素朴な素材【新聞紙を使う工作】高齢者向け
身近な材料を使った工作をお探しの方へ。
「新聞紙を使う工作」のアイデアをたくさんご紹介しますよ。
新聞紙は、とても薄い素材ですよね。
なので、片手や弱い力でも形を整えやすいのが魅力。
手先の刺激も受けやすいのでオススメですよ。
今回は、生活に役立つクッズのアイデアもお届けしますね。
折る作業が難しい場合は、ちぎって貼る作品に取り組んでみるのはいかがでしょうか。
高齢者の方の状態に合わせて、選んでみてくださいね。
素朴な素材【新聞紙を使う工作】高齢者向け(1〜10)
水切り絵

水で新聞紙を湿らせて切り抜いて、台紙に貼り合わせて絵にしていく「水切り絵」。
ちぎり絵の一種で、新聞の色が付いた部分を使って仕上げていきます。
指先を使って湿った新聞を切り抜き、貼り付けるので指先の訓練になりますよ。
さらに、完成をイメージして色の配置を考えるなどの作業が、脳を刺激し活性化にもつながります。
絵を描くことに抵抗がある高齢者の方にも、貼って作る水切り絵は取り組みやすいかもしれませんね。
新聞から抜き取る部分で作風が変わってくるので、個性あふれる作品が完成しますよ。
ぜひ、高齢者の方のアイデアを活かした作品を作ってくださいね。
かご
飾っても実用的にも使える、新聞紙の「かご」をご紹介します。
厚紙でかごの土台を作りますが、あらかじめ作って用意しておいても大丈夫です。
高齢者の方のペースに合わせてくださいね。
かごの土台に水に溶かした木工用ボンドを付けて、新聞紙を貼り付けます。
よく乾かしてから、お気に入りのペーパーナプキンなどを貼り付けて乾かして完成です。
ペーパーナプキンを数種類用意して選べるようにすると、選ぶ楽しみも感じていただけますよ。
土台の形に工夫すると、いろいろなデザインのかごが作れます。
ぜひ、参考にして作ってみてくださいね。
かわいいネコ

新聞紙にはいろいろな広告が載っていますよね。
広告や文字の色を利用して、「かわいいネコ」を作ってみましょう。
作り方はシンプルで、新聞紙を丸めて顔や胴体を作りますよ。
完成を考えて指や手を使って新聞紙を丸める動きは、脳に刺激を与えるそうです。
作品作りを楽しみながら、無理なく指や手のトレーニングや、脳トレにも効果が期待できそうですね。
新聞紙の広告や文字の色を利用して、顔のパーツや体の模様にしてみましょう。
もちろん、ペンなどで着色してもすてきに仕上がります。
自宅や介護施設に置いて飾ると、和やかな気持ちになれそうな新聞紙のネコ。
ぜひ、ネコ以外の動物も作ってみてくださいね。
スリッパ

新聞紙で手軽に作れる「スリッパ」のご紹介です。
スリッパには足裏の汚れを床に付着するのを防止したり、反対に足裏の汚れ防止に履くイメージがありますよね。
新聞紙で作るスリッパなら、汚れが気になったらすぐに処分できるので衛生面に優れていますよ。
さらに最近は、地震や台風など自然災害が日本でも問題になっていますよね。
災害が大きくなると、自宅などに避難指示が出る可能性もあります。
そこで、この新聞紙スリッパの作り方を知っていると便利かもしれませんよ。
新聞紙スリッパはシンプルな工程で製作ができ、自分の足のサイズにも合わせて作れます。
災害の時の話も交えて、高齢者の方と一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
高さのあるゴミ箱

チラシでゴミ箱を作ると、どうしても高さが低くなってしまいますよね。
「もう少しゴミを多く入れられたら」と思ったときにオススメな「新聞紙のゴミ箱」をご紹介します。
チラシよりも大きい新聞紙なら、ゴミ箱にも高さが出せますよ。
さらに、新聞紙のゴミ箱の中に中敷きも入れると倒れる心配も少なく、底も破けにくくなります。
テーブルで作れるので、他の方と会話をしながら作ってみてはいかがでしょうか?
手軽にでき、指や脳のトレーニングにもピッタリです。
何個も作って、ゴミ箱に収納して使うときに素早く出せるようにしておくと便利ですよ。
ハート型バック

かわいい「ハート型のエコバッグ」を、新聞紙や包装用紙などで作ってみましょう。
折り紙でハートの形を折る様に物を入れる部分を作っていきますよ。
紙を折る工程は指先を器用に使うので、脳を刺激し活性化されますよ。
楽しみながら、脳トレ効果が期待できますね。
持ち手も折って作り、ハートの形のバッグに付けてくださいね。
100円均一のお店などで販売されている、英字新聞や柄の付いた包装紙などで作るのもオススメ。
普通の新聞紙とは違った雰囲気の作品が完成しますよ。
自宅の小物入れや、お孫さんのプレゼントを入れる袋としても活躍しそうですね。
雑紙回収袋

ティッシュペーパーの箱やはがきや包装紙などの雑紙は、リサイクルできる紙です。
同じ紙製でも、雑紙にならないものもあります。
分別してゴミの日に出せるように、「雑紙回収袋」を作っておくと便利ですよ。
新聞紙や読み終えた市町村の広報などで作ってみましょう。
広報など厚みのある紙なら使用して袋を作れます。
新聞紙のような薄い紙なら2枚重ねて一枚にして作ってくださいね。
雑紙を入れたら、そのままゴミの日に出せますよ。
座りながらテーブルの上で作れるので、高齢者の方と会話をしながら作ってみてはいかがでしょうか?