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【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド

洋楽ロックに詳しくなればなるほど、アメリカやイギリス以外のバンドに興味が生まれるものですよね。

ジャスティン・ビーバーさんやアヴリル・ラヴィーンさん、ザ・ウィークエンドさんといった世界的なアーティストを輩出したカナダも、実は素晴らしいロック・バンドが多く生まれた土地なのですよ。

本稿では、ロックはもちろんインディーポップやメタル、ポストロックなどさまざまなジャンルから選び抜かれたカナダ出身のバンドをご紹介します!

ロック史に残る伝説的なバンドから注目すべき若手まで、新旧を問わないバラエティ豊かなラインアップをぜひお楽しみくださいね。

【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(41〜50)

KobohoElfin Saddle

カナダの音楽シーンの中でも異彩を放つユニークな存在、エルフィン・サドルをご存知でしょうか。

ブリティッシュコロンビア州ホーンビー島を拠点に活動する二人組のアーティスト集団で、音楽とアートの融合を追求しています。

2008年にデビュー・アルバム『Gigantic Mother/Wounded Child』をリリースし、独特な世界観で注目を集めました。

捨てられた物を利用したアートインスタレーションや、日本とカナダの民俗音楽を組み合わせたアヴァンギャルドなフォークなど、彼らの作品は消費過多や環境問題への問題意識を反映しています。

実験的な音楽と芸術表現に興味がある方におすすめのアーティストですね。

【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(51〜60)

SuburbsJunior Achiever

カナダ出身のポップパンクバンド、ジュニア・アチーバーは、元ザ・キルジョイズのドラマー、ジーン・シャンパーニュさんがフロントマンを務めています。

2007年にデビュー・アルバム『All the Little Letdowns』をリリースし、カナダのテレビ番組「Degrassi: The Next Generation」で楽曲が使用されたことで注目を集めました。

ウィーザーや初期のブリンク182を思わせるメロディックなサウンドが特徴で、郊外の生活や若者の心情を描いた歌詞は多くのリスナーの共感を呼んでいます。

明るくキャッチーなメロディと深い洞察に満ちた歌詞のバランスが絶妙で、夏のアンセムのような楽曲は聴く人を元気にしてくれますよ。

ポップパンクが好きな方にぜひおすすめしたいバンドです。

B MinorLeahy

カナダのオンタリオ州レイクフィールド出身の8人組フォークミュージックグループ、リーヒーさんをご存知ですか?

アイルランドのルーツを持つLeahy家の11兄弟から結成された彼らは、1980年代からカナダ国内外でツアーを行っています。

1996年にアルバム『Leahy』でデビューし、翌年にはRPM Country Albumsチャートで1位を獲得。

1998年には新人賞とインストゥルメンタルアーティスト賞で2つのジュノー賞を受賞するなど、その実力は高く評価されています。

フォーク、カントリー、ケルティックなど多彩なジャンルを融合させた彼らの音楽は、伝統的な要素と現代的なアレンジが見事に調和しており、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるはずです。

JulieLes Colocs

カナダのロックシーンに輝く存在として知られるレ・コロックさん。

1990年にモントリオールで結成され、ケベックフランス語による個性的な音楽性で注目を集めました。

1993年のデビューアルバム『Les Colocs』は15万枚以上の大ヒットを記録。

同年のAdisqガラでは4つのフェリックス賞を受賞するなど、その実力は高く評価されています。

ブラス、スウィング、カントリー、ブルース、アフリカ音楽など、多彩な要素を取り入れた彼らの音楽は、ジャンルの垣根を超えた魅力にあふれています。

1998年にはセネガル出身のディウフ兄弟とコラボした名盤『Dehors novembre』をリリース。

残念ながら2000年に活動を終了しましたが、その音楽は今なお多くの人々に愛され続けているのです。

RunawayMSTRKRFT

MSTRKRFT – “Runaway” (Official Music Video) | Pitchfork
RunawayMSTRKRFT

前述のDeath From Above1979のメンバーも参加するエレクトロバンド、それがMSTRKRFTです。

DFA1979同様にノイジーなサウンドが特徴的ですが、MSTRKRFTはよりエレクトロ/テクノ寄りな音楽性です。

一癖も二癖もある音楽なので好き嫌いは分かれるかもしれませんが、近年ロックとテクノの境界線がどんどんと無くなっている事を象徴するかのようなバンドです。

Pop Goes The WorldMen Without Hats

カナディアン・ニューウェーブの魅力を体現する存在、メン・ウィズアウト・ハッツ。

1977年にモントリオールで結成され、80年代に世界的ヒットを飛ばした彼らの音楽は、独特なバリトンボーカルと巧みなシンセサイザーの使用が特徴です。

1983年にはデビューアルバム『Rhythm of Youth』で大ブレイクし、カナダのFélix賞を3つも受賞。

さらに翌年にはグラミー賞新人賞にもノミネートされるなど、その実力は世界的に認められています。

政治的・社会的なメッセージを込めた歌詞と、キャッチーなメロディの融合が魅力的。

ニューウェーブやシンセポップの魅力を存分に味わいたい方にぜひおすすめですよ。

IllisitSkinny Puppy

Skinny Puppy – illisiT [OFFICIAL]
IllisitSkinny Puppy

インダストリアル・ミュージックの先駆者として知られる、カナダはバンクーバー出身のスキニー・パピーは、1982年に結成された電子音楽とロックを融合させたバンドです。

1984年にデビュー・アルバム『Remission』をリリースし、「Dig It」や「Testure」などのヒット曲を生み出しました。

彼らの音楽は、重厚なビートと脅威的なボーカル、そして社会問題を扱った歌詞が特徴的で、ライブパフォーマンスでは奇抜な演出で観客を魅了しました。

1996年には、米軍の音楽を拷問に使用したことに抗議して、25万ドルの請求書を送りつけるという話題を呼んだエピソードも。

ダークでエッジの効いた音楽がお好みの方にぜひおすすめしたいバンドです。