作。
バロック音楽の魅力を存分に味わいたい方にオススメの1曲です。
合奏協奏曲 ヘ長調 作品6 第9番Arcangelo Corelli

バロック音楽の名手が残した珠玉の作品。
まるで精巧な宝石のように、緻密に作り込まれた音の連なりが印象的です。
コンチェルティーノとリピエーノが織りなす対話は、まるで春の息吹を感じさせるかのよう。
穏やかな前奏に始まり、軽快なアレマンデ、躍動感あふれるコレンテと続き、ガヴォットの優雅さ、アダージョの感情の深さ、そしてミヌエットの華やかさへと移り変わっていきます。
6つの楽章それぞれが異なる表情を見せながら、全体として見事な調和を生み出しているのが魅力的な作品です。
合奏協奏曲 二長調 作品6 第4番Arcangelo Corelli

合奏協奏曲 二長調 作品6 第4番(Concerto grosso D major Op.6 No.4)。
演奏は、NTU ストリング・オーケストラ。
ヴァイオリン:クリストファー・チュアさん、ハ・クァン・トランさん、チェロ:ジョナサン・クーさん、他。
指揮:ジェラルド・チアさん。
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品5 第9番Arcangelo Corelli

バロック時代の名作『ヴァイオリン・ソナタ イ長調 作品5 第9番』。
たえまなく流れる旋律の美しさに心が奪われます。
ヴァイオリンの技巧的な表現力と、通奏低音との絶妙な対話が印象的。
各楽章には、ガヴォットやジーグといった舞曲の要素が取り入れられ、軽快で優雅な雰囲気を醸し出しています。
1685年にローマで出版された本作は、当時の貴族たちからも高い評価を受けました。
室内楽の醍醐味を感じられるこちらの作品、ぜひ聴いてみてくださいね。
合奏協奏曲 ヘ長調 作品6 第12番Arcangelo Corelli

優雅で流麗な旋律が印象的な合奏協奏曲。
バロック音楽の粋を集めたような本作は、コレッリの音楽的才能が存分に発揮された傑作です。
ソリストとオーケストラの絶妙な掛け合いが、聴く者の心を魅了します。
穏やかで優美な雰囲気の中にも、時折力強さが顔を覗かせる構成は、まるで貴族の舞踏会を思わせるようですね。
1714年に出版されたこの曲は、バロック音楽の真髄を感じたい方や、心を癒されたい方にオススメです。
合奏協奏曲 変ロ長調 作品6 第11番Arcangelo Corelli

バロック音楽の粋を集めたような、美しく優雅な旋律が印象的な作品。
1714年に出版されたこの曲は、オーケストラとソロの緻密な掛け合いが随所に見られ、聴く者を魅了します。
プレリュードの荘厳な雰囲気から、軽快なアレマンダ、そして情感豊かなサラバンダと、曲調の変化に富んだ構成も魅力的。
とくに最後のジーガでは、エネルギッシュな展開が聴き手を圧倒します。
優雅な旋律に身を委ねれば、まるでバロック時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえることでしょう。
トリオ・ソナタ ト短調 作品4の2Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ト短調 作品4の2(Trio Sonata G minor Op.4 No.2)。
演奏は、ルードゥス・インストゥルメンタルです。
バロック・ヴァイオリン:エフゲニー・スヴィリドフさん、アンナ・ドミットリバさん、チェンバロ:エカテリーナ・ビアズワさん。
アルカンジェロ・コレッリの名曲、人気曲|美しく優雅な旋律の調べ(21〜30)
合奏協奏曲 二長調 作品6 第7番Arcangelo Corelli

合奏協奏曲 二長調 作品6 第7番(Concerto grosso D major Op.6 No.7)。
演奏はコレギウム・マリアヌム。
ヴァイオリン:レンカ・トルゲシェンさん、Magdalena Maláさん、Simona Tydlitátováさん、Petra Ščevkováさん、テオルボ:Jan Krejčaさん、他。
合奏協奏曲 ヘ長調 作品6 第2番Arcangelo Corelli

