福井を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
日本海や若狭湾に面する福井県をテーマにした楽曲の特集です。
有名な観光地、東尋坊を筆頭に演歌や民謡などでも度々登場する福井県は、自然が豊かで旅情に溢れたおもむきのある場所。
お今回の特集で福井のことを知れば旅行してみたくなること間違いないでしょうし、お住まいの方であればより福井のことが好きになれるはず。
「え、この人が福井県の歌を?」とびっくりしてしまうような出会いもあるかもしれませんよ!
ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
福井を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
イッチョライ節島倉千代子 & 守屋浩

イッチョライ節は福井音頭の事で1962年に北陸トンネル開通の記念として発表された新民謡です。
歌の中に数々の福井県の名所が出てきます。
イッチョライその物の意味は「一張羅」と同じで、一番よいものという意味で、お国自慢満載です。
福井県民の歌倉田芳雄、小林滋子

昭和29年に制定された福井県民の歌も現在は、新・福井県民の歌が曲調を現代風にして作られていますが、旧の県民歌も新の方も福井県の美しさを存分に歌っています。
特に旧の県民歌は日本語を大切にとの思いで一つ一つの言葉が非常にきれいです。
越前かもめ竹川美子

東尋坊は有名ですが、歌詞に登場する雄島橋も有名な観光地です。
雄島へ渡る赤い橋は歩いて島へ渡れ、日本海の美しさと東尋坊も少し離れたところから、見る事もできる観光地です。
春まだ遠い東尋坊に愛する人を捨てに来たとの表現は、激しい荒波を思い浮かべます。
おれたち福井人Duke Aces

少し自虐的なのか、それでも誇りだと歌っているおもしろい曲です。
デューク・エイセスが歌っているのは2番までなのですが、実は3番まであるらしいのです。
何とも可笑しいのはタクシーの運転手さんとの会話です。
しかし、永平寺も東尋坊が出ても県名が浮かばないものでしょうか?
ああ越前川本ユキ

越前岬を舞台としている歌ですが、失恋とはまた違った歌で、冬の絶景を目の当たりにして、この大自然のようにありたいと願う歌で、演歌ではゆったりして、珍しいです。
地元の演歌歌手の方では結構、歌謡教室などで歌を教えている方も多く、川本ユキさんも福井県
北陸流れ旅竜鉄也

股旅演歌として竜鉄也さんのしみじみとした歌い方が、一層にこの曲を引き立てています。
北陸は富山県から石川県となり最後に福井県などが登場していますが、特に2番の歌詞は、宿命を嘆くまいとある部分に、人生を深く綴っている言葉がいいです。
小浜旅情前田卓司

この歌を聴いていると、福井県の歩みがわかりますね。
御食国とは皇室などへ海産物などを貢いでいた地域で、福井県では若狭国、三重県では志摩国、兵庫県の淡路国となっています。
はつ姫ゆかりとあるのは、お市の方の娘であり、京極高次の妻の常高院のことで、戦国時代の歴史があります。