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【花火ソング】美しく儚い花火に心を重ねた名曲【2025】

夏の風物詩といえば数々ありますが、やはり中でも花火は外せませんよね!

お祭りで上がる大きな打ち上げ花火はもちろん、線香花火をはじめとした手持ち花火も、音、見た目、そして火薬の匂い……すべてが私たちに夏を感じさせます。

この記事では、そうした花火をテーマに歌った曲をたっぷりと紹介していきますね!

華やかで美しい花火ですが、その美しさはすぐに消え去ってしまいます。

その瞬間の美しさ、はかなさこそが日本人が愛する美の形ではないでしょうか?

これから紹介する曲は、そうした花火の美しさだけでなく、はかなさに私たちの心模様を映した曲もありますので、ぜひあなたにピッタリな1曲を見つけてください。

【花火ソング】美しく儚い花火に心を重ねた名曲【2025】(21〜30)

靴の花火ヨルシカ

ヨルシカ – 靴の花火 (Music Video)
靴の花火ヨルシカ

苦しくてつらいとき、悩んで落ち込んで不安なとき、この曲がきっと救ってくれます。

ボカロPとして人気のn-bunaさん、シンガーsuisさんによるバンド、ヨルシカの楽曲で、2017年にリリースされたミニアルバム『夏草が邪魔をする』に収録。

ギターのアルペジオが優しく鳴り響き、そして展開するにつれ感情が揺り動かされる、非常にエモーショナルな作品です。

打ち上げ花火って、あんなにキレイなのになんではかないんでしょうね……。

線香花火吉田山田

線香花火 / 吉田山田【MUSIC VIDEO】
線香花火吉田山田

吉田山田にとって、デビュー15周年イヤーを飾る一曲となったのがこちらの『線香花火』です。

火が灯る瞬間の期待感から、燃え盛り、やがて静かに消えゆくまでの短い一生。

その線香花火の儚い物語に、甘酸っぱい恋の記憶を重ね合わせたような情景が胸に迫りますよね。

アコースティックな温かさに洗練されたサウンドが絡み合い、二人の歌声が夏の終わりの寂しさと愛おしさを見事に描き出しています。

聴く人それぞれの心に眠る、ひと夏の思い出を優しく呼び覚ますような名曲と言えるのではないでしょうか。

花火RIP SLYME

初めてミリオンセラーを達成したアルバム『TOKYO CLASSIC』の後半を飾る楽曲です。

2002年7月に世に出た本作は、アコースティックギターの柔らかな音色に乗せて、過ぎ去った夏の切ない情景を描き出します。

直接的な単語は使わず、夜空に咲く大輪の花を巧みに表現する詩的なリリックが、聴く人の想像力を豊かに刺激するでしょう。

Dragon AshのKjさんがベースで参加したことも話題となり、その温かみのあるグルーヴはRIP SLYMEの音楽的進化を感じさせます。

夏の終わりに、感傷的な気分で思い出に浸りたい夜にぴったりの名バラードです。

打ち上げ花火フジファブリック

フジファブリック 「打ち上げ花火」 Live at Hibiya Yaon
打ち上げ花火フジファブリック

誰もが認めるような、普遍性のあるいい曲も多いフジファブリックですが、時にぶっ飛んだナンバーで驚がくさせてくれるのも魅力です。

この曲は完全に後者、もしこの曲でフジファブリックを知ったなら誤解を招きかねない危険な曲であり、しかしフジファブリックの裏面の魅力をめいっぱい詰め込んだ曲とも言えるでしょう。

意味や整合性でこの曲を捉えようとすると、おそらく理解出来ないでしょう。

妖しげな歌詞、怪しいフレーズ、唐突に現れるキメ、それらを「感じる」ことで本質が見えてくるのではないでしょうか。

ある種、肝試しのような曲です。

最後の花火ココラシカ

ココラシカ「最後の花火」(Official Music Video)
最後の花火ココラシカ

切なく響くエレピの音色と、こうきさんの透明感あふれる歌声が胸を焦がす、素晴らしいミディアムバラードですね!

高校の軽音楽部から生まれたギターレス3ピースバンド、ココラシカが2024年にリリースした『最後の花火』は、彼らの輝かしいキャリアの幕開けを飾った記念すべき楽曲です。

夜空に咲いては儚く消えゆく花火の光に、もう戻れない時間と二人のもどかしい関係性を重ねた世界観が実にエモーショナルで、思わず引き込まれてしまいますよね。

横山裕章さんが手掛けたドラマチックな編曲の中で、ピアノの美しい旋律がひときわきらりと光ります。

この曲をピアノだけで弾き語ってみると、メロディの美しさがより際立つのではないでしょうか。