合奏協奏曲 ヘ長調 作品6 第2番(Concerto grosso F major Op.6 No.2)。
演奏はヴォイセズ・オブ・ムジク。
バロック・ヴァイオリン:Kati Kymeさん、Elizabeth Blumenstockさん、Lisa Grodinさん、バロック・オルガン:Hanneke van Proosdijさん、他。
ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品5 第4番Arcangelo Corelli

ヴァイオリン・ソナタ ヘ長調 作品5 第4番(Violin Sonata F major Op.5 No.4)アダージョ – アレグロ – ヴィヴァーチェ – アダージョ – アレグロ。
演奏はヴァイオリン:桂朋子さん、チェロ:ギヨーム・グロスバードさんです。
ルーテル市ヶ谷ホールでのライヴ。
合奏協奏曲 ハ短調 作品6 第3番Arcangelo Corelli

合奏協奏曲 ハ短調 作品6 第3番(Concerto grosso C minor Op.6 No.3)。
演奏は、Ortアンサンブル。
ヴァイオリン:Chiara Morandiさん、Marcello D’Angeloさん、Gabriella Colomboさん、Angela Asioliさん、チェロ:Giovanni Simeoneさん、他。
合奏協奏曲 二長調 作品6 第1番Arcangelo Corelli

合奏協奏曲 二長調 作品6 第1番(Concerto grosso D major Op.6 No.1)。
演奏はニューヨーク・バロック・インコーポレーテッド。
ヴァイオリン:ロレンツォ・コリットさん、アドリアーネ・ポストさん、ハープシコード:ジェフリー・グロスマンさん、他。
トリオ・ソナタ へ長調 作品1の1Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ へ長調 作品1の1(Trio Sonata F major Op.1 No.1)。
演奏はアンサンブル・ヴィラノヴァ。
ヴァイオリン:ジョアンナMorskaさん、リコーダー:ジャセクUrbaniakさん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:パヴェルZalewskiさん、オルガン:Michał Sawickiさん。
トリオ・ソナタ イ短調 作品4の5Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ イ短調 作品4の5(Trio Sonata A minor Op.4 No.5)。
演奏はチャタム・バロック。
ヴァイオリン:Andrew Foutsさん、Allison Edbergさん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:Patricia Halversonさん、テオルボ:Scott Pauleyさん、チェンバロ:Leon Schelhaseさん。
トリオ・ソナタ イ長調 作品1の3Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ イ長調 作品1の3(Trio Sonata A major Op.1 No.3)。
演奏はムジカ・アエテルナ。
ヴァイオリン:ピーター・ザジセックさん、ピーター・ゼレンカさん、チェロ:トーマス・カルドスさん、スピネット(チェンバロ):ヤナDzurňákováさん。
トリオ・ソナタ ト短調 作品1の10Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ト短調 作品1の10(Trio Sonata G minor Op.1 No.10)。
演奏はフルート:ダニエル・ガリンさん、ヴァイオリン:コンスタン・イケイさん、マリエル・モラレスさん、チェロ:ブルーノ・ダンブロジオさん、ピアノ:ロシオ・ポロさんです。
トリオ・ソナタ ト長調 作品2の12Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ト長調 作品2の12(Trio Sonata G major Op.2 No.12)。
演奏はバロック・ヴァイオリン:チェ・ユンジョンさん、ソン・ギョンミンさん、チェロ:ガン・ジヨンさん、チェンバロ:イ・スジョンさん、テオルボ:コウ・ソウダイさんです。
アルカンジェロ・コレッリの名曲、人気曲|美しく優雅な旋律の調べ(31〜40)
トリオ・ソナタ ニ短調 作品3の5Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ニ短調 作品3の5(Trio Sonata D minor Op.3 No.5)。
演奏はクロアチア・バロック・アンサンブル。
ヴァイオリン:アレッサンドロ・タンピエーリさん、ローラVadjonさん、チェロ:ブラニミールPustičkiさん、チェンバロ:パバオMašićさん。
トリオ・ソナタ ニ短調 作品4の8Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ニ短調 作品4の8(Trio Sonata D minor Op.4 No.8)。
演奏はカメラータ・アンティカ・ソウルです。
バロック・ヴァイオリン:Ryo Terakadoさん、Jiyoung Kimさん、バロック・チェロ:Yujin Changさん、チェンバロ:Jeeyoung Parkさん。
トリオ・ソナタ ニ長調 作品2の1Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ニ長調 作品2の1(Trio Sonata D major Op.2 No.1)。
演奏は、ムジカ・グロリフィカです。
バロック・ヴァイオリン:キム・ジンさん、キム・ユンギョンさん、テオルボ:レジーナ・アルバネズさん、チェンバロ:ベンジャミン・アラードさん。
トリオ・ソナタ ヘ長調 作品3の1Arcangelo Corelli

