日本のお祭りにはかかせない祭りばやし。
和太鼓や笛、すりがねの音色など、日本人なら聴けば心がくすぐられる、和の音楽です。
純邦楽としてくくられる祭りばやしはいわずもがな、古くからお祭りで演奏され、たくさんの人々に親しまれてきました。
この記事ではそんな、全国各地に伝わる祭りばやしをたっぷりと紹介していきます!
あなたの地元の祭りばやしは載っているでしょうか?
ちなみに筆者がなじみ深いのは、故郷高知の「よさこい鳴子踊り」。
もし「こんな祭りばやしもあるよ!」などの情報があれば、ぜひ教えてくださいね!
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『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし(1〜10)
仙台すずめ踊りNEW!

日本のお祭りにかかせない祭りばやし。
本作は、古い時代から伝承される郷土芸能のために演奏されてきたおはやしです。
踊り手が扇子を振って跳ねる姿に合わせ、しの笛の明るい音色と太鼓の拍子が快活なリズムを生み出します。
地域の人々が奏でる一体感があり、日本らしい情緒と高揚感が味わえる構成です。
公式音源はアルバム『仙台すずめ踊り お囃子CD』などにまとめられ、2000年代初頭のCD化をへて、2022年1月からは通信販売でも取り扱われています。
青葉まつりなどの祭礼で街を彩る象徴的な音楽として親しまれてきました。
屋外の祭りで響きを受けながら聴くのがおすすめで、自然と笑顔があふれる時間を過ごせるでしょう。
会津田島祇園祭囃子NEW!

福島県で800年以上の歴史を持つお祭りの熱気をそのまま詰め込んだような本作。
太鼓とかねが力強いリズムを刻み、そこへ笛の音色が縫うように重なり、聴く者の心を一気に祝祭空間へと連れ出してくれます。
言葉による歌詞はないものの、屋台を動かす人々の掛け声が一体となり、町全体を包み込むような壮大な物語を感じられるでしょう。
1981年1月に国の重要無形民俗文化財へ指定された祭礼を支えるこの楽曲は、2021年4月に町の紹介映像として公開された作品です。
観光案内やプロモーション映像ともタイアップし、地域の魅力を発信しています。
日本の夏が持つ熱気や郷愁をたっぷりと味わいたい方にぴったりの一曲です。
八戸三社大祭山車囃子NEW!

日本の夏を彩る活気あふれる祭囃子です。
青森県の華やかな夏祭りで山車の運行を力強く支えるために奏でられます。
大太鼓の低い響きと小太鼓の連続する拍に、篠笛の鋭く伸びやかな旋律が幾重にも重なり合い、屋外の空間に圧倒的な熱気を生み出します。
この楽曲は、巨大な山車を前へ進める推進力となり、聴く人の心に祝祭の躍動感をもたらしてくれます。
明確な市販盤のリリースや商業的なタイアップを持たない一方で、地域の観光行事や伝統文化を伝えるイベントなどで幅広く披露されてきました。
世代を超えて受け継がれる本作は、日本の伝統を肌で感じたい方や、お祭りならではの熱いエネルギーを体感したい方にぜひ聴いていただきたい音楽です。
吉田の火祭囃子NEW!

夏の終わりを告げる山梨県富士吉田市の祭礼に深く根差した伝承音楽です。
短い旋律と打楽器の周期的な反復が重なり、火祭りの荘厳な空気と神輿渡御を前へ進める力強さを併せ持つ点がこの楽曲の大きな魅力でしょう。
2012年3月に国の重要無形民俗文化財に指定された総合的な民俗文化を、聴覚的な側面からしっかりと支える貴重な記録音源として位置付けられます。
商業作品の主題歌のようなタイアップや、特定のレコード会社からの明確な初回発売年月日は不詳ですが、歴史ある神事や地域の記憶を次世代へ伝える重要な役割を担っています。
夜の町を赤く照らす大松明の熱気や、長い歴史を持つ日本の伝統文化の息遣いを肌で感じたい方にぜひおすすめしたい本作です。
川越まつり囃子NEW!

埼玉県川越市周辺にお住まいの方であれば聴きなじみ深いお囃子かもしれませんね。
この楽曲は江戸の葛西囃子を源流とし、古くから地域で親しまれてきた祭礼音楽です。
笛の音色が際立つシーンが多く、太鼓のリズムに乗せて流れる勢いのある音色に耳をひかれます。
その合間で入るカネの響きがお囃子に勢いをもたせ、太鼓のリズムとともにその場を盛り上げます。
本作は2015年10月に公開された映像作品の中で、川越市の市勢要覧および観光広報のタイアップとして紹介されています。
山車がすれ違う際に行われる演奏の競演は圧巻で、自然に体がのって楽しくなってきますよ。
お祭りの熱気を音から感じたい方にぜひ聴いていただきたいお囃子です。
松前神楽NEW!

日本各地のお祭りを彩るお囃子のなかでも、北海道南部を中心に約350年にわたり受け継がれてきた伝統的な神事芸能をご紹介します。
太鼓や笛、手拍鉦の音が重なり合い、厳粛でありながらも力強い響きを生み出します。
祈りを表現する舞と一体となり、空間全体が一つの楽器のように機能する点が魅力です。
この楽曲は単独のシングルとして発売されたものではなく、1674年ごろから継承されてきたものです。
2024年10月の記念事業として、松前神楽北海道連合保存会などが披露した公演の映像が残されています。
神聖な儀式を感じたい方や、郷土芸能に触れてみたい方にぴったりの演目です。
桐生八木節NEW!

群馬県桐生市を中心に受け継がれてきたこちらの祭りばやし。
樽や太鼓の乾いた音色とカネの響きが印象的で、おはやしのリズムに乗せて語り物のように歌われる力強い声に耳をひかれます。
1964年に第1回が開催された桐生まつりなど、地域のタイアップ行事にはかかせない存在です。
現在流通している資料であるアルバム『郷土民謡八木節』には、須藤英之さんらの歌唱が収録されています。
本作は、一定のテンポで進むにぎやかな伴奏と掛け合いが特徴的。
華やかなお祭りの活気を感じたい人や、みんなで輪になって踊りながら盛り上がりたいシチュエーションにぴったりのおはやしです。
その勢いはお祭りに活気を与え、参加する人の気持ちをも盛り上げます。









