【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集
心に響く旋律とともに、岩手の美しい風景が目の前に広がる……この地に根付いた文化や人々の暮らしは、数多くの名曲となって今も歌い継がれています。
世界遺産、平泉の悠久の歴史、遠野の神秘的な民話、そして地域に暮らす人々の温かな思い。
それぞれの曲に込められた物語は、まるで岩手の四季折々の風景を切り取った1枚の絵のようです。
本記事では、岩手への愛に満ちた珠玉の名曲を紹介します。
楽曲を通して、岩手に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(11〜20)
ふるさとの風柴田泰孝

故郷への感謝と復興への祈りが織りなす珠玉のバラード。
柴田泰孝さんの力強く温かな歌声が、心の奥深くまで染み渡る名曲です。
荘厳なオーケストラ版と親しみやすいギター版の両方が収録され、それぞれに異なる魅力が光ります。
2016年9月に発売されたこの楽曲は、岩手県の復興支援ソングとして誕生。
同年の「希望郷いわて国体」開会式では、当時の天皇皇后両陛下の御前で披露されました。
岩手の美しい風景を思い浮かべながら聴きたい1曲。
故郷を離れて暮らす人も、被災地の復興を願う人も、この曲が運ぶ「ふるさとの風」に心癒やされることでしょう。
イーハトーブの風あんべ光俊

宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーヴ」への賛歌を、あんべ光俊さんの優しい歌声が奏でます。
金色に輝く峰、魚が遡上する川、果てしない草原..……豊かな岩手の自然が目に浮かぶような叙情的な楽曲です。
自然との共生や地域文化の尊さが、詩情あふれる言葉で紡がれています。
1992年にアルバム『夢の扉』に収録された本作。
2014年5月には同じ岩手県出身の臼澤みさきさんをフィーチャーした『~reborn~』バージョンもリリースされました。
ギターやピアノ、ストリングスが織りなす温かなメロディは、故郷を離れた岩手県民の心に、ふるさとの風景を鮮やかによみがえらせてくれることでしょう。
緑の町に舞い降りて松任谷由実

松任谷由美さんが1975年に岩手県を訪れた際、その印象をもとに作曲した作品です。
その後いわて花巻空港のイメージソングとして起用されています。
ユーミンが曲を書かずにいられなかったほど美しい初夏の岩手……情景を想像すると、訪れてみたくなりますね。
三陸大船渡新沼謙治

岩手県の沿岸南部に位置する大船渡市は、風光明媚な観光地です。
特に詞に出てくる碁石岬から眺める碁石海岸は、「日本渚百選」や「日本の音風景百選」など数々の百選に選ばれている美しい海岸。
本作は、そんな美しい海岸を有する大船渡市のイメージソングとして、地元の人々から愛されています。
遠野物語あんべ光俊&臼澤みさき

故郷を懐かしむだけでなく、自分にとってかけがえのないものだと気づかせてくれる、美しい楽曲です。
作曲者のあんべ光俊さんも岩手県出身なのですが、遠野は両親の出身地だったそう。
幼い頃に見た夏の美しい遠野の町の風景が、きっと胸に刻まれているのでしょうね。
盛岡ブルース青江三奈

この曲は『NHKあなたのメロディ』から誕生した曲です。
アマチュアが曲を作り、プロが歌うという夢のような番組がありました。
そして青江三奈さんはこの曲をリリースし、その年の紅白歌合戦でも披露しました。
『伊勢佐木町ブルース』や『池袋の夜』などのご当地ソングをリリースしてきた青江三奈さんが、盛岡をテーマとする楽曲をリリースしたことは、当時の市民にとって自慢だったのだそう。
もちろん、今でも地元民から愛され続けている名曲です。
【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(21〜30)
北上おでんせ根本美紀、千葉一夫

「おでんせ」の意味は盛岡弁の方言で「おいでください」という意味で、北上にどうそ来てくださいという盆踊り曲です。
景気のいい音頭に春夏秋冬で見どころ満載の地域を歌っています。
北上地方の出身の方には知らない方はいない曲です。