【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集
心に響く旋律とともに、岩手の美しい風景が目の前に広がる……この地に根付いた文化や人々の暮らしは、数多くの名曲となって今も歌い継がれています。
世界遺産、平泉の悠久の歴史、遠野の神秘的な民話、そして地域に暮らす人々の温かな思い。
それぞれの曲に込められた物語は、まるで岩手の四季折々の風景を切り取った1枚の絵のようです。
本記事では、岩手への愛に満ちた珠玉の名曲を紹介します。
楽曲を通して、岩手に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(1〜10)
岩手県民の歌NEW!岩手県

1965年3月、岩手県庁の新庁舎竣工を記念して制定された1曲です。
作編曲を手がけたのは、『夏の思い出』などで知られる中田喜直さん。
歌詞は公募で選ばれた田原耕二さんによるもので、岩手の広大な空や歴史ある文化、そして未来への希望を描いています。
明るく力強い旋律は、聴く人の心に郷土への誇りを呼び起こしますね。
制定当時には立川澄人さんと伊藤京子さんの歌唱でビクターからシングル盤も発売されました。
それからときを経た2007年9月には、平泉の世界遺産登録や国体開催に向けた機運を高めるため、再録音版の放送が県庁内で開始されています。
時代が変わっても形を変えながら歌い継がれる、岩手のシンボルといえるでしょう。
緑の町に舞い降りて松任谷由実

松任谷由美さんが1975年に岩手県を訪れた際、その印象をもとに作曲した作品です。
その後いわて花巻空港のイメージソングとして起用されています。
ユーミンが曲を書かずにいられなかったほど美しい初夏の岩手……情景を想像すると、訪れてみたくなりますね。
どんと来い!岩手yoshitaka&eririn

2000年に発売された本作は岩手県のキャンペーンソングで、埼玉県在住のご夫婦が歌われています。
岩手の名所や有名人の名前が歌詞に盛り込まれた楽曲で、今でも県民に愛されているそうです。
宮沢賢治さんや石川啄木さん、岩手は歴史に残る著名人を多数輩出しているのですね。
花は咲く作詞:岩井俊二/作曲:菅野よう子

東日本大震災の被災地と被災者を応援するために制作された心に染みる応援歌。
岩手県出身の菅野よう子さんが紡ぎ出す繊細なメロディと、故郷への思いをたくした温かなピアノの音色が、聴く人の心に寄り添います。
2012年5月にNHK東日本大震災プロジェクトの一環としてリリースされ、被災地ゆかりの34組の著名人たちがリレー形式で歌い継いだことでも話題となりました。
震災で命を落とした方々の視点からつづられた歌詞は、生きている私たちへの力強いメッセージ。
悲しみを乗り越え、前を向く勇気をくれる本作は、岩手の風景を思い浮かべながら聴きたい1曲です。
桜町Cody・Lee(李)

故郷への思いが胸に響く、岩手県花巻市を舞台にした珠玉のバラードです。
高橋響さんの出身地である桜町の風景が、美しいメロディとともに鮮やかに描かれています。
2020年4月に自主レーベル「sakuramachi records」からデジタルシングルとしてリリースされ、後にアルバム『生活のニュース』にも収録された本作。
TOWER RECORDSの「タワレコメン」に選出されるなど、音楽ファンからも高い評価を受けました。
離れていても心に刻まれた故郷の風景や大切な人との思い出を振り返りたいとき、心静かに聴きたい1曲です。


