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ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム

ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。

ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。

そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。

今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!

本領発揮とも言えるライブ盤も含めて選出致しました。

ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)

パラダイス・アンド・ランチRy Cooder

「パラダイス・アンド・ランチ」(Paradise and Lunch)は、アメリカのミュージシャン、スライドギターの名手、ライ・クーダーが1974年に発表した、ソロ名義では4作目のスタジオ・アルバム。

ラグタイム、ブルース、カントリー等、アメリカのルーツ・ミュージックを独自のフィンガー・ピッキングで弾くスタイルは多くの称賛を浴びている。

伝説のライヴLed Zeppelin

Led Zeppelin – Immigrant Song (Live 1972) (Official Video)
伝説のライヴLed Zeppelin

「伝説のライヴ」(でんせつのライヴ、How the West Was Won)は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンのライブ・アルバム。

2003年発表。

ブルースを基盤にスーパーロックバンドを結成したジミーペイジのプレゼンスなギター、ジョン・ボーナムの豪快などラミング、ロバート・プラントの高音ボーカル、どれをとっても素晴らしい。

アー・ユー・エクスペリエンスト?Jimi Hendrix

アー・ユー・エクスペリエンスト?(Are You Experienced)は、ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスが1967年に発表したデビュー・アルバム。

言わずと知れた天才ギタリスト。

ブルースをロックに変えた男と称されている。

Safe as Milk

ElectricityCaptain Beefheart and his Magic Band

1967年にリリースされたCaptain Beefheart and his Magic Bandのデビューアルバム『Safe as Milk』は、ブルースロックの礎を築いた名盤の1つです。

サイケデリックな要素を取り入れた独特のサウンドと、キャプテン・ビーフハートさんの力強いヴォーカルが印象的。

収録曲の中でも、テルミンを使用した実験的な楽曲は、当時のA&Mレコードがリリースを拒否するほど斬新でした。

内なる光を求める歌詞は、暗闇との闘いをメタファーで表現し、希望を見出す難しさを描いています。

ブルースの伝統を大切にしながらも、新しい音楽の可能性を追求したい方におすすめの1枚です。

Cheap Thrills

Ball And ChainBig Brother&the Holding Company

Big Brother and the Holding Company – Ball And Chain – 8/16/1968 – San Francisco (Official)
Ball And ChainBig Brother&the Holding Company

ブルースの魂を揺さぶる力強いヴォーカルと、サイケデリックな音楽性が融合した名盤『Cheap Thrills』。

Big Brother and the Holding Companyが1968年8月にリリースしたこのアルバムは、ジャニス・ジョプリンさんの圧倒的な歌唱力が際立つ一枚です。

愛と痛み、人間関係の複雑さを探求した歌詞は、聴く者の心に深く刻まれます。

本作は1968年のBillboard 200で8週連続1位を獲得し、ロック史に燦然と輝く傑作として今なお多くの音楽ファンに愛され続けています。

ブルースロックの真髄を感じたい方、心震わせる歌声に触れたい方におすすめの一枚です。

フリートウッド・マックFleetwood Mac

Fleetwood Mac – Peter Green’s Fleetwood Mac Full Album (1968 Vinyl Rip)
フリートウッド・マックFleetwood Mac

フリートウッド・マック(Fleetwood Mac)は、1967年、「ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズ」のメンバーだったピーター・グリーンを中心に結成したフリートウッド・マックのデビューアルバムで1968年に発表された。

後のポップなイメージで大成功を収めた、フリートウッド・マックとはまるで違う骨っぽいブルース・ロックを聴かせてくれる。

That’s What I Am Here For

Hey JoeRoy Buchanan

Roy Buchanan – Hey Joe (Live From Austin TX)
Hey JoeRoy Buchanan

ブルースロックの名作として知られるアルバム『That’s What I Am Here For』は、ロイ・ブキャナンさんの音楽的才能が遺憾なく発揮された作品です。

1973年にリリースされたこの名盤は、ブキャナンさん独特のテレキャスター・サウンドと深みのあるブルースの融合が見事に表現されています。

本作には、暴力的なテーマを扱いながらも、後悔や逃亡の願望といった複雑な感情が込められた楽曲が収録されており、ブキャナンさんのギター・プレイの技巧と表現力の高さが際立っています。

ブルースの世界で「テレキャスターの英雄」と呼ばれた彼の演奏は、多くのギタリストに影響を与え続けています。

深い感情表現を求める音楽ファンにぜひおすすめしたい1枚です。