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【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集

心に響く旋律とともに、岩手の美しい風景が目の前に広がる……この地に根付いた文化や人々の暮らしは、数多くの名曲となって今も歌い継がれています。

世界遺産、平泉の悠久の歴史、遠野の神秘的な民話、そして地域に暮らす人々の温かな思い。

それぞれの曲に込められた物語は、まるで岩手の四季折々の風景を切り取った1枚の絵のようです。

本記事では、岩手への愛に満ちた珠玉の名曲を紹介します。

楽曲を通して、岩手に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(1〜20)

With All作詞:佐羽内 正樹・大森 由美子/作曲:吉田 真央

震災復興への祈りが込められた、岩手発の心温まる応援歌です。

爽やかなメロディにのせて、希望と団結の思いが胸にせまりくる名曲といえるでしょう。

2016年11月に岩手県盛岡市で開催された復興支援チャリティライブのテーマソングとして初披露された本作。

地元バンドquadのメンバーらによる「盛岡くるこいFamily」が歌唱を担当しています。

2020年には、パンデミックで苦境に立つ人々へのエールとして新録版も制作されました。

離れていても心はひとつ、そんな温かな絆を感じたいときにピッタリの楽曲といえるでしょう。

南部牛追唄岩手県民謡

南部牛追唄 (なんぶうしおいうた)「岩手県民謡」
南部牛追唄岩手県民謡

哀愁を帯びた旋律と深い情感で、岩手の南部地方の風土と歴史を今に伝える岩手県民謡です。

農耕や運搬に欠かせなかった牛を追う人々の労働歌として生まれ、地域に根付いた伝統として世代をこえて歌い継がれています。

昭和初期にビクターやコロムビアからレコード化され、全国的に知られるように。

岩手県の観光PRや教育番組でも頻繁に取り上げられ、地元の祭りやイベントでは欠かせない存在です。

雄大な岩手の自然を思い浮かべながら聴きたい本作は、ふるさとへの思いを抱く方や、日本の伝統音楽に触れたい方にピッタリの1曲です。

ふるさとの風柴田泰孝

故郷への感謝と復興への祈りが織りなす珠玉のバラード。

柴田泰孝さんの力強く温かな歌声が、心の奥深くまで染み渡る名曲です。

荘厳なオーケストラ版と親しみやすいギター版の両方が収録され、それぞれに異なる魅力が光ります。

2016年9月に発売されたこの楽曲は、岩手県の復興支援ソングとして誕生。

同年の「希望郷いわて国体」開会式では、当時の天皇皇后両陛下の御前で披露されました。

岩手の美しい風景を思い浮かべながら聴きたい1曲。

故郷を離れて暮らす人も、被災地の復興を願う人も、この曲が運ぶ「ふるさとの風」に心癒やされることでしょう。

どんと来い!岩手yoshitaka&eririn

2000年に発売された本作は岩手県のキャンペーンソングで、埼玉県在住のご夫婦が歌われています。

岩手の名所や有名人の名前が歌詞に盛り込まれた楽曲で、今でも県民に愛されているそうです。

宮沢賢治さんや石川啄木さん、岩手は歴史に残る著名人を多数輩出しているのですね。

緑の町に舞い降りて松任谷由実

Ode Of Morioka / Midori No Machi Ni Maiorite (2022 Mix)
緑の町に舞い降りて松任谷由実

松任谷由美さんが1975年に岩手県を訪れた際、その印象をもとに作曲した作品です。

その後いわて花巻空港のイメージソングとして起用されています。

ユーミンが曲を書かずにいられなかったほど美しい初夏の岩手……情景を想像すると、訪れてみたくなりますね。

三陸大船渡新沼謙治

「三陸・大船渡」新沼謙治  # 創作歌謡曲    作詩・桑田繁忠 作曲・市川昭介  岩手県大船渡市イメージソング         創作集団・野火
三陸大船渡新沼謙治

岩手県の沿岸南部に位置する大船渡市は、風光明媚な観光地です。

特に詞に出てくる碁石岬から眺める碁石海岸は、「日本渚百選」や「日本の音風景百選」など数々の百選に選ばれている美しい海岸。

本作は、そんな美しい海岸を有する大船渡市のイメージソングとして、地元の人々から愛されています。