【高齢者向け】紙コップで作る工作アイデア集
高齢者の方に人気の工作レクリエーション。
座っておこなえ、男女問わず参加できるので、多くの方にお楽しみいただけます。
ですが作品のアイデアを考えるのは簡単なことではありませんよね。
そこで今回は準備やアレンジがしやすく、材料費もあまりかからない紙コップを使った工作のアイデアをご紹介します。
工夫を凝らした作品や、自宅で飾ったり使ったりできる作品など、作りがいがあるものを集めました。
工作は指先も使うので、脳の活性化にも効果的ですよ。
ぜひ、すてきな作品を作ってくださいね!
【高齢者向け】紙コップで作る工作アイデア集(6〜10)
フワフワかき氷

夏の風物詩として知られており、気分も涼しくなるフワフワかき氷は高齢者の方にもおすすめの簡単工作です。
紙コップにクレヨンで氷やお店の名前など、自由に文字や模様を描いていきます。
紙コップの上に綿をふんわりとのせて氷のような形を作ります。
仕上げに綿の表面を絵の具で赤や緑、青など好みの色に着色すれば本物のかき氷のような作品が完成。
絵の具の水加減や色の混ざり具合によって、さまざまな味を表現できるのも楽しみの一つです。
指先を使った細やかな作業が脳の刺激にもなり、季節を感じながら創作を楽しむ時間を過ごせます。
見た目も華やかで、飾るだけで涼しさを演出できるアイデアです。
糸電話

スマートフォンなど、携帯できる電子機器が当たり前な現代において、アナログな道具で遊ぶ機会はずいぶんと減ったように思います。
そこで今回は、紙コップで作る、糸電話のアイディアをご紹介します。
用意するものは紙コップとタコ糸、ビーズです。
紙コップの底に小さな穴をあけ、タコ糸を通してビーズで固定します。
反対も同様にタコ糸を通したら、ピンと糸が張るようにして紙コップを持って、紙コップに向かって話をしてみましょう。
声が振動となって糸から伝わり、反対側のコップに聞こえる不思議な体験ができますよ。
簡単に作れるので、お孫さんにプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね。
紙コップ鯉のぼり

紙コップを利用して、鯉のぼりを作ってみましょう。
紙コップはあらかじめ色が付いたものを使うと、作るのが楽ですよ。
白い紙コップの場合は、紙コップに折り紙を貼り付けてみてくださいね。
折り紙や紙テープを、切ったりちぎったりして紙コップに貼り付けます。
これでうろこの部分が作れ、ちぎって作ったうろこだと鯉のぼりに個性が出ますね。
丸シールで目を付けたり、短冊状にした折り紙で作った尾ひれを付けたりします。
モールやヒモを頭の方に付けて、ストローに結んで完成です。
ストローが付いているので、花瓶などにさしてテーブルの上にも置けますよ。
施設に飾る事で、高齢者の方に季節を感じていただけそうですね。
紙コップと折り紙のお花

幾重にも重なった花びらが魅力的な八重咲きのバラを作ってみましょう。
花びらが20枚以上あるものが「八重咲き」と呼ばれ、100枚を超えるものもあるそうです。
今回は花びらとして、15センチ四方の折り紙を6枚使い正方形に9等分するので54枚です。
重なった様子を出すために、手軽に入手できる紙コップを使います。
ふちの丸みとコップが上に広がっている形をうまく利用していますね。
花びらになる折り紙を次々に重ねてのり付けし、紙コップをそっと外すと見事な八重咲きが完成します。
紙コップで本格風鈴

紙コップは高齢者施設で使う機会が多いのではないでしょうか?
実はそんな紙コップを再利用して本格的な風鈴が作れちゃうんですよ!
作り方は簡単で、まずは紙コップの底を切って折り紙をのりで貼り付けていきます。
次に折り紙を内側に折り込んで形を整えて、底の部分を残して何度か切り込みを入れます。
続いてバラバラになった折り紙の端を軽くおさえて丸く成形。
最後に長方形の折り紙とひもを結んだパーツを貼り付けてあげれば完成!
簡単にできるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。