必ず誰かが傷つき、不幸な結果が生まれる「浮気」。
本記事では、男性と女性、両方の目線で描かれたさまざまな「浮気」をテーマにした曲をピックアップ。
浮気をされた、されているかもしれない、本気なのは自分だけだった、浮気をしている……など、さまざまな心境がリアルにつづられた名曲をご紹介します。
幸せだった頃を思うとつらいですが、前に進みたいと思っている人も多いはず。
「つらくて泣きたい」「恋人のことを吹っ切りたい」、そんなときは自分の心情に合う楽曲を聴いて、感情を思うままにはき出してみてくださいね。
【浮気の歌】一線を踏み越えてしまった禁断の恋・浮気ソング(1〜10)
愛を止めないで倖田來未

不倫という禁断の恋を描いた倖田來未さんのミディアム・バラード。
まっすぐな愛情を持ちながらも、許されない恋に生きる男女の葛藤と哀しみが美しく表現されています。
2011年9月に発売された本作は、映画『セカンドバージン』の主題歌として話題となり、同年のNHK紅白歌合戦でも披露されました。
アルバム『JAPONESQUE』『WINTER of LOVE』にも収録され、倖田さんの代表曲の一つとなっています。
愛する人と一緒にいられない寂しさや、世間の目を気にしながらも、なお愛し続けたいという切実な思いに共感できる方に、心から響く1曲となるはずです。
徘徊AKASAKI

夜の街をさまようように描かれた切ない恋の物語。
AKASAKIさんは若さゆえの純粋さと繊細な感性で、恋に揺れる心情を歌い上げています。
サビで高まるメロディと相まって、後ろめたさと切なさが見事に表現された珠玉のバラードです。
2025年4月に公開された本作は、ピアノとギターのシンプルな編成ながら、その情感豊かな歌声で若者の共感を呼んでいます。
恋の物語は純粋でストレートなものばかりではありません。
心の奥底でくすぶる想いに葛藤する人や、一歩を踏み出す勇気に戸惑う人の心に寄り添う1曲です。
質恋 feat.まつり高瀬統也

許されない恋におぼれる2人の心情を繊細に描いた、高瀬統也さんとまつりさんによるデュエットソング。
別れることすらできないほど依存してしまう関係性のなかで、互いを思いすぎるがゆえに生まれる矛盾や葛藤が、切なく表現されています。
2024年6月に発売されたこの曲は、Z世代を中心に共感を呼んでいます。
相手に思いを寄せながらも、その思いに苦しむような、切ない恋愛をしている方の心に寄り添う、心揺さぶられる1曲です。
あなたは煙草 私はシャボンLovely Summer Chan

切ない恋の終わりを繊細に描いたLovely Summer Chanさんのメランコリックなギターポップ。
2016年11月にアルバム『LSC』でメジャーデビューを飾った本作は、手の届かない相手への淡い思いと、それを受け入れざるを得ないはかなさを表現しています。
大人の象徴である「煙草」と、はかなく消えてしまう「シャボン玉」という対比を通じて、交わることのできない2人の距離感が印象的に描かれています。
かなわない恋に苦しみながらも前を向こうとする人の心に寄り添う、共感度の高い1曲です。
愛の国加藤ミリヤ

一時の関係に身を焦がす男女の心情を、繊細につづったバラードです。
不倫という逃れられない関係のなかでひかれ合う男女の切ない思いが、丁寧に描写されています。
2016年12月に発売されたシングル『最高なしあわせ』のカップリング曲として収録された、加藤ミリヤさんの作詞作曲によるこん身の楽曲です。
恋に迷って出口が見えない状況にある方や、自分の感情に正直になれず苦しんでいる方の心に寄り添う1曲となるでしょう。
悪い人戦慄かなの

許されない恋に踏み込んでしまった女性の心模様を繊細に描いた、切ない片思いソング。
肌寒くなる秋の季節とともによみがえる過去の思い出にとらわれながらも、前に進もうとする女性の心情が印象的。
戦慄かなのさんのはかなげな歌声が、葛藤する女性の内面を見事に表現しています。
2024年9月に戦慄かなのさんのソロメジャーデビュー曲として公開された本作は、相手の嘘に気付きながらも受け入れてしまう複雑な感情や、後悔と未練が入り混じった心情を描写しており、同じような経験をした人の共感を誘います。
ココアaiko

aikoさんといえばリアリティのある繊細な女性の気持ちを歌い、恋愛ソングの神様のような存在ですよね。
女性ばかりでなく、男性にもファンが多いですよね。
かわいい恋愛ソングやせつないラブソングが代表曲として多いですがこの曲『ココア』は今にも一線を超えてしまいそうな男女の「今」を切り取ったような1曲。
きっと2人ともお互いの気持ちには気付いているのでしょう、ですが理性もあり、何の進展もなくここまできたというのがわかります。
「一線を踏み越える」という一大事の緊張感と苦しい心の内、罪悪感のせめぎ合いが感じ取れますよね。