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『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし

日本のお祭りにはかかせない祭りばやし。

和太鼓や笛、すりがねなど、日本人ならどこかで必ず耳にしたことがある和楽器の音で奏でられる音楽です。

純邦楽としてくくられる祭りばやしは、古くから全国各地のお祭りで演奏され、親しまれてきました。

この記事では、そんな各地の祭りばやしをたっぷりと紹介していきます!

あなたの地元の祭りばやしは載っているでしょうか?

「こんな祭りばやしもあるよ!」などの情報があれば、ぜひ教えてくださいね!

『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし(1〜20)

貫井囃子

獅子舞 狐舞 舞台を飛び出し 観客大喜び 貫井囃子
貫井囃子

東京都小金井市の貫井神社で奉納される伝統的なおはやしは、地域の祭礼やイベントで演奏され、聴く人の心を躍らせます。

江戸時代末期に起源を持つこの音楽は、太鼓や笛の演奏、そして踊りが一体となって、祭りの雰囲気を盛り上げる重要な役割を果たしています。

おはやしの演奏は、地域の絆を深める取り組みとしても注目されており、学校でのワークショップや楽器体験を通じて、子供たちにもその魅力が伝えられています。

日本の伝統音楽に興味のある方や地域文化の継承に関心のある方は、じっくり耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

鉾田囃子

令和5年4月22日(土)鉾田囃子鉾田市無形民俗文化財指定記念式典
鉾田囃子

日本の伝統文化を象徴する祭ばやし。

茨城県の鉾田神社で400年以上にわたって開催されている夏祭りで演奏され、地域の人々の心に深く根付いている本作は、和太鼓や笛、すりがねの調べが織りなす豊かな音の広がりが魅力的です。

さまざまな演目があり、それぞれに込められた願いや物語が聴く人の心を躍らせます。

また、地域の絆を強める音楽として、若い世代への継承も盛んに行われており、日本の伝統音楽として愛され続けていることがうかがえます。

岸和田だんじり祭ばやし

毎年9月に大阪の岸和田市でおこなわれるだんじり祭りで奏でられるこちらのお囃子。

この『だんじり囃子』は「鳴り物」と呼ばれ、だんじり祭りになくてはならない存在です。

普通の音楽的な拍子の取り方とは少し異なる部分があり、その独特なリズム感がお祭りを盛り上げる一つの要因でもあります。

太鼓もカネもしの笛も全てが勢いと迫力を持っていて、だんじり祭りのあの勢いを象徴しているようですね。

昼間は青年団の方がお囃子を奏で、夜には子供たちが太鼓をたたくというスタイルのため、昼と夜で違った味わいが楽しめるのも特徴です。

津軽じょっぱり太鼓

青森県弘前市で開催される弘前四大まつりのひとつである夏祭り『弘前ねぷたまつり』にて運行されている『津軽じょっぱり太鼓』。

『津軽じょっぱり太鼓』は直径3.3mの大太鼓で、3代藩主・信義がお国自慢で作らせたという伝説にもとづいて、1970年に津軽情っ張り大太鼓保存後援会により制作されました。

この大太鼓が合同運行の先陣を切ります。

笛の根に合わせて鳴る音は、見た目も相まって大迫力ですよ!

関屋囃子

山形県新庄市の新庄まつりで演奏される『関屋囃子』は、地域の誇りとして大切に受け継がれています。

太鼓や笛、しょうなどの和楽器が奏でる力強いリズムは、祭りの雰囲気を盛り上げる重要な役割を果たしています。

2016年にユネスコ無形文化遺産に登録されたこのおはやしは、地元の人々の結束を象徴する音楽として親しまれています。

お祭りに足を運ぶのは難しいという方は、ぜひYouTubeなどで演奏動画を探してみてください。

迫力ある演奏に、心が躍ること間違いなしです。