【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集
心に響く旋律とともに、岩手の美しい風景が目の前に広がる……この地に根付いた文化や人々の暮らしは、数多くの名曲となって今も歌い継がれています。
世界遺産、平泉の悠久の歴史、遠野の神秘的な民話、そして地域に暮らす人々の温かな思い。
それぞれの曲に込められた物語は、まるで岩手の四季折々の風景を切り取った1枚の絵のようです。
本記事では、岩手への愛に満ちた珠玉の名曲を紹介します。
楽曲を通して、岩手に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
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【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(1〜10)
岩と手!岩手!イシツブテ!ポケモンだいすきクラブ

岩手県とポケモンのコラボで誕生した県応援ソングは、郷土愛とユーモアあふれる人気曲です。
ロック調の軽快なメロディに、岩手県の魅力とイシツブテの特徴を掛け合わせた歌詞が印象的。
二戸市出身の佐藤和夫さんのボーカルが、岩手の心を力強く表現しています。
2019年5月のリリース以来、県内外のイベントで活用され、観光振興の一翼を担っている本作。
イシツブテのラッピング列車やポケモンマンホール「ポケふた」設置など、楽曲を中心に展開された観光プロモーションは大きな反響を呼びました。
ふるさとを離れた岩手県出身の方が故郷を思うときや、ポケモンファンが岩手旅行を計画する際に聴きたい1曲です。
イーハトーヴ交響曲冨田勲

宮沢賢治さんの文学世界を壮大な音響で描いた、冨田勲さんの岩手愛に満ちた交響作品。
2013年1月に日本コロムビアからリリースされた本作は、バーチャルシンガー初音ミクをソリストに迎えた革新的な試みで話題に。
宮沢賢治さんの詩や童話をモチーフに全9曲が織りなす音の世界は、岩手の雄大な自然や民話の神秘を見事に表現しています。
2012年11月に東京オペラシティで初演され、チケットは即日完売の大反響。
翌年には岩手県花巻市を皮切りに全国ツアーも行われました。
岩手出身の方はもちろん、宮沢賢治の文学を愛する方や、音楽の新たな可能性に興味がある方にぜひ聴いていただきたい珠玉の名曲です。
南部牛追唄岩手県民謡

哀愁を帯びた旋律と深い情感で、岩手の南部地方の風土と歴史を今に伝える岩手県民謡です。
農耕や運搬に欠かせなかった牛を追う人々の労働歌として生まれ、地域に根付いた伝統として世代をこえて歌い継がれています。
昭和初期にビクターやコロムビアからレコード化され、全国的に知られるように。
岩手県の観光PRや教育番組でも頻繁に取り上げられ、地元の祭りやイベントでは欠かせない存在です。
雄大な岩手の自然を思い浮かべながら聴きたい本作は、ふるさとへの思いを抱く方や、日本の伝統音楽に触れたい方にピッタリの1曲です。
【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(11〜20)
岩手県ここだと思いますGo!Go!せたがやオールスターズ

岩手の心を優しいメロディにのせて歌い上げる1曲です。
所ジョージさんの遊び心と愛情が詰まった歌詞からは、南部牛追い唄や世界遺産平泉など、岩手の文化的財産への敬意が感じられます。
本作は、Go!Go!せたがやオールスターズが2024年3月にYVS Recordsから発売したシングルで、所ジョージさん自身が作詞作曲を手がけています。
ユーモラスな表現と心温まるメッセージが、地元の人々の暮らしぶりや自然の美しさを見事に切り取っていますね。
忙しい日常から少し離れて、岩手の雄大な自然と温かい人情に思いをはせたいときに聴きたい楽曲です。
東北の魂グループ魂

東北の風土と魂が息づく、愛と笑いのロックソングが岩手の心を熱くします。
グループ魂のユニークなユーモアと東北愛が融合した本作は、地元への思いを爆発させています。
2004年6月に発売されたシングルで、作詞は宮城県出身の宮藤官九郎さん、作曲は富澤タクさんという東北ゆかりのメンバー陣によって生み出されました。
2014年には念仏要素を取り入れた別バージョンも登場。
東北の美しい風景や文化を思い浮かべながら聴きたい、ふるさとを離れた岩手の人々の心を温める作品です。
With All作詞:佐羽内 正樹・大森 由美子/作曲:吉田 真央

震災復興への祈りが込められた、岩手発の心温まる応援歌です。
爽やかなメロディにのせて、希望と団結の思いが胸にせまりくる名曲といえるでしょう。
2016年11月に岩手県盛岡市で開催された復興支援チャリティライブのテーマソングとして初披露された本作。
地元バンドquadのメンバーらによる「盛岡くるこいFamily」が歌唱を担当しています。
2020年には、パンデミックで苦境に立つ人々へのエールとして新録版も制作されました。
離れていても心はひとつ、そんな温かな絆を感じたいときにピッタリの楽曲といえるでしょう。
ふるさとの風柴田泰孝

故郷への感謝と復興への祈りが織りなす珠玉のバラード。
柴田泰孝さんの力強く温かな歌声が、心の奥深くまで染み渡る名曲です。
荘厳なオーケストラ版と親しみやすいギター版の両方が収録され、それぞれに異なる魅力が光ります。
2016年9月に発売されたこの楽曲は、岩手県の復興支援ソングとして誕生。
同年の「希望郷いわて国体」開会式では、当時の天皇皇后両陛下の御前で披露されました。
岩手の美しい風景を思い浮かべながら聴きたい1曲。
故郷を離れて暮らす人も、被災地の復興を願う人も、この曲が運ぶ「ふるさとの風」に心癒やされることでしょう。