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【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集

心に響く旋律とともに、岩手の美しい風景が目の前に広がる……この地に根付いた文化や人々の暮らしは、数多くの名曲となって今も歌い継がれています。

世界遺産、平泉の悠久の歴史、遠野の神秘的な民話、そして地域に暮らす人々の温かな思い。

それぞれの曲に込められた物語は、まるで岩手の四季折々の風景を切り取った1枚の絵のようです。

本記事では、岩手への愛に満ちた珠玉の名曲を紹介します。

楽曲を通して、岩手に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(1〜10)

イーハトーヴ交響曲冨田勲

冨田勲×初音ミク「イーハトーヴ」@2012.11.23 東京オペラシティ
イーハトーヴ交響曲冨田勲

宮沢賢治さんの文学世界を壮大な音響で描いた、冨田勲さんの岩手愛に満ちた交響作品。

2013年1月に日本コロムビアからリリースされた本作は、バーチャルシンガー初音ミクをソリストに迎えた革新的な試みで話題に。

宮沢賢治さんの詩や童話をモチーフに全9曲が織りなす音の世界は、岩手の雄大な自然や民話の神秘を見事に表現しています。

2012年11月に東京オペラシティで初演され、チケットは即日完売の大反響。

翌年には岩手県花巻市を皮切りに全国ツアーも行われました。

岩手出身の方はもちろん、宮沢賢治の文学を愛する方や、音楽の新たな可能性に興味がある方にぜひ聴いていただきたい珠玉の名曲です。

With All作詞:佐羽内 正樹・大森 由美子/作曲:吉田 真央

震災復興への祈りが込められた、岩手発の心温まる応援歌です。

爽やかなメロディにのせて、希望と団結の思いが胸にせまりくる名曲といえるでしょう。

2016年11月に岩手県盛岡市で開催された復興支援チャリティライブのテーマソングとして初披露された本作。

地元バンドquadのメンバーらによる「盛岡くるこいFamily」が歌唱を担当しています。

2020年には、パンデミックで苦境に立つ人々へのエールとして新録版も制作されました。

離れていても心はひとつ、そんな温かな絆を感じたいときにピッタリの楽曲といえるでしょう。

故郷 ~Blue Sky Homeland~臼澤みさき

清らかな歌声と民謡の息づかいが響き渡る、岩手が生んだ歌姫のデビュー曲です。

2012年7月に発売されたこの作品は、震災を経験した故郷への思いを、13歳だった臼澤みさきさんが透明感あふれる歌声で表現しています。

東北の青空と大地が広がるような壮大なメロディラインと、心に染み入る歌声が見事に調和した珠玉の1曲といえるでしょう。

本作は発売当時、USENリクエストチャートで1位を獲得。

その後、彼女は日本レコード大賞新人賞など数々の栄誉に輝きました。

岩手の風景を思い浮かべながら、あるいは心のふるさとに思いをはせながら聴いていただきたい名曲です。

【岩手の歌】歌い継がれる故郷のこころ|岩手を思いながら聴きたい名曲集(11〜20)

盛岡ブルース青江三奈

★盛岡ブルース 青江三奈  mrtyuchu No29
盛岡ブルース青江三奈

この曲は『NHKあなたのメロディ』から誕生した曲です。

アマチュアが曲を作り、プロが歌うという夢のような番組がありました。

そして青江三奈さんはこの曲をリリースし、その年の紅白歌合戦でも披露しました。

『伊勢佐木町ブルース』や『池袋の夜』などのご当地ソングをリリースしてきた青江三奈さんが、盛岡をテーマとする楽曲をリリースしたことは、当時の市民にとって自慢だったのだそう。

もちろん、今でも地元民から愛され続けている名曲です。

三陸大船渡新沼謙治

「三陸・大船渡」新沼謙治  # 創作歌謡曲    作詩・桑田繁忠 作曲・市川昭介  岩手県大船渡市イメージソング         創作集団・野火
三陸大船渡新沼謙治

岩手県の沿岸南部に位置する大船渡市は、風光明媚な観光地です。

特に詞に出てくる碁石岬から眺める碁石海岸は、「日本渚百選」や「日本の音風景百選」など数々の百選に選ばれている美しい海岸。

本作は、そんな美しい海岸を有する大船渡市のイメージソングとして、地元の人々から愛されています。

イーハトーブの風あんべ光俊

宮沢賢治が描いた理想郷「イーハトーヴ」への賛歌を、あんべ光俊さんの優しい歌声が奏でます。

金色に輝く峰、魚が遡上する川、果てしない草原..……豊かな岩手の自然が目に浮かぶような叙情的な楽曲です。

自然との共生や地域文化の尊さが、詩情あふれる言葉で紡がれています。

1992年にアルバム『夢の扉』に収録された本作。

2014年5月には同じ岩手県出身の臼澤みさきさんをフィーチャーした『~reborn~』バージョンもリリースされました。

ギターやピアノ、ストリングスが織りなす温かなメロディは、故郷を離れた岩手県民の心に、ふるさとの風景を鮮やかによみがえらせてくれることでしょう。

南部牛追唄岩手県民謡

南部牛追唄 (なんぶうしおいうた)「岩手県民謡」
南部牛追唄岩手県民謡

哀愁を帯びた旋律と深い情感で、岩手の南部地方の風土と歴史を今に伝える岩手県民謡です。

農耕や運搬に欠かせなかった牛を追う人々の労働歌として生まれ、地域に根付いた伝統として世代をこえて歌い継がれています。

昭和初期にビクターやコロムビアからレコード化され、全国的に知られるように。

岩手県の観光PRや教育番組でも頻繁に取り上げられ、地元の祭りやイベントでは欠かせない存在です。

雄大な岩手の自然を思い浮かべながら聴きたい本作は、ふるさとへの思いを抱く方や、日本の伝統音楽に触れたい方にピッタリの1曲です。