長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。
美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。
あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?
そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。
時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。
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もくじ
- クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 森にてAlbert Ketèlbey
- 海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」Bohuslav Martinů
- 動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns
- 動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」Camille Saint-Saëns
- 交響詩「海」 3つの交響的スケッチ 第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy
- 夢Claude Debussy
- 組曲「鏡」:洋上の小舟Claude Debussy
- 静かな潟Eric Coates
- 水上の音楽 ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 水上の音楽 第2組曲 – II. アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 夏の朝Heino Kasuki
- 夜の海辺にてHeino Kasuki
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 歌劇「ワルキューレ」より「ワルキューレの騎行」Richard Wagner
- ベルガマスク組曲『月の光』Claude Debussy
- 死の舞踏Franz Liszt
- 交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven
- ボレロMaurice Ravel
- バレエ音楽「白鳥の湖」より「情景」Pyotr Tchaikovsky
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- イソップの饗宴 作品39-12Charles Valentin Alkan
- English Country TunesMichael Finnissy
- 8つの演奏会用練習曲 作品40 第8曲:終曲Nikolay Kapustin
- 熊蜂の飛行Rimsky-Korsakov-Cziffra
- ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt
- 8つの演奏会用練習曲 作品40 第1曲:前奏曲Nikolay Kapustin
- 8つの演奏会用練習曲 作品40 第3曲:トッカティーナNikolay Kapustin
- 8つの演奏会用練習曲 作品40 第5曲:冗談Nikolay Kapustin
- バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi
- 練習曲第3番「別れの曲」Frederic Chopin
- 歌劇「トゥーランドット」より「誰も寝てはならぬ」Giacomo Puccini
- ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- 水の戯れMaurice Ravel
- 8つの演奏会用のエチュードより「3.トッカーティナ」Nikolai Kapustin
- 組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst
- 無伴奏パルティータ「シャコンヌ」J.S.Bach
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov
- バラード第1番 ト短調Frederic Chopin
- 交響曲第5番「革命」第4楽章Dmitri Dmitriyevich Shostakovich
- 「3つのオレンジへの恋」より「行進曲」Sergei Prokofiev
- ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960 3楽章 アレグロ・ヴィヴぁー©げデリカテッツァFranz Schubert
- ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667《ます》第3楽章 スケルツォ、プレストFranz Schubert
- ピアノ五重奏曲 イ長調 作品114 D667《ます》第4楽章 主題と変奏 アンダンティーノFranz Schubert
- 交響曲 第9番 ニ短調 Op.125「合唱付き」第4楽章より「歓喜の歌」Ludwig van Beethoven
- ノクターン第2番Frederic Chopin
- 花のワルツPyotr Tchaikovsky
- ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach
- 水上の音楽ヘンデル
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- 「四季」より「春」Antonio Vivaldi
- 弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin
- 生まれたばかりの王女のためのパヴァーヌCharles-Henry
- 「讃美歌」320番「主よ 御許に近づかん」Eliza Flower)
- 旋律のようにJohannes Brahms
- 弦楽四重奏曲第1番 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」Pyotr Tchaikovsky
- 交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov
- 歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner
- アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart
- カノンJohann Pachelbel
- ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin
- ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23Pyotr Tchaikovsky
- 歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」Giuseppe Verdi
- フーガト短調J.S.Bach
- 弦楽セレナーデPyotr Tchaikovsky
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
- 歌劇「フィガロの結婚」序曲Wolfgang Amadeus Mozart
- オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」Alexander Borodin
- ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy
- 練習曲 作品10-3「別れの曲」Frederic Chopin
- 打楽器とオーケストラのための協奏曲André Jolivet
- 交響曲第9番「新世界より」第2楽章Antonín Dvořák
- 剣の舞Aram Khachaturian
- ミクロコスモスより153番「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」Bartók Béla
- 序奏とロンド・カプリチオーソCamille Saint-Saëns
- 組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns
- カルミナ・ブラーナCarl Orff
- 沈める寺Claude Debussy
- 組曲「ペール・ギュント」より「朝」Edvard Hagerup Grieg
- 行進曲「威風堂々」第1番Edward William Elgar
- ジムノペディ第1番Erik Satie
- オペラ「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn
- パガニーニによる大練習曲「ラ・カンパネラ」Franz Liszt
- 超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」Franz Liszt
- 歌曲「魔王」Franz Schubert
- 軍隊行進曲Franz Schubert
- 喜歌劇「軽騎兵」より序曲Franz von Suppé
- 練習曲作品10−12「革命のエチュード」Frederic Chopin
- オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」George Frideric Handel
- 歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」Giacomo Puccini
- 歌劇「泥棒かささぎ」より序曲Gioachino Rossini
- 「レクイエム」より「怒りの日」Giuseppe Verdi
- 歌劇「椿姫」より「乾杯の歌」Giuseppe Verdi
- トゥオネラの白鳥Jean Sibelius
- トッカータとフーガ ニ短調J.S.Bach
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- ハンガリー舞曲第5番Johannes Brahms
- 主題と変奏(弦楽六重奏曲第1番より)Johannes Brahms
- 無伴奏チェロ・ソナタKodály Zoltán
- ピアノソナタ23番「熱情」Ludwig van Beethoven
- …続く
クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(1〜20)
森にてNEW!Albert Ketèlbey

