【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド
洋楽ロックに詳しくなればなるほど、アメリカやイギリス以外のバンドに興味が生まれるものですよね。
ジャスティン・ビーバーさんやアヴリル・ラヴィーンさん、ザ・ウィークエンドさんといった世界的なアーティストを輩出したカナダも、実は素晴らしいロック・バンドが多く生まれた土地なのですよ。
本稿では、ロックはもちろんインディーポップやメタル、ポストロックなどさまざまなジャンルから選び抜かれたカナダ出身のバンドをご紹介します!
ロック史に残る伝説的なバンドから注目すべき若手まで、新旧を問わないバラエティ豊かなラインアップをぜひお楽しみくださいね。
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【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(41〜50)
Thank You PainThe Agonist

ヘビーメタルの分野においても多くの名バンドを輩出しているカナダ出身のバンドの中で、強烈なデスボイスと美麗なクリーン・パートを操る女性ボーカリストを擁し、人気を集めているのがジ・アゴニストです。
現在はスウェーデンが誇る世界的なメロディック・デスメタル・バンドのアーチ・エネミーのボーカリストとして活躍するアリッサ・ホワイト=グラズさんとギタリストのダニー・マリノさん、ベーシストのクリス・ケルズさんを中心として2004年に前身バンドが結成、同年にはバンド名をジ・アゴニストに改名して本格的な活動を開始します。
2007年には同郷のデスメタル・バンドのレジェンドであるクリプトプシーのギタリスト、クリスチャン・ドナルドソンさんがプロデュースを手掛けたデビュー・アルバム『Once Only Imagined』をリリース、同時代のメタルコアなどの影響も感じさせるモダンなエクストリーム・サウンドと、アリッサさんの巧みな歌唱がここ日本でもメタル好きの間で話題を呼びました。
続く2009年のセカンド・アルバム『Lullabies For The Dormant Mind』では楽曲も演奏も格段にクオリティがアップ、2010年には初来日も果たしています。
前述の通り、その後はアリッサさんがアーチ・エネミーへ加入するために脱退、後任として加入したヴィッキー・サラキスさんもまたアリッサさんに負けない力量の持ち主で、2021年の現在も安定した活動を続けています。
あまりにエクストリームなメタルは苦手、という方であってもジ・アゴニストには美しいメロディもしっかりと盛り込まれていますから、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(51〜60)
Through Strange EyesThe Sadies

1998年に結成されたザ・サディーズはカントリーとサーフ、ガレージロックを融合させた独特のサウンドを生み出すバンドです。
兄弟であるダラスさんとトラヴィスさんを中心に、『Precious Moments』でデビューを飾りました。
2004年の『Favourite Colours』や2017年の『Northern Passages』は、彼らの特徴的な音楽性を存分に発揮した作品として高い評価を得ています。
2022年には『Colder Streams』がジュノー賞を受賞し、ポラリス・ミュージック・プライズにもノミネートされるなど、カナダ音楽界での地位を確立しています。
トラディショナルな要素と現代的なロックサウンドの融合に興味がある方に、ぜひ聴いていただきたいバンドですね。
Raise A Little HellTrooper

カナダの音楽シーンに燦然と輝く存在が、トゥルーパーです。
1970年代後半、ハードロックとアリーナロックを融合させた彼らの音楽は、多くの人々の心を掴みました。
1975年、デビュー・アルバム『Trooper』でその名を轟かせ、クラシックロックの礎を築いたのです。
ラズ・マクガイアさんの力強いボーカルとブライアン・スミスさんの繊細なギターワークが織りなす音世界は、まさに圧巻。
2012年には「SOCAN Classic Award」を受賞し、その功績が改めて認められましたね。
彼らの楽曲は今でもカナダ国内外のスポーツイベントやメディアで愛用され続けています。
熱いギターリフと心に響くメロディが好きな方、ぜひトゥルーパーさんの音楽を聴いてみてください。
BelowWhite Lung

White Lungは2006年結成のガールズバンドです。
ガールズバンドとは言っても決して可愛らしいタイプではなく、ポストパンクからの影響が色濃い、ダークでうねるような音楽でカルト的人気を得ているバンドです。
近年はこの「Below」のようにメロディセンスにより磨きがかかり、渦のように唸るポストパンクサウンドと融合。
いよいよ本格的にブレイクするのではないかと目されています。
今後より注目すべきバンドです。
Hasn’t Hit Me YetBlue Rodeo

カナダの音楽シーンにおいて独自の地位を確立しているバンドといえば、ブルー・ロデオを外すことはできませんね。
1984年にトロントで結成された彼らは、カントリー、ロック、フォーク、ポップの要素を融合した独自のサウンドで多くのファンを魅了してきました。
1987年にデビュー・アルバム『Outskirts』をリリースし、シングル曲で大ヒットを記録。
特に1993年にリリースされたアコースティックベースのアルバム『Five Days In July』は、カナダで60万枚を売り上げる大成功を収めたのです。
数多くのジュノー賞を受賞し、2012年にはカナダ音楽殿堂入りも果たしています。
ルーツ音楽の先駆者として知られる彼らの音楽は、The Bandやボブ・ディランさんと比較されることも。
カナダの音楽を深く知りたい方にぜひオススメです。
Still In Love SongThe Stills

カナダのモントリオールを拠点に活動していたザ・スティルズは、2000年代のインディーロック・シーンを代表するバンドの1つです。
2003年にデビュー・アルバム『Logic Will Break Your Heart』をリリースし、インターポールやエコー&ザ・バニーメンと比較される独特のサウンドで一躍注目を集めました。
2008年には、ポール・マッカートニーさんの前座を務めるなど、国際的な評価も高まっていきましたね。
同年リリースのアルバム『Oceans Will Rise』では、Juno Awardsで最優秀新グループと最優秀オルタナティブアルバムの2部門を受賞。
ポストパンクとインディーロックを融合させた彼らの音楽は、新しい音楽の可能性を求める方にぴったりですよ。
Ahead By A CenturyThe Tragically Hip

90年代に国内で絶大な人気を誇り、複数のダイアモンドセールス認定アルバムを生み出したカナダを代表するロックバンドとして名高いトラジカリー・ヒップは、1984年にオンタリオ州キングストンで結成されました。
カナダの地理や歴史をテーマにした歌詞で知られ、『Fully Completely』などの名盤は多くのカナダ人の心に刻まれました。
数々のジュノー賞を受賞し、特にリードシンガーのゴード・ダウニーさんの個性的なステージパフォーマンスは印象的でしたね。
2016年には感動的な最後のツアーを行い、カナダ全土に生中継された最終公演は多くの人々の記憶に残る出来事となりました。
カナダの文化や音楽に興味のある方にぜひおすすめしたいバンドです。