ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。
ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。
そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。
今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!
本領発揮とも言えるライブ盤も含めて選出致しました。
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ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(21〜30)
Wonderful TonightEric Clapton

ギタリストの神様にして、多くの名曲を生み出したシンガーソングライター、エリック・クラプトンさん。
ヤードバーズやクリーム、ブラインド・フェイスなどのバンドで残した仕事はもちろん、ソロとしても素晴らしいキャリアを誇るクラプトンさんのルーツはブルースです。
「ロックの殿堂」のみならず、2015年には「ブルースの殿堂」入りしていることからも、クラプトンさんの音楽的な背景がわかるというものでしょう。
そんなクラプトンさんのブルースロック・アルバムとして今回取り上げるのが、彼の代名詞でもある「スローハンド」をタイトルに冠した、ソロ・アルバムとしては通算5枚目となる1977年リリースの『Slowhand』です。
人気の高いバラード曲『Wonderful Tonight』など、名曲やライブの定番曲がずらりと並ぶ作品であり、世界中でヒットを記録した代表作の1つでもあります。
ロックやフォーク、サックスを大幅に取り入れた軽快なナンバーもあり、レイドバックした雰囲気も感じさせつつ、充実したソングライティングのとアンサンブルの妙が味わえる素晴らしいアルバムですよ。
Ten Years AfterTen Years After

テン・イヤーズ・アフター・ファースト – Ten Years After(1967)は、イギリスのブルースロック・バンド、テン・イヤーズ・アフターのファーストアルバム。
アルビン・リーのマシンガン・ピッキングといわれる速いパッセージのギターは圧巻。
ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(31〜40)
The DoorsThe Doors

ハートに火をつけて(The Doors)は、アメリカのロックバンド、ドアーズのデビュー・アルバム。
ロックの文学といわれるようにジム・モリソンの言葉を絞り出すようなボーカルと、ブルース、ロック、スパニッシュなど多彩なサウンドにトリップする。
I Don’t Need No DoctorHUMBLE PIE

ブルースロックという音楽ジャンルには、アメリカのルーツ音楽であるブルースに憧れたイギリスの若いミュージシャンたちが、自分たちの音楽へと昇華させたという背景があります。
Humble Pieもそんなバンドの1つで、1971年11月にリリースされたライブアルバム『Performance Rockin’ the Fillmore』は、ブルースロックの名盤として高く評価されています。
スティーヴ・マリオットさんのパワフルなヴォーカルとピーター・フランプトンさんの鋭いギタープレイが融合した本作は、ブルースの要素を取り入れつつも、独自のハードロックサウンドを確立しました。
アメリカのフィルモア・イーストでの熱狂的なライブパフォーマンスを収録しており、バンドの魅力が存分に詰まった1枚です。
ブルースロックの真髄を味わいたい方にぜひおすすめしたい作品ですね。
Good Morning Little SchoolgirlJohnny Winter

「ライヴ」(Live Johnny Winter and)は、ブルース・ミュージシャン、ジョニー・ウィンター率いるジョニー・ウィンター・アンドが1971年に発表したライブ・アルバム。
白人最高のブルース・ギタリストと称されたことのアルジョニー・ウインター。
パッセージの詰まったフレーズが聴き所。
Tattoo’d LadyRory Gallagher

ブルースロックの名盤として知られるアルバム『Tattoo』は、ロリー・ギャラガーさんの才能が遺憾なく発揮された作品です。
1973年11月にリリースされ、英国チャートで初のトップ10入りを果たしました。
本作には、旅芸人の生活と音楽活動を対比させた歌詞が印象的な楽曲が収録されており、力強いギターリフと情熱的なボーカルが聴く者の心を掴みます。
ギャラガーさんの音楽的多様性が存分に発揮された本作は、ブルースの伝統を踏まえつつ、新しいアプローチを取り入れた意欲作となっています。
社会の枠にとらわれない自由な精神を讃える歌詞は、多様性を受け入れることの大切さを伝えており、現代のリスナーの心にも響くメッセージが込められています。
Fire and WaterFree

ブルースの影響を濃厚に受けつつ、パワフルでエモーショナルなサウンドを奏でるFreeのアルバム『Fire and Water』。
1970年6月にリリースされたこの作品は、バンドのキャリアにおける頂点を示す1枚です。
タイトル曲では、ポール・ロジャースさんの魂のこもったヴォーカルが、愛の喜びと苦しみを歌い上げています。
そして、全英2位を記録した名曲『All Right Now』も収録。
ブルースロックの真髄を味わいたい方や、力強くも繊細な音楽を求める方にぴったりの1枚でしょう。
Freeの短くも輝かしい歴史を物語る、ブルースロックの金字塔とも言える作品です。