【高齢者向け】ストレッチ体操。簡単で安全にできる
年齢を重ねると体の動きが硬くなりますが、無理なく続けられるストレッチ体操で毎日元気に過ごしませんか?
この記事でご紹介するのは、高齢者の方でも簡単に、安全にできるストレッチ体操です。
体をやさしくほぐすことで、関節の動きをスムーズにし、転倒予防や血行促進にもつながります。
自宅で椅子に座ったままやベッドで行えるものもあるので、運動が苦手な方でも安心です。
毎日の習慣に少しづつ取り入れて、健康な体を維持しましょう!
【高齢者向け】ストレッチ体操。簡単で安全にできる(21〜40)
寝る前の快眠ストレッチ

高齢者の方の中には、夜なかなか寝られなかったり眠りが浅いといった方もいらっしゃることでしょう。
睡眠の悩みは、年齢を重ねるとともに増加するそうですよ。
睡眠前のマッサージやストレッチは、自律神経を整えて心身が落ちつき眠りやすくなると言われています。
床に座ったり、仰向けになった姿勢で体を動かしていきましょう。
さらに、ストレッチ中は腹式呼吸を意識すると効果が高まるそうですよ。
就寝前に、のんびりとストレッチをしてみてはいかがでしょうか?
床で行う股関節ストレッチ

股関節が硬くなると、体全体のバランスが悪くなる以外にも、健康にも深く影響するそうです。
腰痛や膝の痛みや歩行障害など、股関節が硬くなるとさまざまな症状が出やすくなります。
高齢者の方は、筋肉や関節の柔軟性の低下や、運動不足による筋肉の低下も硬くなる原因だそうですよ。
そこで、床に座ってできる股関節のストレッチをご紹介します。
床に座って両足を横に動かしたり、両つま先を手でつかむ動きをしますよ。
座って気軽にできるので、自宅でテレビを見ながらストレッチができそうですね。
座ってお尻を伸ばすストレッチ

座ったままでおこなえる、お尻の筋肉ストレッチのご紹介です。
お尻の筋肉を鍛えると、バランスが安定し転びにくくなったり、立ち上がりや階段がスムーズになるそうです。
さらに、腰痛や冷え性の改善にもつながりますよ。
お尻の筋肉が硬いと、背筋がまがってしまいます。
悪い姿勢を続けると肩こりや腰痛、関節痛などの症状の原因にも。
そこでお尻の筋肉を伸ばすストレッチをおこなってみましょう。
椅子に座り片足の膝を曲げて足首を持ち、前屈していきます。
ストレッチ中は息を止めないことが、ポイントですよ。
座って行う全身ストレッチ

座ったままおこなうストレッチや筋力トレーニングは、高齢者の方でも取り入れやすいのが魅力ですよね。
手首や足首を大きく回したり、首や肩を動かす簡単なストレッチから始めましょう。
体が温まってきたら、腕を水平に伸ばし骨盤を動かす体操や下肢を動かす運動にうつります。
すべての動きにおいて、ゆっくり大きく体を動かすのがポイント。
踏ん張ると息を止めてしまいがちですが、息は止めずに大きな呼吸を意識しておこなってくださいね。
こちらのトレーニングを取り入れて、元気な体づくりをしましょう!
座って行う腰痛予防ストレッチ

年齢を重ねると、さまざまな原因で腰に痛みがでるそうです。
今回は、座っておこなう腰痛予防ストレッチをご紹介します。
椅子に座り膝をまげて片足を椅子の上にのせて、膝にあごをのせましょう。
股関節と腰が伸びていることを意識することがポイントですよ。
椅子に座った姿勢から片足を伸ばし足先を上に向けましょう。
両手で上に向いたつま先の方の足首をつかむような姿勢になってください。
太ももと膝裏のストレッチになりますよ。
さらに骨盤や腹筋も鍛えます。
気軽にできるストレッチですが、無理のない範囲でおこなってくださいね。