【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。
ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。
そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。
今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!
本領発揮とも言えるライブ盤、そして近年リリースされた作品も含めて選出致しました。
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【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(11〜20)
Pride And JoyStevie Ray Vaughan and Double Trouble

1954年に生まれ、35歳の若さでこの世を去ったテキサスの巨星、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんと、強靭なリズム隊のダブル・トラブル。
80年代にブルースの復権をなしとげた彼らが、1983年に世へ送り出した衝撃のデビュー作『Texas Flood』を紹介しましょう。
デヴィッド・ボウイさんの作品に参加して注目を浴びた直後、ジャクソン・ブラウンさんのスタジオを借りてわずか数日で録音された本作は、ライブさながらの生々しい熱気が凝縮されています。
グラミー賞の殿堂入りも果たしたこのアルバムは、スティーヴィーさんの極太のギター・トーンと魂の歌声、そして鉄壁のアンサンブルが堪能できる歴史的な名盤です。
ブルースになじみのないロック・ファンの方にこそ、一度は体感してほしい1枚ですよ。
Leaving TrunkTAJ MAHAL

ルーツ音楽を探求し続け、グラミー賞も獲得しているタジ・マハールさんは、ブルースを単なる過去の遺産ではなく、現在進行形の音楽として世界に広めた偉大なアーティストです。
かつてライ・クーダーさんらとともに活動し、ソロとして独自の地位を築き上げた、まさに生きる伝説と呼ぶにふさわしい存在なのですね。
そんな彼が1968年に発表した記念すべきデビュー・アルバムの『Taj Mahal』は、ブルースロックの歴史を語る上で外せない名盤中の名盤です。
ジェシ・エド・デイヴィスさんやライ・クーダーさんといった名手が参加しており、戦前のカントリー・ブルースを当時のロック・バンドの編成と解釈でよみがえらせたサウンドは圧巻の一言。
ブルースの奥深さとロックのダイナミズムが見事に融合した、全音楽ファン必聴の傑作となっておりますよ!
Better By You Better Than MeSpooky Tooth

英国のブルースロック・バンドには、本国よりもアメリカでヒットしたバンドというのがいくつか存在していますが、こちらのスプーキー・トゥースもそういったバンドの1つです。
後にハンブル・パイの創設メンバーとなるベーシストのグレッグ・リドリーさん、唯一のアメリカ人であり、メイン・ソングライターでもあったキーボーディストのゲイリー・ライトさんなどが在籍していたことでも知られており、世界的な成功を収めるまでには至りませんでしたが、根強い人気を誇るバンドなのですね。
そんな彼らの代表作と言えば、やはり1969年にリリースされたセカンド・アルバム『Spooky Two』でしょう。
アメリカでチャート50位内にランクイン、オランダでも大ヒットとなった本作は、ブルースロックを軸としながらも全体的にかなりヘビーなサウンドであり、ソウルフルなボーカルやゲイリーさんによる重厚なオルガン、重いギター・リフが実にカッコいい。
名曲『Better by You, Better Than Me』を、後にジューダス・プリーストがカバーしたという点も見逃せません。
ブルースロックの中でもとくにヘビーな音がお好きな方であれば、確実に気に入る1枚ですよ!
Over Under Sideways DownThe Yardbirds

イギリスが生んだ60年代のロック・バンドを代表する存在の1つであり、あのエリック・クラプトンさんやジェフ・ベックさん、ジミー・ペイジさんといったギタリストの神様のようなプレイヤーが在籍していたことでも知られているのがヤードバーズです。
1962年の結成以来、度重なるメンバーチェンジもあり、どの時期のヤードバーズを聴くかで評価も変わってくるのですが、今回はテーマに沿ったブルースロックの名盤ということで、1966年にリリースされた『Roger the Engineer』を紹介します。
オリジナル・アルバムとしては通算2枚目となる作品で、ジェフ・ベックさんが在籍していた時期のアルバムでもあります。
ブルースへの憧れを軸としながらも、ブルースハープが鳴り響き、ベックさんのハードなギターがうなりを上げ、トラッドなフォークからインド音楽など多くの要素を盛り込んだ、実験的かつ60年代らしいサイケデリックさも兼ね備えたカッコいい1枚となっておりますよ。
『サイケデリックのエース』という邦題も、味わい深くていい感じです!
Train to NowhereSavoy Brown

ここ日本ではフリートウッド・マック、そしてチキン・シャックを「三大ブルース・バンド」と呼ぶことがあり、その一角を占めるのが本稿で紹介するサヴォイ・ブラウンです。
1965年、当時18歳だったギタリストにして唯一のオリジナル・メンバーであるキム・シモンズさんを中心として結成され、長い活動歴の中で紆余曲折ありながらも一貫して「ブルース」を基盤としたサウンドを鳴らし、2020年代の今もバリバリの現役として活動を続ける生ける伝説のようなバンドなのですね。
彼らは本国イギリスよりもアメリカでの人気が高く、後にアメリカに拠点を置いて活動したということも特徴です。
そんなサヴォイ・ブラウンが1969年に発表したサード・アルバム『Blue Matter』は、初めてアメリカのチャートにランクインした彼らにとっては出世作と言える1枚。
A面の5曲がスタジオ音源、B面の3曲がライブ音源という変則的な作品となっているのも、いかにも60年代らしい雰囲気ですね。
どちらの音源もブリティッシュ・ブルースロックの粋を楽しめる逸品です!


