ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
ブルースロックと呼ばれるジャンルは、文字通りブルースをバックグラウンドに持つロックの音楽スタイルの1つです。
ブルースの本場、アメリカの偉大なブルースマンに憧れたイギリスのミュージシャンたちが始めたとされており、後にアメリカでもブルースロックを鳴らすバンドが現れます。
そのジャンル自体は熱心な音楽ファンでないとあまり縁がないものかもしれませんが、実際には音楽好きならずとも聴いたことのあるくらいに有名なバンドやアーティストがブルースの影響を受け、自分たちなりのロックとして鳴らしているのですよ。
今回は、そんなブルースロックの基本的な名盤をご紹介!
本領発揮とも言えるライブ盤も含めて選出致しました。
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ブルースロックの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム(41〜50)
I’m Not SureJohnny Winter

ブルースの影響を色濃く受け継ぎながら、猛烈なスピードのフィンガーピッキングと熱いスライドギターテクニックで独自の世界を築いたジョニー・ウィンターさん。
1969年にリリースされた名盤『Second Winter』は、彼の才能が遺憾なく発揮された傑作です。
3枚組LPという斬新な形態で発売されたこのアルバムには、パーシー・メイフィールドやチャック・ベリーの楽曲のカバーも収録されています。
特筆すべきは、ボブ・ディランの『Highway 61 Revisited』のスライドギターによるカバーで、その圧倒的な演奏技術は聴く者を釘付けにします。
ブルースの根源的な魂を感じつつ、ロックの躍動感も味わえる本作は、ブルースロックの真髄に触れたい方におすすめの1枚です。
Voodoo Child (Slight Return)Stevie Ray Vaughan

1954年にアメリカのテキサス州ダラスで生まれ、1990年に35歳という若さで悲劇的な事故に巻き込まれて亡くなってしまった伝説的なブルースロックのギタリストが、スティーヴィー・レイ・ヴォーンさんです。
世代的には1960年代に勃発したブルースロックの後継者という立ち位置であるスティーヴィーさんは若い頃からギタリストとして活動しており、1983年にはあのデヴィッド・ボウイさんの80年代を象徴する名曲『レッツ・ダンス』のギターを担当してその名を世に知らしめます。
そんな若き才能あふれるギターの名手、スティーヴさんが1984年にリリースしたセカンド・アルバム『Couldn’t Stand the Weather』を紹介しましょう。
『テキサス・ハリケーン』という邦題でも有名なこのアルバムは、ルーツであるブルースを軸としてロック色を強め、まさにハリケーンのようなスティーヴィーさんのギターが炸裂するブルースロックの傑作です。
とくにジミ・ヘンドリックスさんの楽曲のカバーである『Voodoo Child』は、スティーヴィーさんにとっても代表曲として挙げられるほどの鬼気迫る演奏が味わえますよ。
Bridge of SighsROBIN TROWER

奇跡のようなギターサウンドとメロディ、深い絶望を描く歌詞が聴く者の心を捉えて離しません。
1974年4月にリリースされたアルバム『Bridge of Sighs』は、ロビン・トロワーさんのソロキャリア2作目にして最大の代表作となりました。
全米チャートで7位を記録し、1年近くチャートインし続けた本作は、まさにブルースロックの金字塔と呼ぶにふさわしい1枚です。
ジミ・ヘンドリックスを彷彿とさせる圧倒的なギタープレイと、ジェームス・デュアーさんの力強いボーカルが絶妙なバランスで融合し、聴く者を別世界へと誘います。
ブルースの哀愁とロックの激しさが融合した本作は、心に深い傷を負った人や、人生の岐路に立つ人にこそ聴いてほしい1枚です。
ウッドストックCanned Heat & John Lee Hooker

ウッドストック(Woodstock)は、1969年、アメリカ合衆国ニューヨーク州サリバン郡ベセルで開かれた、ロックを中心とした大規模な野外コンサートを収録したアルバムです。
ブルース・ロックバンドが多数参加している歴史的なイベントの模様が伝わってきます。
青い影Procol Harum

青い影 – Procol Harum は、1967年に、発表されたイギリスのブルース・ロックバンドプロコル・ハルムのアルバム。
当時のイギリス版には大ヒット曲「青い影」は未収録だったという。
重厚なツイン・オルガンの編成で、クラシカルなブルース・ロックを聴かせてくれる。
The WeightMike Bloomfield

「フィルモアの奇蹟」(The Live Adventures of Mike Bloomfield and AlKooper)は、マイク・ブルームフィールドとアル・クーパーが1969年に発表したライブ・アルバム(フィルモア・ウェストでのライブの模様)。
即興演奏で、フリーに表現して観客と共に盛り上がっていく様は、ブルース・ロックの醍醐味と言える。
スローハンドEric Clapton

「スローハンド」(Slowhand)は、エリック・クラプトンが1977年に発表したアルバム。
題名になっているスローハンドは、凄い音が鳴っているのに余り指が動いていないように見えることから、当時、スローハンドと呼ばれたらしい。
安心して聴けるアルバム。