【洋楽】ブルースロックの名曲。おすすめの人気曲まとめ
ジャズやロックなどさまざまなジャンルの起源として知られるブルースにもサブジャンルがあり、中でもブルースロックは文字通りブルースを基盤とするロックを称したジャンルです。
本場アメリカのブルースに影響を受けたイギリスのミュージシャンたちを中心として誕生したのですが、実際にはガレージやサイケデリックなど、ブルースロックと呼ばれる作品の中でも多くの要素が含まれていることも多いのですね。
こちらの記事では「ブルースロック」とされる洋楽の名曲をピックアップ、00年代以降のバンドも含めて紹介しています。
当サイトで公開中の「ブルースロックの名盤 一度は聴きたいおすすめのアルバム」という記事と合わせてお楽しみください!
【洋楽】ブルースロックの名曲。おすすめの人気曲まとめ(11〜20)
Rock And Roll, Hoochie KooJohnny Winter

ギターの魔術師、ジョニー・ウィンターさんによる『Rock And Roll, Hoochie Koo』は、ブルースロックの魅力を存分に感じさせてくれる節目となる一曲です。
熱いギターソロは聴く者の心を揺さぶり、生々しいエネルギーが伝わってきます。
カバーされることも多いこの曲は、ツインギターによる緻密なアレンジと豊かな表現力で、音楽ファンならずとも惹き込まれるでしょう。
ブルースの根源的な感情をロックのダイナミズムで表現しており、ブルースロックを象徴する名曲として今も色褪せない存在感を放っています。
Icky ThumpThe White Stripes

荒々しいギターリフと力強いドラムが印象的な一曲で、ブルースロック好きなら必聴です。
ザ・ホワイト・ストライプスの代表曲として知られ、2007年にリリースされたアルバム『Icky Thump』に収録されています。
歌詞は、アメリカの移民問題を風刺的に描き、社会への鋭い洞察を示しています。
ジャック・ホワイトさんの圧倒的な演奏と歌唱力が光る本作は、ガレージロックの名曲としても高く評価されています。
ドライブ中やパーティーなど、エネルギッシュな音楽を楽しみたい時にぴったりの一曲です。
Tighten UpThe Black Keys

ブルースの骨太なリズムにロックのエッジを効かせた『Tighten Up』は、アメリカのロックバンド、The Black Keysが放つ逸品です。
バンドの魅力を凝縮したこの曲は、ボーカルDan Auerbachさんとデンジャー・マウスさんの偶然から生まれたヒットナンバー。
シンプルでありながらも心地よいグルーヴは、リスナーをブルースロックの世界観へと誘います。
気取りがない真摯なサウンドは聴く者の心に深く響き、ブルースロックの新たな魅力を教えてくれます。
特にギターのリフと渋みのあるボーカルは、このジャンルの核心を突く圧巻のパフォーマンスです。
オススメの名曲として、是非多くの方に聴いていただきたい一曲です。
Roadhouse BluesThe Doors

伝説的なバンド、ザ・ドアーズの楽曲『Roadhouse Blues』は、ブルースとロックが見事に融合した名曲です。
1960年代を席巻した彼らの特徴的なサウンドは、ジム・モリソンさんの独特なカリスマと深遠な歌詞に支えられています。
この曲では、力強いギターリフと心地よいハーモニカの音色が、典型的なブルースのムードを醸し出しています。
ブルージーな響きが堪能できるこの楽曲は、ブルースロックを知る上で外してはならない一曲と言えるでしょう。
後の多くのロックバンドに影響を与えたザ・ドアーズが放つ、時間を超えて輝き続ける傑作を、ぜひお楽しみください。
Damn Right, I’ve Got the BluesBuddy Guy

シカゴブルースの巨匠、バディ・ガイさんの代表曲。
本作は1991年にリリースされた同名のアルバム『Damn Right, I’ve Got the Blues』に収録されており、彼のキャリアの転換となった作品です。
ブルースの本質である苦悩や孤独を、ガイさんの魂のこもったボーカルと巧みなギタープレイで表現は圧巻ですね。
エリック・クラプトンさんらゲストミュージシャンの参加も話題となり、ガイさんにとって初のグラミー賞受賞作品となった本作。
ブルースの深い感情を味わいたい方や、ガイさんの演奏力を堪能したい方にオススメの1曲です。