トリオ・ソナタ ヘ長調 作品3の1(Trio Sonata F major Op.3 No.1)。
演奏はヴァイオリン:ヒョン・ジュ・リーさんとドルチェ・スオーノ・トリオ。
フルート:ミミ・スティルマンさん、チェロ:ユミ・ケンドールさん、チェンバロ:チャールズ・アブラモヴィツさん。
トリオ・ソナタ 変ロ長調 作品1の5よりArcangelo Corelli

トリオ・ソナタ 変ロ長調 作品1の5(Trio Sonata Bb major Op.1 No.5)よりグラーヴェ。
演奏はアンサンブル・アド・リビトゥム。
Go Yamamotoさん、Martie Perryさん、Christine Kyprianides-Potterさん、Adrienne Shipleyさん、テオルボはMagnus Anderssonさん。
ラ・フォリアArcangelo Corelli

弦楽合奏やバロック楽団の間でこの曲は非常に有名で、実はあのラフマニノフやクライスラーもこの曲を編曲されています。
覚えやすいテーマから始まり、チェンバロやオルガンにふさわしい曲調でこの曲を彩っています。
また、フィナーレになるとこれまでの曲調を華麗にまとめ上げ、説得力のある幕引きを聴かせてくれます。
合奏協奏曲第8番「クリスマス」Arcangelo Corelli

コレルリが作曲した、全12曲からなる合奏協奏曲集のなかでもっとも有名な曲です。
コレルリ自身「キリスト降誕の夜のために作曲した」と書いてあり、クリスマスの真夜中におこなうミサのために作曲されました。
チェンバロと弦楽器の音色が美しくも優しく響き渡り、教会の中でキリストの降誕を祝う姿が想像できそうな曲となっています。
合奏協奏曲集 ト短調 作品6-8「クリスマス」Arcangelo Corelli

コレッリは、イタリアの作曲者・指揮者・ヴァイオリン奏者です。
合奏協奏曲集は、1712年に出版されました。
合奏協奏曲「クリスマス」は、ヴィオラ、ヴァイオリンチェロなどの弦楽器の奏でるト短調の旋律が、平和で神聖なクリスマスの雰囲気です。
ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品5 第5番Arcangelo Corelli

ヴァイオリン・ソナタ ト短調 作品5 第5番(Violin Sonata G minor Op.5 No.5)。
演奏はバロック・ヴァイオリン:オディール・エドゥアールさん、アルパ:マーラ・ガラッシさん、チェロ:アラン・ジェルローさん、チェンバロ:フィリップ・デスポントさん。
ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品5 第1番Arcangelo Corelli

ヴァイオリン・ソナタ ニ長調 作品5 第1番(Violin Sonata D major Op.5 No.1)。
演奏はヴァイオリン:パトリック・コーエン・アケネインさん、チェンバロ:Beatrice Martinさん、ヴィオラ・ダ・ガンバ:Amit Tiefenbrunnさん、テオルボ:Eitan Hofferさん。
おわりに
コレッリの名曲、人気曲を紹介しました。
ヴァイオリン・ソナタ の『ラ・フォリア』と、合奏協奏曲の 『クリスマス協奏曲』が最も有名ですが、それ以外の曲も美しい作品ばかりですよね。
こちらで紹介した曲以外にもまだ作品は少しあるので、気になった方は聴いてみてくださいね。
ラフマニノフが作曲した『コレッリの主題による変奏曲』もとても有名なので、ぜひ合わせて聴いてみてください!