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フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説

南米アンデス地方の伝統音楽「フォルクローレ」。

アルゼンチンのアリエル・ラミレスさんやボリビアのエルネスト・カブールさんといった名手たちが織りなす、ケーナやチャランゴの繊細な調べは、悠久の歴史と豊かな文化を今に伝えています。

哀愁を帯びた「コンドルは飛んでいく」や情熱的な「シン・ティ」など、アンデスの大地から生まれた名曲の数々は、世界中の人々の心に深い感動を与え続けています。

南米の心と魂が息づく珠玉の音楽をご紹介します。

フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説(11〜20)

灰色の瞳ウニャ・ラモス

アルゼンチンの音楽家、作曲家でケーナ奏者のウニャ・ラモスさんが作曲した「灰色の瞳」です。

フォルクローレ愛好者にはよく知られた曲で、哀愁を帯びたメロディーが特徴です。

日本でも加藤登紀子さんや森山良子さん、椎名林檎さんなどのミュージシャンがカバーしています。

コージャ族のクエカアントニオ・パントーハ

アンデスの伝統が息づく名匠の至芸。

ペルー出身のアントニオ・パントーハさんが紡ぎ出す、アルゼンチン北西部の優美な舞曲「クエカ」が心に染み入ります。

繊細な木管ケーナの音色に乗せて、アンデス高原に暮らす先住民コージャ族の暮らしと精神が静かに語られていきます。

1975年に来日した際は、愛娘のマルタさんやチャランゴ奏者のホルヘさんらと共に、この楽曲を披露。

観客を魅了しました。

アルバム『Coplas Quebradeñas』に収録された本作は、ゆったりとした3拍子のリズムに乗って、はるか彼方の山々へと私たちを誘います。

静かな夜や穏やかな休日に、アンデスの風を感じながら聴きたい一曲です。

チュル・チュルスエルネスト・カブール

アンデスの伝統音楽の真髄を伝える珠玉の一曲が、ボリビアが誇るチャランゴの名手エルネスト・カブールさんによって奏でられます。

アルバム『Villancicos Con Ernesto Cavour』に収録された本作は、軽快なリズムと哀愁を帯びたメロディーが絶妙に調和し、アンデス高地に暮らす人々の暮らしや文化を映し出す逸品です。

1980年に初来日し、日本のフォルクローレ・シーンにも大きな影響を与えたカブールさんは、幼少期からチャランゴに魅了され、10代でボリビア最高の奏者として名を馳せました。

本作は、自然と調和しながら生きるアンデスの人々の心情を優しく包み込むような温かな曲調で、穏やかな時間を過ごしたい方におすすめの一曲です。

ラ・マイェロス・カルチャキス

南米アンデスの伝統が息づく美しい旋律が、心に深く染み入ります。

1960年にフランスで結成されたロス・カルチャキスが、アンデスの民族楽器を駆使して奏でる魂の調べは、はるか遠い大地からの贈り物のよう。

アルバム『La Flûte Indienne, Vol. 4』に収録された本作では、軽やかなフルートの旋律とギターの温かな伴奏が絶妙なハーモニーを生み出し、南米の豊かな風土と文化を鮮やかに描き出しています。

1974年のリリース以来、映画やドキュメンタリーでも数多く使用され、アンデス音楽の魅力を世界中に伝えてきました。

静かな夜のひとときや、心を落ち着かせたいときに聴きたい一曲です。

山の花ナウエル・ホフレ

アンデスの伝統が息づく叙情的な旋律が魅力のアルゼンチン出身、ナウエル・ホフレさん。

2016年にリリースされたアルバム『Canciones En Cuyo Vuelo』に収録された本作は、優美なアコースティックギターの調べと温かみのある歌声が見事に調和しています。

山々の壮大な景色と人々の想いを優しく紡ぎ出す繊細な表現力は、聴く人の心に深く響きます。

アルゼンチンの伝統音楽フォルクローレを基調としながらも、現代的なエッセンスを効果的に取り入れた印象的な一曲です。

ギタリストのルイス・サルバドールさんとの共演バージョンも魅力的で、穏やかな夜のひとときや、大切な人との語らいのBGMにぴったりです。

アンデスの大地が育んだ情感豊かな音世界を、ぜひ味わってみてください。

青い星ピートコ・キャラバジャル

アルゼンチン音楽の伝承者でミュージシャンのピートコ・キャラバジャルさんが歌う、ペテコ・カラバハルさん作曲の「青い星」です。

妻と別れ、離れ離れになってしまった幼い娘を想う男性の心情を歌い上げたものと言われています。

フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説(21〜30)

エンクエントロスグルーポ・ワラ

1983年にグルーポ・ワラさんが演奏したことで有名になった「エンクエントロス」です。

小編成バンド「コンラヤ」のリーダー兼ギタリストの日系人ホルヘ・コモリさんと、オスカル・コルドバさんが作曲しました。

タイトルは「出会い」という意味です。