【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド
洋楽ロックに詳しくなればなるほど、アメリカやイギリス以外のバンドに興味が生まれるものですよね。
ジャスティン・ビーバーさんやアヴリル・ラヴィーンさん、ザ・ウィークエンドさんといった世界的なアーティストを輩出したカナダも、実は素晴らしいロック・バンドが多く生まれた土地なのですよ。
本稿では、ロックはもちろんインディーポップやメタル、ポストロックなどさまざまなジャンルから選び抜かれたカナダ出身のバンドをご紹介します!
ロック史に残る伝説的なバンドから注目すべき若手まで、新旧を問わないバラエティ豊かなラインアップをぜひお楽しみくださいね。
【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(61〜70)
Flashing PicturesThe Ghost is Dancing

カナダはトロントを拠点に活動するザ・ゴースト・イズ・ダンシングは、インディーポップの魅力を存分に伝えるバンドですね。
2007年にアルバム『The Darkest Spark』でデビューを飾り、独特の音楽性で注目を集めました。
彼らの楽曲は大学ラジオ局のチャートでトップを獲得するなど、カナダ国内で高い評価を得ています。
MTVやSPINといった有名メディアからも好意的な評価を受け、「最もエキサイティングなライブバンド」としての評判を確立しているんですよ。
感情的な深みとメロディックな魅力を兼ね備えた彼らの音楽は、多くのリスナーの心に響くことでしょう。
インディーポップが好きな方や、新しい音楽との出会いを求めている方にぜひおすすめです。
Dancehall DomineThe New Pornographers

「カナダのWeezer」とも呼ばれる事もあるパワーポップバンドがThe New Pornograhersです。
Weezerと比較される通り、ひたすら明るくストレートなギターサウンドと少し情けなさすら感じるひねくれたメロディが魅力的なバンドです。
この「Dancehall Domine」に見受けられるように近年はシンセ等を導入し、ダンスポップにも接近しています。
Still In Love SongThe Stills

カナダのモントリオールを拠点に活動していたザ・スティルズは、2000年代のインディーロック・シーンを代表するバンドの1つです。
2003年にデビュー・アルバム『Logic Will Break Your Heart』をリリースし、インターポールやエコー&ザ・バニーメンと比較される独特のサウンドで一躍注目を集めました。
2008年には、ポール・マッカートニーさんの前座を務めるなど、国際的な評価も高まっていきましたね。
同年リリースのアルバム『Oceans Will Rise』では、Juno Awardsで最優秀新グループと最優秀オルタナティブアルバムの2部門を受賞。
ポストパンクとインディーロックを融合させた彼らの音楽は、新しい音楽の可能性を求める方にぴったりですよ。
Kluskap O’ KomVOIVOD

ケベック出身のスラッシュメタルバンドがVoivodです。
カナダにおいてはスラッシュメタルの元祖ともいわれ、大きなリスペクトを受けるバンドです。
Voivodは既にベテランの域にいますが、長いキャリアの中では元メタリカのメンバー加入やメンバーの死等さまざまな事を経験してきました。
しかしそういった困難を超えて今でも解散をせず現役で活動を続けている姿は、素晴らしいの一言です。
BelowWhite Lung

White Lungは2006年結成のガールズバンドです。
ガールズバンドとは言っても決して可愛らしいタイプではなく、ポストパンクからの影響が色濃い、ダークでうねるような音楽でカルト的人気を得ているバンドです。
近年はこの「Below」のようにメロディセンスにより磨きがかかり、渦のように唸るポストパンクサウンドと融合。
いよいよ本格的にブレイクするのではないかと目されています。
今後より注目すべきバンドです。
Romantic RightDeath from Above 1979

カナダでも最もエキセントリックなバンドの一つが、このDeath From Above1979だと思います。
このバンドは2人組であり、ベースとドラムという編成になっています。
まずギターがいないバンドという点がとても珍しいですね。
そして楽曲もまたエキセントリックなもので、パンク・ノイズ・オルタナ・テクノをごちゃ混ぜにした、とても刺激的な音楽をしています。
ブリブリと唸るベースとドラムのシンプルですが凶暴な響きは、ロックファンのみならずテクノファンからも支持されているそうです。
CellophaneMETZ

トロント出身のスリーピースバンド、METZ。
彼等の音楽を聴いた時、30代以上の方はもしかしたら「懐かしい」と思うかもしれません。
まるで90年代のシアトルのバンドかのように、ノイジーなギターをかき鳴らしアイロニーを感じさせるメロディを歌う。
まさにグランジバンドそのものです。
グランジブームが過ぎ去ってから既に20年余り。
グランジリバイバルが来た時、もしかしたらMETZがその世代を引っ張るバンドになるかもしれません。
おわりに
公用語が英語とフランス語という文化圏であり、隣国のアメリカからの影響もヨーロッパからの影響も感じさせながら、独創的な音楽が今も生まれ続けるカナダ。
今まではあまり出身国などは気にしたことはなかったな……という方は、ぜひこの機会にカナダのアーティストたちならではの魅力を今回の記事を参考にしながら深掘りしてみてください!