【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。
ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。
そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。
今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!
本領発揮とも言えるライブ盤、そして近年リリースされた作品も含めて選出致しました。
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【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(51〜60)
All Right NowFree

1969年に18歳から19歳という若いメンバーで結成、実質的な活動を終えたのは1973年とバンドの活動としては短命ではありましたが、本国イギリスのみならず日本において高い人気を誇っているのが、このフリーです。
ソウルフルな歌唱力を持ち、後にバッド・カンパニーで世界的な成功を収め、クイーンのメンバーとの活動でも知られているポール・ロジャースさんが在籍していたことでも有名ですね。
少年の頃からブリティッシュ・ブルースの父と呼ばれるアレクシス・コーナーさんに見初められ、先述したように早熟なバンドとしてデビューした彼らは、年齢分相応とも思える渋くタイトなブルースロックを鳴らしていました。
そんな彼らがいかに突出した才能を持っていたのかは、1971年にリリースされた『Free Live!』を聴けばよく分かります。
熱を帯びた演奏の中で、ブルースのいなたさよりもどこかヨーロッパらしい乾いた音像が特徴的で、恐ろしくストイックなアンサンブルの妙は、若者特有の初期衝動とはまるで無縁の成熟した魅力が感じられますね。
I’m Going HomeTen Years After

直訳すれば「10年後」という意味を持つテン・イヤーズ・アフターは、1960年代の英国ブルースロックを代表するバンドの1つであり、その攻撃的なギター・スタイルは後のハードロックへも多大なる影響を及ぼしています。
前身バンドを経て1966年にテン・イヤーズ・アフターと改名、本格的にデビューを果たした彼らの作品の中で今回紹介するのは、1968年にリリースされたライブ盤の『Undead』です。
1968年のデビュー・アルバムの翌年にさっそくライブ盤がリリースされたのは、彼らのライブ・パフォーマンスのすさまじさを裏付けるものと言えるでしょう。
中心人物のアルヴィン・リーさんによる強烈なギターの速弾きは今聴いても刺激的で、ブルースやジャズからの影響も感じさせるバンド・アンサンブルの素晴らしさは、ライブ録音だからこそ味わえる魅力ですよね。
当時の英国ロックにどれほど素晴らしいプレイヤーがいたのかを知るという意味でも、ぜひ聴いてもらいたいアルバムです。
いかにも60年代らしい、サイケデリックなアートワークもいい感じです!
I’m Not SureJohnny Winter

ブルースの影響を色濃く受け継ぎながら、猛烈なスピードのフィンガーピッキングと熱いスライドギターテクニックで独自の世界を築いたジョニー・ウィンターさん。
1969年にリリースされた名盤『Second Winter』は、彼の才能が遺憾なく発揮された傑作です。
3枚組LPという斬新な形態で発売されたこのアルバムには、パーシー・メイフィールドやチャック・ベリーの楽曲のカバーも収録されています。
特筆すべきは、ボブ・ディランの『Highway 61 Revisited』のスライドギターによるカバーで、その圧倒的な演奏技術は聴く者を釘付けにします。
ブルースの根源的な魂を感じつつ、ロックの躍動感も味わえる本作は、ブルースロックの真髄に触れたい方におすすめの1枚です。
Voodoo Child (Slight Return)Stevie Ray Vaughan

1954年にアメリカのテキサス州ダラスで生まれ、1990年に35歳という若さで悲劇的な事故に巻き込まれて亡くなってしまった伝説的なブルースロックのギタリストが、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんです。
世代的には1960年代に勃発したブルースロックの後継者という立ち位置であるスティーヴィーさんは若い頃からギタリストとして活動しており、1983年にはあのデヴィッド・ボウイさんの80年代を象徴する名曲『レッツ・ダンス』のギターを担当してその名を世に知らしめます。
そんな若き才能あふれるギターの名手、スティーヴさんが1984年にリリースしたセカンド・アルバム『Couldn’t Stand the Weather』を紹介しましょう。
『テキサス・ハリケーン』という邦題でも有名なこのアルバムは、ルーツであるブルースを軸としてロック色を強め、まさにハリケーンのようなスティーヴィーさんのギターが炸裂するブルースロックの傑作です。
とくにジミ・ヘンドリックスさんの楽曲のカバーである『Voodoo Child』は、スティーヴィーさんにとっても代表曲として挙げられるほどの鬼気迫る演奏が味わえますよ。
【2026】ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(61〜70)
天の守護神Santana

「天の守護神」(Abraxas)は、サンタナが1970年に発表した通算2作目のアルバム。
ラテンとブルースを融合させた独自の音楽を展開して、成功を収めたサンタナのセカンドアルバム。
ブラック・マジックウーマンは全米4位のヒットを記録。
On The Road AgainCanned Heat

バンド名を戦前のデルタ・ブルースマン、トミー・ジョンソンさんが残した名曲『Canned Heat Blues』から取ったという時点で、その本気具合がうかがえますね。
1965年に結成されたCanned Heatは、ギタリストにして素晴らしいブルース・ハーモニカの奏者でもあったアラン・ウィルソンさんを中心として結成されました。
熱心なアメリカンロック好きでないと、とくに日本においてはその名前を知っている方はほとんどいないかもしれませんが、ブルースロックのみならず、アメリカのロックの歴史を知る上でも重要な存在の1つとして高い評価を受けております。
そんな彼らが生み出した傑作として名高い『Boogie with Canned Heat』は、1968年にリリースされたセカンド・アルバム。
戦前のブルースをリメイクした『On the Road Again』をはじめとして、ほとんどの楽曲がオリジナルで占められた本作は、ブルースやサイケ、ブギーといったサウンドが入り乱れ、アメリカン・ブルースロックの代表的な1枚というだけでなく、60年代カルチャーが生んだ名盤としてぜひ聴いておくべき内容となっていますよ!
Stop Messin’ RoundFleetwood Mac

フリートウッド・マックというバンドに対して、グラミー賞の受賞やロックの殿堂入りなど輝かしい経歴を誇り、代表作の『噂』のような洗練されたソフトロックで特大ヒットを飛ばした……といったイメージが浮かび上がる方であれば、今回紹介しているアルバム『Mr. Wonderful』を聴いたらきっと驚かれることでしょう。
1967年にイギリスで結成されたフリートウッド・マックは、ジョン・メイオール&ザ・ブルース・ブレイカーズのメンバーでもあったギタリストのピーター・グリーンさん、ドラマーのミック・フリートウッドさんを中心として結成され、初期はグリーンさんのギターを軸としたブルースロックを鳴らしておりました。
1968年に発表された通算2枚目のアルバムとなる『Mr. Wonderful』は、そんな彼らのブルースへの憧れを全面に押し出したサウンドで構成されており、2本のギターによる泣きのプレイが英国ブルース魂の何たるかを示しています。
ホーン・セクションが絡む楽曲もあって、聴きやすい1枚ではないでしょうか。
ちなみに、ジャケットに映っている半裸の男性はミック・フリートウッドさんその人です!


