RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

長い歴史の中で、さまざまな音楽家が作ってきたクラシック音楽。

美しい旋律に心がやすらぐものから壮大なスケールに圧倒されるものまで、実にバラエティに富んでいます。

あまりの多さに「聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか?

そんなあなたに「まずはコレ!」とオススメしたいものをピックアップしました。

時代を越えて愛され続けるクラシック音楽の世界を、しばしご堪能ください。

クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(6〜10)

交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven

小澤征爾指揮 15年ぶりの「歓喜の歌」『ベートーヴェン:交響曲第9番《合唱》』【発売中!】
交響曲第9番「合唱付き」Ludwig van Beethoven

あまりのも有名なベートーベンの『交響曲第9番ニ短調作品125合唱付き』、古典派の以前の音楽の集大成ともいえるような総合性を備えると同時に、来たるべきロマン派音楽の時代の道標となった記念碑的な大作です。

第4楽章は独唱および合唱を伴って演奏され、歓喜の歌としても親れいますね。

原曲の歌詞はドイツ語ですが、世界中のあらゆる言語に翻訳さています。

ベートーベンが22才の時から構想を温めていた曲で、いわば「ライフワーク」のような曲で音楽界のみならす文化、芸術に与えた影響は計り知れないものがあります。

森にてAlbert Ketèlbey

ケテルビー: 森にて[ナクソス・クラシック・キュレーション #かわいい]/Albert, William Ketèlbey: In the Woodlands
森にてAlbert Ketèlbey

木漏れ日が差し込む穏やかな森の情景が目に浮かぶような、そんなピアノ曲はいかがでしょうか。

アルバート・ケテルビーによるこの楽曲は、まるで森の中で深呼吸しているような、安らぎを与えてくれます。

ピアノの優しい旋律が、木々のささやきや小鳥のさえずりを描いているかのようですね。

ピアノ曲集『A Dream Picture』に収められ、その愛らしさから「かわいい」と評されることもあるんですよ。

1993年のローズマリー・タックによる録音もまた、心に染み入りますね。

約3~4分の短い中に自然の息吹が凝縮されていますね!

暑さを忘れ、心静かに過ごしたい時や読書のお供にいかがでしょう。

本作を聴けば、きっと穏やかな気持ちになれるはずです。

動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns

宮田 大 Dai Miyata/サン=サーンス:白鳥 Saint-Saëns-Le Cygne(The Swan)
動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns

組曲『Le Carnaval des animaux』からの旋律で、カミーユ・サン=サーンスによる名高い作品です。

元は1886年初頭の謝肉祭の余興として構想された組曲中の1曲で、作曲者が存命中に唯一出版を許したものです。

チェロが奏でる流麗なメロディは、水面を滑る白鳥の優雅な姿や、伝説に語られる「白鳥の歌」の幻想的な情景を思わせます。

1905年にアンナ・パヴロワがこの曲に合わせて創作したバレエ「死の白鳥」は世界的に知られ、フィギュアスケートの羽生結弦選手もエキシビションで使用し感動を呼びました。

夏の暑さを忘れさせ、心に潤いを与えてくれるような、美しいチェロの音色に浸りたい方に聴いてほしい一曲です。

動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」Camille Saint-Saëns

サン=サーンス: 組曲「動物の謝肉祭」:フィナーレ[ナクソス・クラシック・キュレーション #コミカル]
動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」Camille Saint-Saëns

お祭りの最後を飾るような、きらびやかで心躍る作品が、カミーユ・サン=サーンスの組曲『動物の謝肉祭』の終曲です。

この作品は1886年に私的な演奏会のために作られ、作曲者の没後1922年に初めて一般に公開されたという経緯があります。

冒頭のピアノの華麗なトリルから、さまざまな楽器が加わり、これまでの楽章に登場した動物たちのモチーフが次々と現れる様子は、まさにお祭りのクライマックスといった趣です。

ユーモラスな雰囲気が全体を包み込み、最後は動物の鳴き真似で締めくくられるのも楽しい魅力となっています。

1999年公開のディズニー映画『ファンタジア2000』で使用されたことでも知られ、夏の暑さを忘れさせてくれるような爽快な気分にさせてくれるでしょう。

クラシック音楽に普段あまり触れない方にも、その楽しさを発見してもらえる一曲です。

交響詩「海」 3つの交響的スケッチ 第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy

ドビュッシー: 交響詩「海」 3つの交響的スケッチ:海の夜明けから真昼まで[ナクソス・クラシック・キュレーション #おしゃれ]
交響詩「海」 3つの交響的スケッチ 第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy

海の雄大さと神秘性を音で見事に描き出した、クロード・ドビュッシーの管弦楽作品、名盤『La Mer』のクライマックスを飾る一曲です。

この楽曲では、風と海が対話するかのように、激しくも美しい自然のドラマが展開されます。

弦楽器のうねり、木管楽器の鋭い響き、そして金管楽器と打楽器が一体となって迫力がある音の情景を創り上げています。

1905年10月に初演された本作は、夏の暑さを忘れさせてくれるような爽快感と涼やかさを持っています。

オーケストラの色彩が豊かな音響に浸りたい方や、吹奏楽編曲版などを通じてクラシック音楽の壮大さに触れたい方にもおすすめの作品となっています。