フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説
南米アンデス地方の伝統音楽「フォルクローレ」。
アルゼンチンのアリエル・ラミレスさんやボリビアのエルネスト・カブールさんといった名手たちが織りなす、ケーナやチャランゴの繊細な調べは、悠久の歴史と豊かな文化を今に伝えています。
哀愁を帯びた「コンドルは飛んでいく」や情熱的な「シン・ティ」など、アンデスの大地から生まれた名曲の数々は、世界中の人々の心に深い感動を与え続けています。
南米の心と魂が息づく珠玉の音楽をご紹介します。
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フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説(21〜30)
サン・ベニートグラン・コキーバコア
ボリビアのフォルクローレグループ、ロス・ハイラスのメンバーが採譜して有名になった「サン・ベニート」です。
タイトルは「サン・ベニートの祭り」とも呼ばれ、4月4日の聖ベネディクトの祭りを歌ったものです。
様式は、ボリビア東部ユンガス地方発祥のトゥンディギです。
ミシオネーラデスペルタル

アルゼンチンのピアニスト、フェルナンド・ブスタマンテさんが作曲した「ミシオネーラ」です。
アルゼンチンの州の1つであるミシオネス州、この地の娘「ミシオネス州の娘」の意味があるタイトルになっています。
6/8拍子のガローパ様式で作られていて、アルパで演奏されることが多いです。
フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説(31〜40)
エル・ウマ・ウアケーニョロス・アタウアルパス

南米アンデス地方の伝統音楽を世界に届けるロス・アタウアルパスの演奏は、聴く人の心を優しく包み込みます。
2011年1月にアルバム『Sounds Around the World: Sound of the Andes』でデビューしたグループが奏でるメロディーは、アンデスの壮大な自然と人々の暮らしを映し出すかのよう。
アルゼンチン北西部のウマワカ渓谷をイメージした本作では、ケーナやチャランゴといった伝統楽器の音色が、澄み切った空気の中で響き渡ります。
明るく軽快なリズムに乗せて、大地の鼓動のように力強い打楽器が心を躍らせます。
アンデスの伝統を今に伝えるこの珠玉の一曲は、南米の文化や風景を紹介するドキュメンタリー番組でもたびたび使用され、多くの人々に感動を与え続けています。
ベンセレーモスインティ・イリマニ

チリのフォルクローレグループ、インティ・イリマニの演奏が有名な「ベンセレーモス」です。
1960年から1970年代にかけて存在した左翼政党連合「チリ人民連合」が勝利を得るまでの間、人々の支えになっていた曲です。
虐殺されるその時までこの歌を歌い続けている者もいたという話もあります。
チョグイ鳥ピタグア

アルゼンチン・コリエンテス州出身のピアニストが作ったと言われるパラグアイの代表曲「チョグイ鳥」です。
主にパラナ川からパラグアイ川にかけてのラ・プラタ地域とブラジルに住んでいたグアラニー族の、オレンジが好きだった少年の伝説をモチーフにしています。
アンデスの祭り不明

日本では「アンデスの祭り」というタイトルで教科書にも載っているボリビア民謡です。
音楽の授業で、リコーダーや鍵盤ハーモニカなどで演奏されることが多いようです。
原曲は「蝶」の意味を持つ「La Mariposa(マリポーサ)」で、地域によって歌詞が微妙に異なります。
緑の大木ルス・デル・アンデ

アンデス地方の伝統的な音色と革新的なアレンジが融合した魅力的な演奏を届けているボリビアのフォルクローレグループ、ルス・デル・アンデ。
1980年代に日本人音楽家の木下尊惇さんを中心に再編成され、独自の世界観を確立してきました。
アルバム『THE WORLD ROOTS MUSIC LIBRARY 112』に収録された本作は、エルネスト・カブールさんが作曲した名曲を見事に演奏。
チャランゴやケーナが奏でる躍動感あふれるカーニバルのリズムと、アンデスの伝統楽器が織りなす豊かな音色が心を揺さぶります。
1992年にリリースされたアルバム『Peskha patac mara』でも証明された彼らの演奏力が存分に発揮された一曲で、南米の文化や音楽に関心のある方にお勧めです。


