フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説
南米アンデス地方の伝統音楽「フォルクローレ」。
アルゼンチンのアリエル・ラミレスさんやボリビアのエルネスト・カブールさんといった名手たちが織りなす、ケーナやチャランゴの繊細な調べは、悠久の歴史と豊かな文化を今に伝えています。
哀愁を帯びた「コンドルは飛んでいく」や情熱的な「シン・ティ」など、アンデスの大地から生まれた名曲の数々は、世界中の人々の心に深い感動を与え続けています。
南米の心と魂が息づく珠玉の音楽をご紹介します。
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フォルクローレの名曲と歴史。南米アンデスの伝統音楽を解説(31〜40)
エル・ウマ・ウアケーニョロス・アタウアルパス

南米アンデス地方の伝統音楽を世界に届けるロス・アタウアルパスの演奏は、聴く人の心を優しく包み込みます。
2011年1月にアルバム『Sounds Around the World: Sound of the Andes』でデビューしたグループが奏でるメロディーは、アンデスの壮大な自然と人々の暮らしを映し出すかのよう。
アルゼンチン北西部のウマワカ渓谷をイメージした本作では、ケーナやチャランゴといった伝統楽器の音色が、澄み切った空気の中で響き渡ります。
明るく軽快なリズムに乗せて、大地の鼓動のように力強い打楽器が心を躍らせます。
アンデスの伝統を今に伝えるこの珠玉の一曲は、南米の文化や風景を紹介するドキュメンタリー番組でもたびたび使用され、多くの人々に感動を与え続けています。
滅びゆくインディオの哀歌クリスティナ&ウーゴ

アルゼンチンのフォルクローレ・デュオ、クリスティナ&ウーゴの「滅びゆくインディオの哀歌」です。
文明化によって政略されていくインディオの人々の悲しみを歌っています。
アルゼンチン山間部のインディオの1人になったつもりで聴いてみると、押し潰されそうな気持ちになります。
我が祖国ボリビア不明

クエッカと呼ばれる6/8拍子の舞曲「我が祖国ボリビア」です。
第2の国歌と言われるほど国民の支持を得ていて、ボリビア人が集まるとよく歌われています。
サッカーの国際試合などでも大合唱になるので、機会があったらチェックしてみてください。
コモ・アセチョグルーポ・アンディーノ
ゾムロ・フローレスさん作曲、グルーポ・アンディーノの出世作であり不朽の名作「コモ・アセチョ」です。
サヤ=カポラル様式で演奏されます。
「サヤ」はボリビア東部のユンガス地方中心のムラート系のリズムで、強制労働者として連れてこられた黒人のリズムが発展したものです。
「カポラル」は奴隷のリーダーを意味し、サヤから発展した演奏と踊りをします。
人生よありがとうビオレッタ・パラ

チリのフォルクローレ音楽家、ビオレッタ・パラさん作詞・作曲の「人生よありがとう」です。
パラさんは歌を通じて社会変革を望んだ人で、そのための運動を先頭に立って行っていました。
この曲は、チリのチロエ島で踊られた6/8拍子のシリージャ・レントというリズムで流れています。