木漏れ日が差し込む穏やかな森の情景が目に浮かぶような、そんなピアノ曲はいかがでしょうか。
アルバート・ケテルビーによるこの楽曲は、まるで森の中で深呼吸しているような、安らぎを与えてくれます。
ピアノの優しい旋律が、木々のささやきや小鳥のさえずりを描いているかのようですね。
ピアノ曲集『A Dream Picture』に収められ、その愛らしさから「かわいい」と評されることもあるんですよ。
1993年のローズマリー・タックによる録音もまた、心に染み入りますね。
約3~4分の短い中に自然の息吹が凝縮されていますね!
暑さを忘れ、心静かに過ごしたい時や読書のお供にいかがでしょう。
本作を聴けば、きっと穏やかな気持ちになれるはずです。
海辺の夕暮れ H.128 第3曲「嵐の海辺」NEW!Bohuslav Martinů

ピアノの巧みなアルペジオが、夕暮れ時の海辺に打ち寄せる波、そして吹きすさぶ風の情景を描き出す作品です。
ボフスラフ・マルトゥーによる本作は、1921年に書かれたピアノ独奏のための小品で、アルバム『Evening on the Sea-shore H.128 他3曲』に収録されています。
印象派的な色彩が豊かな響きのなかに、ロンド形式という古典的な骨格が息づき、自然の描写と構築美の対話が見事な1曲となっています。
ダイナミックな展開は副題の「嵐」を思わせ、技巧的なカデンツァを経て再び穏やかさを取り戻す構成が印象的です。
夏のひとときに、ドラマティックでありながらも涼やかなピアノの調べに浸りたい方に聴いてほしい名曲です。
動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」NEW!Camille Saint-Saëns

組曲『Le Carnaval des animaux』からの旋律で、カミーユ・サン=サーンスによる名高い作品です。
元は1886年初頭の謝肉祭の余興として構想された組曲中の1曲で、作曲者が存命中に唯一出版を許したものです。
チェロが奏でる流麗なメロディは、水面を滑る白鳥の優雅な姿や、伝説に語られる「白鳥の歌」の幻想的な情景を思わせます。
1905年にアンナ・パヴロワがこの曲に合わせて創作したバレエ「死の白鳥」は世界的に知られ、フィギュアスケートの羽生結弦選手もエキシビションで使用し感動を呼びました。
夏の暑さを忘れさせ、心に潤いを与えてくれるような、美しいチェロの音色に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。
動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」NEW!Camille Saint-Saëns

お祭りの最後を飾るような、きらびやかで心躍る作品が、カミーユ・サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』の終曲です。
この作品は1886年に私的な演奏会のために作られ、作曲者の没後1922年に初めて一般に公開されたという経緯があります。
冒頭のピアノの華麗なトリルから、さまざまな楽器が加わり、これまでの楽章に登場した動物たちのモチーフが次々と現れる様子は、まさにお祭りのクライマックスといった趣です。
ユーモラスな雰囲気が全体を包み込み、最後は動物の鳴き真似で締めくくられるのも楽しい魅力となっています。
1999年公開のディズニー映画『ファンタジア2000』で使用されたことでも知られ、夏の暑さを忘れさせてくれるような爽快な気分にさせてくれるでしょう。
クラシック音楽に普段あまり触れない方にも、その楽しさを発見してもらえる一曲です。
交響詩「海」 3つの交響的スケッチ 第3楽章「風と海との対話」NEW!Claude Debussy

海の雄大さと神秘性を音で見事に描き出した、クロード・ドビュッシーの管弦楽作品、名盤『La Mer』のクライマックスを飾る一曲です。
この楽曲では、風と海が対話するかのように、激しくも美しい自然のドラマが展開されます。
弦楽器のうねり、木管楽器の鋭い響き、そして金管楽器と打楽器が一体となって迫力がある音の情景を創り上げています。
1905年10月に初演された本作は、夏の暑さを忘れさせてくれるような爽快感と涼やかさを持っています。
オーケストラの色彩が豊かな音響に浸りたい方や、吹奏楽編曲版などを通じてクラシック音楽の壮大さに触れたい方にもおすすめの作品となっています。
夢NEW!Claude Debussy

ここで紹介するのは、クロード・ドビュッシーが1890年に手がけた、まるで夢の中を漂うような美しいピアノ小品です。
優しく甘美な旋律とアルペジオが織りなす幻想的な雰囲気が特徴で、聴く人を心地よいまどろみへと誘いますね!
静かに目を閉じれば、夏の日の木陰で微睡むような、涼やかで穏やかな情景が目に浮かぶことでしょう。
本作は後にラリー・クリントンによって歌詞がつけられ、「My Reverie」として1938年にヒットし、ビング・クロスビーらにも歌われました。
夏の暑さを忘れさせてくれる、そんな音楽体験を求める方や、穏やかな気分に浸りたい時に聴いてみると、きっとすてきな時間が過ごせるのでおすすめです!