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甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選

ギターと聞くとアコースティックギターやエレキギターを思い浮かべる方が多いと思いますが、クラシック音楽が現代音楽の礎であるように、弦楽器を語るうえでもクラシックギターは欠かせません。

とはいえ、何から聴けばわからないという方のために、ゆったりしっとりとしたものから超絶技巧曲まで、世界中で親しまれている名曲を集めました。

クラシックギターの持つ甘く柔らかい音色と重厚な響きを、ぜひ楽しんで聴いてみてください!

甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(1〜20)

サンバーストAndrew York

アメリカの現代クラシックギタリストであり、作曲家でもあるアンドリュー・ヨーク。

こちらの曲は、トヨタのアリオンのCMで使われていた曲です。

人を魅了する素敵なメロディで、清清しい気持ちになります。

現代作曲家で、こんな素敵な曲を作る人がいるとは、幸せなことです。

ロサンゼルス・ギター・カルテットの一員としてグラミー賞を受賞。

上記シャロン・イスピンがグラミー賞を受賞したCDにも曲が収録されています。

彼が作る曲は多くのギタリストに弾かれています。

24の奇想曲Niccolò Paganini

Rare Guitar Video: Nicola Hall plays Caprice No. 24 by Niccolò Paganini
24の奇想曲Niccolò Paganini

イタリアが生んだ天才ヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニ。

その驚異的なテクニックと革新性は、現代にも多大な影響を与え続けています。

彼の代表作であるソロ・ヴァイオリンのための24曲からなる作品集は、まさに超絶技巧の極みと言えるでしょう。

各曲が異なる技術的課題を提示し、演奏者に高度な技術を要求します。

1820年にミラノで初演された本作は、パガニーニの卓越した才能を如実に示すものです。

ヴァイオリンの可能性を極限まで引き出したこの曲集は、クラシックギターファンにもオススメ。

その技巧の数々は、ギター演奏にも応用できる魅力に溢れています。

大聖堂Agustín Barrios

Ana Vidovic plays ‘La Catedral’ by Agustín Barrios Mangoré on a classical guitar – クラシックギター
大聖堂Agustín Barrios

『大聖堂』。

クラシックギターで有名なバリオスが作曲されました。

曲の展開が魅力あふれる作品です。

全体的にしっとりとしていますが、軽やかで甘い旋律はさすがバリオスです。

後半からのスピード感あふれる速弾きは素晴らしいですよ。

ギターの魅力がつまっています。

ぜひ聴いてみてくださいね。

序奏とロンド 作品2より第2番Drew Henderson

スペインが生んだクラシックギターの巨匠、ディオニシオ・アグアドの代表作。

1827年に出版された『トロワ・ロンド・ブリラン』の1曲です。

序奏部分では情感豊かな旋律が奏でられ、続くロンド部分では明るく軽快な主題が繰り返されます。

ゆったりとした序奏から活発なロンドへの展開は、まるで春の訪れを感じさせるよう。

本作は高度な技巧を要しますが、その美しい旋律と構成から、多くのギタリストに愛され続けています。

クラシックギターの魅力を存分に味わえる1曲ですよ。

ラグリマ(涙)Francisco Tárrega

Lagrima by Francisco Tárrega- performed by Tatyana Ryzhkova
ラグリマ(涙)Francisco Tárrega

『ラグリマ(涙)』は、ギター奏者フランシスコ・タルレガが作曲された作品です。

短い曲ですが、心にそっと寄り添ってくれる優しい曲です。

『ラグリマ(涙)』というタイトルにふさわしい作品。

やわらかで明るい曲調は、年代問わずオススメです。

ぜひ聴いてみてくださいね。

シャコンヌト長調Ida Presti & Alexandre Lagoya

George Frideric Handel Chaconne in G (Ida Presti & A. Lagoya)
シャコンヌト長調Ida Presti & Alexandre Lagoya

クラシックギター界の伝説的デュオであるイダ・プレスティとアレクサンドル・ラゴヤ。

彼らが演奏するヘンデルの名曲は、まるで時が止まったかのような美しさです。

壮麗な主題に続く21の変奏は、まさに音の万華鏡。

リズムや調性の変化が織りなす多彩な表情に、聴く者は思わず引き込まれてしまいます。

バロック音楽の魅力を存分に味わえる本作は、ギターの柔らかな音色と重厚な響きが絶妙なハーモニーを生み出しています。

1952年に結婚した二人の息の合った演奏は、まさに至高の芸術。

クラシック音楽ファンはもちろん、ゆったりとした時間を過ごしたい方にもオススメの1曲です。