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【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド

洋楽ロックに詳しくなればなるほど、アメリカやイギリス以外のバンドに興味が生まれるものですよね。

ジャスティン・ビーバーさんやアヴリル・ラヴィーンさん、ザ・ウィークエンドさんといった世界的なアーティストを輩出したカナダも、実は素晴らしいロック・バンドが多く生まれた土地なのですよ。

本稿では、ロックはもちろんインディーポップやメタル、ポストロックなどさまざまなジャンルから選び抜かれたカナダ出身のバンドをご紹介します!

ロック史に残る伝説的なバンドから注目すべき若手まで、新旧を問わないバラエティ豊かなラインアップをぜひお楽しみくださいね。

【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(51〜60)

IllisitSkinny Puppy

Skinny Puppy – illisiT [OFFICIAL]
IllisitSkinny Puppy

インダストリアル・ミュージックの先駆者として知られる、カナダはバンクーバー出身のスキニー・パピーは、1982年に結成された電子音楽とロックを融合させたバンドです。

1984年にデビュー・アルバム『Remission』をリリースし、「Dig It」や「Testure」などのヒット曲を生み出しました。

彼らの音楽は、重厚なビートと脅威的なボーカル、そして社会問題を扱った歌詞が特徴的で、ライブパフォーマンスでは奇抜な演出で観客を魅了しました。

1996年には、米軍の音楽を拷問に使用したことに抗議して、25万ドルの請求書を送りつけるという話題を呼んだエピソードも。

ダークでエッジの効いた音楽がお好みの方にぜひおすすめしたいバンドです。

WildflowerSkylark

イタリア出身の壮大なメロディック・シンフォニック・パワーメタルをかき鳴らすスカイラークさんは、1999年にアルバム『Divine Gates Part I: Gate of Hell』でデビューを飾ったバンドです。

キーボーディストのエディ・アントニーニさんを中心に結成され、オーケストラのような壮大さとパワフルなギターワークが融合したサウンドが特徴的ですね。

ファンタジーや哲学的なテーマを歌詞に込め、善悪の戦いや光と闇の対比を描くなど、想像力豊かな世界観を展開しています。

2005年には日本でのライブを成功させるなど、特に日本やヨーロッパでの人気が高いんですよ。

壮大な音楽世界に浸りたい方や、ファンタジー小説や映画が好きな方にぜひおすすめしたいバンドです。

Thank You PainThe Agonist

THE AGONIST – Thank You Pain (OFFICIAL VIDEO)
Thank You PainThe Agonist

ヘビーメタルの分野においても多くの名バンドを輩出しているカナダ出身のバンドの中で、強烈なデスボイスと美麗なクリーン・パートを操る女性ボーカリストを擁し、人気を集めているのがジ・アゴニストです。

現在はスウェーデンが誇る世界的なメロディック・デスメタル・バンドのアーチ・エネミーのボーカリストとして活躍するアリッサ・ホワイト=グラズさんとギタリストのダニー・マリノさん、ベーシストのクリス・ケルズさんを中心として2004年に前身バンドが結成、同年にはバンド名をジ・アゴニストに改名して本格的な活動を開始します。

2007年には同郷のデスメタル・バンドのレジェンドであるクリプトプシーのギタリスト、クリスチャン・ドナルドソンさんがプロデュースを手掛けたデビュー・アルバム『Once Only Imagined』をリリース、同時代のメタルコアなどの影響も感じさせるモダンなエクストリーム・サウンドと、アリッサさんの巧みな歌唱がここ日本でもメタル好きの間で話題を呼びました。

続く2009年のセカンド・アルバム『Lullabies For The Dormant Mind』では楽曲も演奏も格段にクオリティがアップ、2010年には初来日も果たしています。

前述の通り、その後はアリッサさんがアーチ・エネミーへ加入するために脱退、後任として加入したヴィッキー・サラキスさんもまたアリッサさんに負けない力量の持ち主で、2021年の現在も安定した活動を続けています。

あまりにエクストリームなメタルは苦手、という方であってもジ・アゴニストには美しいメロディもしっかりと盛り込まれていますから、ぜひ挑戦してみてくださいね。

EulogyThe Flatliners

The Flatliners | “Eulogy” [Official Video]
EulogyThe Flatliners

Sum41と並んでカナダのメロコアシーンを代表するのが、このThe Flatlinersです。

メジャーシーンで成功を収めたSum41とは対照的に、The Flatlinersはインディーシーンでの活動に徹底してきましたが、メジャーレーベルへの移籍を果たしています。

デビュー当初はスカパンクがメインの音楽性でしたが、レーベル移籍後はよりストレートなメロコアに変化。

メロコア好きならまちがいない楽曲です。

【2025】カナディアン・ロックの魅力~カナダ出身のおすすめ人気バンド(61〜70)

Flashing PicturesThe Ghost is Dancing

カナダはトロントを拠点に活動するザ・ゴースト・イズ・ダンシングは、インディーポップの魅力を存分に伝えるバンドですね。

2007年にアルバム『The Darkest Spark』でデビューを飾り、独特の音楽性で注目を集めました。

彼らの楽曲は大学ラジオ局のチャートでトップを獲得するなど、カナダ国内で高い評価を得ています。

MTVやSPINといった有名メディアからも好意的な評価を受け、「最もエキサイティングなライブバンド」としての評判を確立しているんですよ。

感情的な深みとメロディックな魅力を兼ね備えた彼らの音楽は、多くのリスナーの心に響くことでしょう。

インディーポップが好きな方や、新しい音楽との出会いを求めている方にぜひおすすめです。

Through Strange EyesThe Sadies

The Sadies “Through Strange Eyes” Official Video
Through Strange EyesThe Sadies

1998年に結成されたザ・サディーズはカントリーとサーフ、ガレージロックを融合させた独特のサウンドを生み出すバンドです。

兄弟であるダラスさんとトラヴィスさんを中心に、『Precious Moments』でデビューを飾りました。

2004年の『Favourite Colours』や2017年の『Northern Passages』は、彼らの特徴的な音楽性を存分に発揮した作品として高い評価を得ています。

2022年には『Colder Streams』がジュノー賞を受賞し、ポラリス・ミュージック・プライズにもノミネートされるなど、カナダ音楽界での地位を確立しています。

トラディショナルな要素と現代的なロックサウンドの融合に興味がある方に、ぜひ聴いていただきたいバンドですね。

Still In Love SongThe Stills

カナダのモントリオールを拠点に活動していたザ・スティルズは、2000年代のインディーロック・シーンを代表するバンドの1つです。

2003年にデビュー・アルバム『Logic Will Break Your Heart』をリリースし、インターポールやエコー&ザ・バニーメンと比較される独特のサウンドで一躍注目を集めました。

2008年には、ポール・マッカートニーさんの前座を務めるなど、国際的な評価も高まっていきましたね。

同年リリースのアルバム『Oceans Will Rise』では、Juno Awardsで最優秀新グループと最優秀オルタナティブアルバムの2部門を受賞。

ポストパンクとインディーロックを融合させた彼らの音楽は、新しい音楽の可能性を求める方にぴったりですよ。