【花火ソング】美しく儚い花火に心を重ねた名曲【2025】
夏の風物詩といえば数々ありますが、やはり中でも花火は外せませんよね!
お祭りで上がる大きな打ち上げ花火はもちろん、線香花火をはじめとした手持ち花火も、音、見た目、そして火薬の匂い……すべてが私たちに夏を感じさせます。
この記事では、そうした花火をテーマに歌った曲をたっぷりと紹介していきますね!
華やかで美しい花火ですが、その美しさはすぐに消え去ってしまいます。
その瞬間の美しさ、はかなさこそが日本人が愛する美の形ではないでしょうか?
これから紹介する曲は、そうした花火の美しさだけでなく、はかなさに私たちの心模様を映した曲もありますので、ぜひあなたにピッタリな1曲を見つけてください。
【花火ソング】美しく儚い花火に心を重ねた名曲【2025】(1〜10)
打上花火DAOKO × 米津玄師

映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』への主題歌起用をきっかけにヒットしたこちらの楽曲。
ラッパーとしても人気のDAOKOさんとシンガーソングライター米津玄師さんによるコラボ曲で、2017年にリリースされました。
夏の夜の涼やかな空気が肌に触れるような、透明感のある音像が魅了の一つ。
そしてサビに入った瞬間、まさに花火みたいに、サウンドがパッと広がります。
大切な人と過ごした夏を思い出す、ノスタルジーな作品です。
真夏ノ花火LIL LEAGUE

レコード大賞で新人賞を受賞したLIL LEAGUE、待望の最新作ですね!
『真夏ノ花火』は2025年7月リリースの和のテイストを盛り込んだダンストラックで、一度きりの夏の恋を描いた、なんとも切ないナンバーなのですね。
夜空に咲いては一瞬で消えてしまう儚い花火の姿に、燃え上がる恋の煌めきと切ない運命を重ね合わせているのが見事です。
MVで披露されるメンバーの少し大人びた表情とドラマ仕立てのストーリーに、思わずドキッとしてしまう方も多いでしょう。
グループの新たな魅力が詰まった一曲ですから、ぜひ聴いてみてほしいところ。
儚夏Maverick Mom

若手ロックバンドMaverick Momが放つこちらの『儚夏』は、疾走感あふれるサウンドとエモーショナルなメロディを武器とした、実にドラマチックな青春ロックナンバーです。
この曲で描かれる花火は、夏の恋模様を映し出す心象風景そのものなのですね。
夜空を焦がすように咲き誇っては一瞬で消える打ち上げ花火に、燃え上がる恋心のきらめきとその儚さを重ね合わせているのです。
瑞々しい歌声でつづられる切ないメロディラインも素晴らしく、ご自身の淡い夏の思い出と重ねて、胸が締め付けられるような気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
HANABIMr.Children

J-POP界のモンスターグループ、Mr.Childrenの33枚目となるシングル。
大ヒットとなった『コード・ブルー』シリーズの主題歌でもあり、楽曲とドラマがつながる方も多いと思います。
多くのヒット曲を放つMr.Childrenですが、屈指の人気を誇る曲の一つで、サビのフレーズがとても印象に残りますね。
『HANABI』というタイトルの曲ですが、歌詞の中に花火は一度しか出て来ず、しかも比喩としての表現です。
タイトルの意味を考えながら聴くと、また違った視点から曲の魅力が伝わる気がします。
線香花火井上苑子

当時まだ高校生だった井上苑子さんが2014年にリリースした『線香花火』は、SUPER BEAVERの柳沢亮太さんをプロデューサーに迎えた青春ポップ・ロックの名曲です!
ぱちぱちと燃えては消える線香花火の儚い光に、甘酸っぱい恋の切なさを重ね合わせた世界観が実に素晴らしいですし、井上さんの透明感あふれる歌声が胸に迫りますよね。
夏の終わりのどこか物悲しいメロディに、過ぎ去った日々を思い出して切なくなる方も多いはず。
青春時代のきらめきと、その一瞬の美しさを描いたこの曲は、今もなお音楽ファンの間で愛され続けているのではないでしょうか。
H・A・N・A・B・I 〜君がいた夏〜ZONE

この楽曲は、夜空を焦がす大輪の花火のように鮮やかで、それでいてどこかはかなさを感じさせるメロディがとても印象的です。
過ぎ去った夏の日の恋模様や、神社の境内、夕焼けといった情景が目に浮かび、聴いていると胸がキュッとなる方も多いのではないでしょうか?
本作は、ガールズバンドZONEが2003年7月に発売したシングルで、メジャー通算10作目という記念すべき一枚でした。
10万枚の完全生産限定で当時リリースされ、オリコン週間チャートで初登場3位を記録し、日本レコード協会からゴールドディスク認定も受けています。
夏祭りの余韻に浸りたい時や、淡い思い出を振り返りたい時にピッタリな1曲です。
若者のすべてフジファブリック

故・志村正彦さんが存命時のフジファブリックが生んだ珠玉の名曲。
歌詞の文学性も高く評価される志村さん、この曲の歌詞も志村さんらしいヒューマニズムにあふれ、ストーリーはドラマティックに展開していきます。
淡々としたミドルテンポの曲調がベースとなる曲ですが、サビ前の印象的なフレーズやスライドギターによる間奏が次の展開を予感させます。
『若者のすべて』そう言い切るタイトルをつけることは、表現は自由であっても簡単なことではないはず。
しかし、この曲は『若者のすべて』というタイトルにふさわしいマスターピースです。