雅楽・神楽の名曲。日本の伝統音楽
日本を代表する雅楽・神楽の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。
日本の伝統を今に伝える珠玉のプレイリストです。
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雅楽・神楽の名曲。日本の伝統音楽(1〜10)
舞楽 陪臚斑朗徳

陪臚(ばいろ)は唐楽、平調、中曲、早只八拍子、拍子十二、古楽で舞(舞人4人)もあります。
天平8年に婆羅門僧正と林邑(現在の南ベトナム)の僧の仏哲が、日本に伝えたと言われています。
管絃の合奏では只拍子で演奏しますが、舞楽では夜多羅拍子で演奏します。
伊勢神宮 歌舞「東遊」

東遊(あずまあそび)は雅楽の一種目で、そこで歌われる歌を「東遊歌」と言います。
元は東国地方の歌舞だったが、奈良時代から平安時代にかけて近畿地方でも行われるようになりました。
句頭の打つ笏拍子、篳篥、高麗笛(元は東遊笛)、和琴を用いて演奏します。
太食調音取~傾盃楽 急

傾盃酔郷楽(けいばいすいきょうらく)は復元された角調の曲です。
中国甘粛省北西部のオアシス都市敦煌の壁の中から経典が発見され、経典の裏に「傾盃楽」という琵琶譜が記されていました。
中国では雅楽の伝承が絶えてしまっていたので、日本の雅楽を基に復元しました。
「傾盃楽」という同じ曲名の雅楽曲が日本に存在したため傾盃酔郷楽としました。
雅楽・神楽の名曲。日本の伝統音楽(11〜20)
舞楽蘭陵王 龍笛独奏

蘭陵王(らんりょうおう)は唐楽、壱越調、中曲、破、早八拍子、拍子十六、古楽で舞(舞人1人、走舞)もあります。
番舞は納曾利です。
中国北斉の蘭陵王長恭(らんりょうおうちょうきょう)が恐ろしい面をつけて戦い、周軍を破る姿を舞にしたものと言われています。
太食調 太平楽急 龍笛独奏
太平楽(たいへいらく)は唐楽、太食調、中曲、道行、破、急、新楽で舞(舞人4人、武舞)もあります。
独立した3つの楽曲「朝小子(ちょうごし)」「武昌楽(ぶしょうらく)」「合歓塩(がっかえん)」を組曲にした大規模な舞楽曲です。
朝小子は延四拍子、拍子十二、武昌楽は延八拍子、拍子十二、合歓塩は早四拍子、拍子十六です。
右方 還城楽

還城楽(げんじょうらく)は唐楽、太食調、中曲、右方、左方、古楽で舞(舞人1人、走舞)もあります。
右方は八多良拍子、拍子十八、左方は早只八拍子、拍子十八です。
怪しい面をつけ、桴を手に持ち、木製の蛇を捕らえて勇壮に舞います。
番舞は抜頭などです。
宮島・厳島神社 お正月祭典 元始祭 舞楽「胡徳楽」

胡徳楽(ことくらく)は高麗楽、高麗壱越調、小曲、舞楽で舞(舞人6人)もあります。
酒宴で酔っ払った様子を舞にしたもので、千鳥足で舞台を退出するなどこっけいで喜劇的な舞楽となっています。
この動画はお正月に宮島厳島神社で行われた元始祭の様子です。