メキシカン・ヒップホップ、チカーノラップの名曲
メキシコ系アメリカ人によるラップ、チカーノラップ。
よく、「スペイン語のヒップホップ=チカーノラップ」と誤解されがちですが、メキシコ系のアメリカ人であれば、英語で歌っていたとしてもチカーノラップに当てはまるんですよね。
そんなチカーノラップの特徴は、なんといってもオールディーズを重んじるスタイルの古さ。
トレンドに流されないスタイルがチカーノラップの魅力的な要素ですよね。
今回は、そんなチカーノラップの名曲をピックアップしてみました!
往年の名曲から、最新の名曲まで、幅広くセレクトしているので、ぜひチェックしてみてください!
メキシカン・ヒップホップ、チカーノラップの名曲(41〜50)
Cash Money 2000Caskey

チカーノラップでは珍しい白人との混血のラッパーです。
エミネムのチカーノ版と考えるのが一番説明しやすいと思います。
とにかく、このレベルになるともうチカーノという枠をこえてきてます。
音源も非常にキャッチーな感じでまとまってて入り込みやすい曲に仕上がってます。
Slow LoveMr. Sancho

メロウなトラックにささやくように高速フローを繰り出す、これこそチカーノヒップホップの真骨頂?
ミスター・サンチョの人気のクラシック。
男女の掛け合いがキラキラと光るトラックと絶妙に絡み合い、極上のチカーノらしいメロウさを放っています。
荒々しいボーカルのレコーディングやざらついた全体の雰囲気も2000年後期の当時の特徴を思い起こさせますね。
特別、チカーノラップが好きじゃない人でも楽しんで聴いていただけると思います。
México y sus CulturasPanchas Psycho

アメリカ西海岸で知らない人はいないと思います。
メキシカンギャングがそのままラッパーになったと言われる、西海岸の独特のフローが非常に聴きやすく。
スパニッシュでラップしている非常に独特の空気をもつアーティストです。
非常にノリノリな曲なのも特徴的です。
EnemiesYoung Sleepz

周りを全て敵と判断している曲。
さすがチカーノなラップと言いざるをえない曲です。
しかし、音源に負けないそのキャラで歌うラップは聴く人を引き付ける何かカリスマ性を感じます。
わかりやすいラップが非常にキャッチーに総合的に仕上がっている感じです。
おわりに
今回、チカーノラップをセレクトしていて感じたのですが、チカーノラップはUSに比べて、トレンドに傾倒しにくい部分があるなと思いました。
時代的にトレンドは確実にキャッチしているはずなので、伝統を重んじる文化がチカーノラップにはあるのかもしれませんね。
ラグミュージックでは、さまざまなヒップホップの楽曲を特集しています。
マイナーな楽曲もチョイスしているので、ヒップホップに詳しくなりたい方は、ぜひチェックしてみてください!