【低音】ベースソロが光る邦楽曲まとめ【テクニック】
「耳と体に響く低音が大好き」この記事にたどり着いたあなたはきっとそういう方でしょう。
ベースって一度ハマってしまうと抜け出せない魅力がありますよね。
曲全体を支えつつ、時には前に出てきてビシッと決める……めくるめく低音ワールド。
今回この記事では曲中にベースソロが登場する邦楽曲をたっぷりとまとめてみました。
ぜひじっくりとベースの魅力を味わってみてくださいね。
また、ご自身でベースを演奏される方は、この機会にぜひコピーしてみてくださいね!
【低音】ベースソロが光る邦楽曲まとめ【テクニック】(1〜10)
シュガーサーフおいしくるメロンパン

少年のような透明感のハイトーンボイスをフィーチャーした哀愁のあるギターロックサウンドで注目を集めている3ピースロックバンド、おいしくるメロンパンの楽曲。
1stアルバム『thirsty』に収録されている楽曲で、軽快で疾走感のあるビートがテンションを上げてくれますよね。
ギターのカッティングと絶妙に絡み合うスラップ、ジャジーなフレーズ、速いビートのまま突き抜けるメロディアスなプレイなど、まさにベースのクールさをこれでもかと感じられるのではないでしょうか。
バッキングのプレイも含めて曲全体のベースに耳をすませてほしい、中毒性のあるロックチューンです。
芥の部屋は錆色に沈むキタニタツヤ

とがった音像がはちゃめちゃにかっこいい『芥の部屋は錆色に沈む』はキタニタツヤさんによる楽曲で、2016年にリリース。
出だしから一緒になってクラップしたくなる、中毒性の高いロックチューンです。
曲調と、鬱屈とした雰囲気のリリックがよく合っているんですよね。
ベースソロは2番サビ終わり、間奏に入るタイミング。
ディストーションでゆがませたままに、迫力のあるスラップ!
ライブでも非常に盛り上がる、アグレッシブなプレイングです。
FULL HOUSEGIRLFRIEND

全員がZ世代での女性で構成され、2015年から2021年にかけて活躍した4人組バンドのGIRLFRIEND。
ベース的には現在ソロアーティストとしてもテクニカルなベーシストとしても高い知名度を誇るMINAさんが在籍していた、ということに注目してほしいですね。
彼女の高度なテクニックに裏打ちされたプレイはテクニカルなプレイヤーが揃うGIRLFRIENDの楽曲群の中でも存分に発揮されており、2020年にリリースされたセカンドアルバム『HOUSE』収録のこちらの『FULL HOUSE』は攻撃的なスラップベースが実にかっこいいですよ。
楽曲全体を通してソロのような構成となっているくらいに強烈なベースプレイが連続しているため、テクニカルなベースの音がお好きな方は要チェックです!
【低音】ベースソロが光る邦楽曲まとめ【テクニック】(11〜20)
等身大の地球UNISON SQUARE GARDEN

テクニカルな演奏に定評のあるロックバンド、UNISON SQUARE GARDEN。
彼らの名前を冠したメジャーファーストアルバム収録の『等身大の地球』では、田淵智也さんによるファンキーなベースソロが聴けます。
音階を上がっていくようなバンドアンサンブルから、ドラム、クラップのみを背景にしたベースプレイ、その動静がグッと来ます。
自然と縦乗りしてしまうアッパーチューンを、ぜひチェックしていってください!
月並みに輝け結束バンド

人気漫画が原作のアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』から飛び出した「結束バンド」は、もはやアニメ好きもロック好きも巻き込んで大人気ですよね。
10代の少女たちの青春がこれでもかと詰め込まれた歌詞、00年代の邦楽オルタナティブロック的な要素を存分に盛り込みつつ、20年代らしいサウンドへと落とし込んだ楽曲はアニメに登場するバンドという枠内をこえて聴き応え抜群です。
こちらの『』は2024年に公開された『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:』のオープニングテーマとして起用され、2024年の8月にリリースされたミニアルバム『Re:結束バンド』にも収録されている人気曲。
高間有一さんが録音を担当したベースは攻撃的でひずんだ音が特徴的で、楽曲全体的に暴れまわるフレーズが耳を引きますよね。
楽曲中盤でギターソロと共に聴けるベースソロ的なフレーズは、グリッサンドを駆使したうねるようなプレイで魅せてくれますよ。
MECHANICAL DANCELUNA SEA

ロックバンドのベーシストといえば寡黙に8ビートを刻む、というイメージが強かった時代もありましたが、いわゆるヴィジュアル系のバンドとしてデビューしたベーシストたちはそういった概念を覆したプレイヤーが多い印象ですね。
その筆頭とも言えるのがLUNA SEAのJさん。
華のある見た目と攻撃的かつメロディアスなベースは、多くのキッズたちがベースを志すきっかけとなりました。
そんなJさんの独創的なベースソロが楽しめる楽曲といえばこちらの『MECHANICAL DANCE』でしょう。
裏を意識したフレーズの中に和音を盛り込むなどJさんのセンスが光るソロで、後にさまざまなヴィジュアル系バンドの楽曲に似たようなタイプのベースソロが頻出したほどの影響力を持つ楽曲ならびにソロですから、ぜひチェックしてみてください。
SHUTTER SPEEDSのテーマGLAY

GLAYのJIROさんも、1990年代にベーシストのイメージを変えた人気プレイヤーの一人ですよね。
当時はファッションアイコンとしても大人気でしたし、ベーシストとしてはロックにこだわらないさまざまなタイプのリズムをこなすタイプのプレイヤーですが、JIROさんがリードボーカルも担当したこちらの人気曲『SHUTTER SPEEDSのテーマ』は、彼のパンキッシュな面が押し出された名曲です!
イントロからバキバキにひずんだ音作りで繰り出される攻撃的なベースが最高にかっこいいですし、中盤の縦横無尽に動き回るベースソロを必死にコピーしたというキッズも多いはず。
まさにベースが主役といっても過言ではないナンバーですから、ベースの音が好きな方は要チェックですよ!