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甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選

ギターと聞くとアコースティックギターやエレキギターを思い浮かべる方が多いと思いますが、クラシック音楽が現代音楽の礎であるように、弦楽器を語るうえでもクラシックギターは欠かせません。

とはいえ、何から聴けばわからないという方のために、ゆったりしっとりとしたものから超絶技巧曲まで、世界中で親しまれている名曲を集めました。

クラシックギターの持つ甘く柔らかい音色と重厚な響きを、ぜひ楽しんで聴いてみてください!

甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(1〜20)

ギター協奏曲 第1番 作品30Mauro Giuliani Sergio Pantaleo Giuliani

19世紀初頭のイタリアが生んだ名ギタリスト、マウロ・ジュリアーニが1808年に作曲したギターとオーケストラのための協奏曲。

3つの楽章からなり、壮大な第1楽章、穏やかな第2楽章、軽快な第3楽章と、変化に富んだ構成が魅力です。

ギターの優美な音色とオーケストラの華やかな響きが見事に調和し、聴く者を魅了します。

ジュリアーニはウィーンで活躍し、多くの弟子を育てました。

本作はギター協奏曲の金字塔として、今なお世界中で演奏され続けています。

クラシックギターの魅力に触れたい方にぜひオススメの1曲です。

聖母の御子カタロニア民謡

Kyuhee Park – Miguel Llobet – EL NOI DE LA MARE
聖母の御子カタロニア民謡

『聖母の御子』は、カタロニア民謡ですが、クラシック音楽の要素が詰まっています。

ギターの曲ですが、ピアノでも弾いてみたくなりますね。

『聖母の御子』というだけあり、クリスマスのシーズンにピッタリの1曲です。

ぜひ聴いてみてくださいね。

甘く優しい音色と響き。魅惑のクラシックギター名曲選(21〜40)

La Source du LysonNapoléon Coste

Enrica Savigni – “La Source du Lyson”, Napoléon Coste
La Source du LysonNapoléon Coste

ロマン派の時代になって以降のギター音楽は、荘厳な雰囲気から人間的な叙情性を持つようになりました。

コストもギターの世界以外ではあまり知られていない作曲家ですが、ギターの世界では大作曲家です。

これはロマンチックで生きいきとした幸福なイメージ満載の曲。

パラグアイ舞曲 第1番Agustín Barrios

パラグアイ舞曲第1番(A.バリオス)/Danza Paraguaya No.1 (A.Barrios)
パラグアイ舞曲 第1番Agustín Barrios

バリオスは、ギターの魔術師とまで言われたギター演奏家でした。

そして素晴らしい曲も数多く残していますが、一見簡単そうに見えて演奏が難しい曲があります。

巨匠セゴビアですらレパートリーに入れようとしなかった彼の曲の中でも跳ねるような陽気さを持った隠れた名曲がこれです。

スペイン組曲第1番「グラナダ」Isaac Albéniz

Ana Vidovic plays Granada by Isaac Albéniz on a classical guitar – guitare classique – クラシックギター
スペイン組曲第1番「グラナダ」Isaac Albéniz

近代になるとクラシック周縁地では「国民楽派」という現地の音楽の特徴を多く取り入れた音楽が出始めますが、アルベニスはスペインでスペインらしさを強く打ち出した作曲科でした。

「グラナダ」はスペインの都市で、スペインの灼熱の太陽を強く感じる曲です。

郷愁のショーロAgustín Pío Barrios

バリオス作曲、『郷愁のショーロ』。

ギターソロらしい、ステキなメロディラインがまんさいです。

軽やかで明るいメロディー、時々訪れる悲しくも軽やかなメロディラインは、ギターならではですね。

とても楽しませてくれます。

魅力あふれるステキな作品は、大人の方に特にオススメです。

ぜひ聴いてみてくださいね。