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昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ

あなたは「春」と聞いて、どんな歌を思い浮かべますか?

戦前から戦後にかけての昭和初期には、季節の移ろいを繊細に描いた流行歌や唱歌、童謡が数多く生まれました。

本特集では、そんな時代の春にまつわる歌謡曲や唱歌をたっぷりとお届けします。

リンク先の音源動画資料には当時のオリジナル音源を選んでいる曲もありますから、レトロな響きとともに当時の春の空気を味わってみてください。

懐かしいメロディーを口ずさみながら、穏やかな春のひとときをお楽しみいただければ幸いです。

昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(41〜50)

朧月夜唱歌

【BS日本・こころの歌】朧月夜 − FORESTA
朧月夜唱歌

春の夕暮れ時の情景を美しく描き出した楽曲は、菜の花畠に広がる夕日と霞、空に浮かぶ淡い月光が織りなす風景を、繊細な筆致で表現しています。

のどかな里山の情景とともに、森の色や田んぼの小道を歩く人々の姿、蛙の鳴き声や鐘の音など、日本の春の風物詩を優しく包み込んだ作品に仕上がっています。

1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんの詞と岡野貞一さんの曲が見事に調和し、学校教育の場でも長く親しまれてきました。

2009年には森山愛子さんがカバー、2023年6月には西田あいさんが番組で歌唱するなど、世代を超えて愛され続けています。

穏やかな春の夕べに聴きたい一曲として、心に染み入る温かさを感じさせてくれることでしょう。

昭和初期の春の歌。春を感じる歌謡曲や唱歌まとめ(51〜60)

うれしいひなまつり河村順子

【♪うたアニメ】うれしいひなまつり〈うた:いっちー&なる〉
うれしいひなまつり河村順子

春の訪れとともに色とりどりのぼんぼりや桃の花を飾るひな祭り。

そんな風物詩を歌い上げたのが、河村順子さんによる『うれしいひなまつり』です。

1936年に発表されて以来、日本中の家庭で親しまれてきたこの曲は、子供から大人まで誰もが口ずさむ名曲。

この歌を聴けば、にわかに春の気配を感じ、ほっと温かな気持ちになるでしょう。

サトウハチローさんによる歌詞は、家族の絆と優しい時間が交錯するひな祭りの風景を描いており、聴く人の心に沁み入ります。

アルバム『河村順子・童謡の歩みI』や『河村順子・童謡の歩みII』に収録されており、今聴いてもその郷愁を感じさせるメロディーは色褪せることがありません。

春が訪れるたびに耳にしたくなる、そんな1曲ですね。

乙女の春淡谷のり子

日本におけるシャンソンの先駆者、「ブルースの女王」の愛称でも親しまれた、淡谷のり子さんの楽曲です。

『乙女の春』は1934年、昭和9年に発表された楽曲で、作曲は古関裕而さん、作詞は島田芳文さんが担当しています。

昭和の空気を強く感じる、コロムビアオーケストラによるおだやかなサウンドが印象的で、春のあたたかさを伝えるイメージですね。

歌詞では春にまつわる女性の姿が描かれており、遠くに向かって思いをはせる様子、涙を流す様子などが表現されています。

梅と兵隊田端義夫

バタヤンという愛称で知られる、歌手でありギタリストの田端義夫さんが1941年に発表し、ヒットした昭和歌謡。

戦場で頑張る兵士が、家で自分の帰りを待っているであろう母親への思いを歌っています。

戦争時代のつらく強い思いが、梅の美しさとともに胸に迫り涙を誘うんですよね。

そして散りゆく花のように覚悟を決めている力強さに胸が熱くなります。

日本人が今ももつ、家族への深い愛情はもちろん、はかなさの美を追求する感性がふくよかにただよう1曲です。

赤い椿の港町霧島昇

戦前から戦後にかけて歌手、俳優として活躍した霧島昇さんの楽曲です。

本曲で昭和27年の『第2回NHK紅白歌合戦』に初出場してから、5度に渡り各年のヒット曲で出場を果たしています。

霧島昇さんの歌う初盤が制作されたのは昭和25年、それ以降さまざまな有名歌手によって歌い継がれてきました。

学生時代にテノール歌手を目指し声楽を本格的に学んだ霧島昇さんの発生のよい伸びやかな声と、哀愁漂う歌詞が印象的な一曲です。

微笑がえしキャンディーズ

伊藤 蘭「微笑がえし」コンサート・ツアー2020よりライブ映像公開!Blu-ray & DVD 3月17日発売!
微笑がえしキャンディーズ

大切な人との別れを前にした女性の切ない思いを、爽やかな春風のような旋律に乗せて歌い上げたキャンディーズの至高の1曲です。

1978年2月のリリース後、オリコンチャートで1位を獲得し、累計100万枚を超える売り上げを記録しました。

引越しのシーンを通してカップルの別れを描いており、これまでの思い出を振り返る主人公の姿には笑顔の裏に隠された複雑な感情が映し出されています。

春の時期に大切な人との別れを経験した方に聴いていただきたい1曲です。

湖畔の乙女菊池章子

6歳で琵琶の免許皆伝となり、1939年に歌手としてのデビューを果たしたシンガー、菊池章子さん。

1942年11月15日にリリースされたシングル曲『湖畔の乙女』は、映画『湖畔の別れ』の主題歌として大ヒットとなりました。

透明感のある伸びやかなハイトーンボイスと叙情的なメロディーは、古き良き日本の音楽を感じさせられるのではないでしょうか。

日本語の美しさが詰まったリリックにも注目して聴いてほしい、エモーショナルなナンバーです。