【令和7年青森県東方沖を震源とする地震により被害を受けられた皆さまへ】今回の地震で被害を受けられた皆さまへ、心よりお見舞い申し上げます。
地震は日本に住んでいる限り避けられない自然災害の一つ。
これまでにもたくさんの大きな地震が発生し、多くの悲しみと苦難を与えてきました。
しかし、その度に日本国内だけでなく、世界中から支援が届いています。
そうした復興支援の中には、音楽を介した支援もたくさんあって、世界中のミュージシャンが震災復興の願いを込めてたくさんの曲を発表しています。
「音楽を通じて1人でも多くの被災者の方が元気になれますように……」、この記事ではそんな真っすぐな願いが込められた楽曲を一挙に紹介していきます。
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震災の復興応援ソング。音楽でつなぐ復興支援の輪【がんばろう日本】(1〜10)
ブリキNEW!RADWIMPS

2013年3月11日、東日本大震災から2年目の節目に公開されたRADWIMPSの復興応援ソングです。
静かなピアノのアルペジオから始まるスローテンポのバラードで、派手なロックサウンドをあえて抑え、野田洋次郎さんの歌声と言葉の一つひとつが心に染み入るようなアレンジが印象的です。
歌詞には「頑張ろう」というストレートな励ましではなく、失われたものの重さや癒えない傷に寄り添う姿勢が貫かれています。
本作は、震災を思い続ける「3.11シリーズ」の第2作にあたり、2021年にはアルバム『2+0+2+1+3+1+1=10 years 10 songs』に収録されました。
収益は日本赤十字社などを通じて自然災害の支援活動に寄付されています。
また、島田大介監督の短編映画『ただいま。』のエンディング曲としても起用されました。
震災を直接経験していない方にとっても、自分なりの関わり方を考えるキッカケをくれる1曲です。
SAVE NOTONEW!YOS-MAG

能登半島地震から約1年、2025年2月に配信されたYOS-MAGさんによる復興応援ソングです。
石川県金沢市出身のラッパーである彼は、震災直後から5度にわたり被災地へ足を運び、その目で見た現実をラップに刻み込みました。
単なる応援メッセージにとどまらず、復興の遅れに対する問題意識や、現地で奮闘する支援者たちへの敬意が込められています。
ドキュメンタリー的な視点で描かれた歌詞は、被災地のリアルな姿を伝えるラップジャーナルとして機能しているといえるでしょう。
YouTubeで公開されたMVでは、瓦礫の残る風景や仮設住宅の様子が映し出され、より深く能登の現状が伝わってきます。
被災地に直接行けなくても、何か力になりたいと感じている方にぜひ聴いてほしい1曲です。
アサガオNEW!白鵬&Kae

2014年6月、テレビ東京系の特番「志村&白鵬のすごいんでないの!」の企画で生まれた、東日本大震災の復興を願う応援ソングです。
番組内で披露されると大きな反響を呼び、CD化を望む声が殺到。
震災から5年となる2016年2月に、白鵬さんとJ-POPシンガーのKaeさんによるデュエット曲として正式にリリースされました。
歌詞には、かつての穏やかな夏の記憶と、そこから再び歩み出そうとする決意が込められています。
手を取り合い、涙を光に変えていこうとするメッセージは、被災地だけでなく聴く人すべての心にあたたかく響きます。
白鵬さんは本番に向けて移動中もカラオケ音源を持ち歩き、何度も歌い込んだそう。
その真摯な姿勢がKaeさんの伸びやかな歌声と重なり、異なるフィールドの2人が心をひとつにした、唯一無二の復興ソングとなっています。
Believe(相信愛)NEW!陳建寧

2011年3月、東日本大震災の直後に台湾で制作されたチャリティーソングがあります。
F.I.R.飛児楽団のリーダーであり、作曲家やプロデューサーとして活躍する陳建寧さんが作詞作曲を担当したという1曲です。
台湾を代表する多数のアーティストが参加し、当時の総統によるナレーションも収録されるなど、国を挙げての支援の思いが込められています。
本作は同年3月に台湾で生放送されたチャリティー番組のテーマソングとして披露され、番組では多額の義援金が集まりました。
歌詞には、喪失の悲しみを認めながらも愛や希望を信じて前に進もうというメッセージが込められています。
困難のなかでも一歩踏み出す勇気がほしいとき、国境を越えた絆を感じたいときに聴いてほしい楽曲です。
GASSHOWillion

RADWIMPSのボーカル野田洋次郎さんのソロプロジェクト、illionの楽曲。
彼の歌は本当鳥肌が立つほどの強いメッセージにあふれています。
「あの瞬間を忘れてはならない」という強い思いをこめて昔の言葉で作成した彼の意志が伝わってきます。
この曲が導いてくれる先は光にあふれている気がします。
花は咲く花は咲くプロジェクト

2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災地の支援をおこなうNHK東日本大震災プロジェクトから生まれた、復興を応援するテーマソング。
この楽曲は、宮城県出身である岩井俊二さんが作詞、菅野よう子さんが作曲を担当しています。
西田敏行さん、鈴木京香さん、梅沢富美男さん、サンドウィッチマン、荒川静香さんといった各界の被災地域の出身やゆかりの深い有名人が歌を担当しています。
アカシア[acacia]松任谷由実
![アカシア[acacia]松任谷由実](https://i.ytimg.com/vi/nxen7j4RvOY/sddefault.jpg)
松任谷由実さんの透明感のある歌声が心に染みわたります。
この曲はもともとアルバム『acacia(アケイシャ)』に収録され、2001年6月にリリース。
石川県内灘町に咲くアカシアをイメージして制作された作品で、2024年能登半島地震の復興支援のために、23年の時をへてチャリティーシングルとしてリリースされました。
ノスタルジックな雰囲気と未来への希望が交錯する歌詞が印象的。
見知らぬ土地で感じる不安や孤独、そして新たな出会いへの期待を抱いている方に、きっと寄り添ってくれる1曲です。






