日々たくさんの方が利用される介護施設。
毎日、どこにいってもおしゃべりする声が聞こえてきてにぎやか、というところも多いでしょう。
さて、そんな施設での生活ですが、せっかくならいる人みんなで一緒に楽しい時間を過ごす、そういうタイミングを作りたいですよね。
今回この記事ではご高齢の方たちにぜひやってみてほしい集団ゲームのアイデアをまとめてみました。
体をしっかり動かせるものから脳トレにもなるレクリエーションまでそろっています。
ぜひ最後までチェックして、活用できそうなものを見つけてくださいね!
【高齢者向け】楽しもう!集団ゲームレクのアイデア集(1〜20)
〇〇のつく〇〇は?NEW!

お題となる文字とテーマを組み合わせて答えるゲームです。
秋にちなんだテーマを設定すれば季節感も感じられ、「ものつく秋の植物」や「くのつく果物」など、楽しみながら言葉を考えられます。
出てきた答えをホワイトボードに書き出していくと視覚的にも盛り上がり、参加者全員で共有しやすくなります。
個人戦でもチーム戦でも進行でき、テンポよく回答が出てくることで活発な雰囲気になります。
思いつかない時にはまわりからヒントをもらったり昔の食卓や風景を思い出すきっかけにもなり、高齢者同士の会話や思い出話も自然に広がるレクリエーションです。
歌当てクイズNEW!

童謡や演歌などの懐かしい歌の歌詞を一部ずつホワイトボードに書き出していき、その曲名を当ててもらうクイズです。
最初の一節だけを書いて少しずつ追加していくことで、記憶をたどる楽しさが味わえます。
参加者が自然と口ずさみ始めることも多く、場の雰囲気が温かくなるでしょう。
曲を思い出す過程で当時の情景やエピソードがよみがえり、会話が広がるきっかけにもなります。
演歌であれば旅や季節の話題、童謡であれば学校や子供時代の思い出など関連するテーマでの語らいにもつながりやすく、心の距離が近づくレクリエーションとしても効果的です。
絵しりとりNEW!

ホワイトボードを使っておこなう絵しりとりは、順番に絵を描いてしりとりをつなげていく遊びです。
たとえば最初の人が「りんご」の絵を描いたら、次の人は「ご」から始まる言葉を絵で表現します。
文字を使わず絵だけでつなぐため正確に伝える工夫や、見て当てる楽しさが加わり参加者全員が注目するレクリエーションになります。
絵を描くことに不安がある方でも「これは何かな?」と周りで考えながら進められるため、協力しながら楽しい時間が過ごせるのもポイント。
上手い下手ではなく「伝わること」が大切なので、笑いや驚きが生まれやすく、高齢者同士の会話のきっかけにもなるレクリエーションです。
うちわでお手玉リレー

つるつるすべるお手玉に大苦戦!?うちわでお手玉を受け取って隣に渡していく「うちわでお手玉リレー」です!
手を使えば簡単に次の人に渡せるお手玉も、うちわしか使えないとなかなか言うことを聞いてくれません。
シンプルで簡単なルールだけれど、ちょっとした緊張感も必要なため、高齢者の方々全員で盛り上がれること間違いなし!
イスに座ったまま行ったり、立ってうちわにお手玉を乗せたまま次の人のもとまで歩いていったり、様子を見ながらアレンジを加えてみるのもよいでしょう。
じゃんけんリレー

じゃんけんに勝つまでバトンを渡せない「じゃんけんリレー」!
ただ渡すだけでなく「じゃんけんに勝つ」というミッションが加わるため、皆さん真剣に取り組んでくださること間違いなしのゲームです。
「なかなか勝てない」と焦ってしまったり、「あいこばっかり」と大笑いしたりしながら、和やかに楽しめるでしょう。
お話の苦手な方でも、じゃんけんでコミュニケーションを取れることで、その場になじみやすくなるかもしれませんね。