『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし
日本のお祭りにはかかせない祭りばやし。
和太鼓や笛、すりがねの音色など、日本人なら聴けば心がくすぐられる、和の音楽です。
純邦楽としてくくられる祭りばやしはいわずもがな、古くからお祭りで演奏され、たくさんの人々に親しまれてきました。
この記事ではそんな、全国各地に伝わる祭りばやしをたっぷりと紹介していきます!
あなたの地元の祭りばやしは載っているでしょうか?
ちなみに筆者がなじみ深いのは、故郷高知の「よさこい鳴子踊り」。
もし「こんな祭りばやしもあるよ!」などの情報があれば、ぜひ教えてくださいね!
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『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし(51〜60)
茅ヶ崎祭り囃子

茅ヶ崎市内の「お囃子」を演奏するチームが一度につどう「茅ヶ崎お囃子まつり」が、毎年秋に開催されています。
毎年多くの観客がその演奏を一目見ようと演奏会に足を運んでいます。
迫力ある太鼓演奏、笛の音色はどこか郷愁を誘います。
チームによって音色を聴き比べるのも、おもしろいのではないでしょうか。
豊田囃子

リズミカルな演奏が特徴的な『豊田囃子』。
目黒の祭囃子を元にし、そこにアップテンポな要素が付け加えられているお囃子です。
東京都日野市にある若宮神社をはじめ、市内のさまざまな行事で演奏されています。
聴いていると体が自然にのってくるようなリズムで、楽しいお祭りの雰囲気をさらに盛り上げてくれます。
また獅子舞やひょっとこなどのお面をつけた人が登場し、楽しげに踊っている姿も印象的。
伝統的な音色に加え、楽しさやおもしろさも感じさせるお囃子です。
重松流祭囃子

日本の伝統的な祭りに欠かせない『重松流祭囃子』は、1830年に所沢で誕生した伝統芸能です。
大太鼓、小太鼓、しょう、笛の5人囃子で構成されており、テンポのよさと小太鼓2つの掛け合いが魅力的音楽の魅力を引き立てます。
所沢市のところざわまつりなど、地域のイベントで演奏されて大切に歌い継がれている本作を通して、日本の祭りの活気を感じてみてはいかがでしょうか。
きっと「お祭りに参加しながら聴いてみたい」と思われることでしょう。
青森ねぶた囃子

毎年8月に青森県で開催される迫力満点のお祭り・ねぶた祭りで奏でられる『ねぶた囃子』。
お祭りで登場する「ねぶた」と呼ばれる大きな人形たちにも負けない、太鼓と笛、カネで奏でられる勢い満点の演奏が印象的です。
このお囃子は主に「ねぶた」が動く際に奏でられます。
とてもリズミカルなので、青森の方はもちろん、初めて耳にする方の体も揺らします。
ねぶたを動かす人も、観覧客の人もその場にいる人みんなでお祭りを活気づけたくなるようなお囃子です。
中山道祭囃子 垂井祭囃子
岐阜県垂井町の伝統的なお囃子は、曳車山が町内を練り歩く際や、子供歌舞伎を演じるときに欠かせない大切なものとなっています。
間尺笛篠、笛、大太鼓、締太鼓、かね、三味線の楽器を使用しています。
受け継がれる圧巻の演奏をぜひ楽しんでみてくださいね。
『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし(61〜70)
エイサー

『エイサー』とは、本土の盆踊りにあたる沖縄の伝統芸能のひとつで、主に各地域の青年会がそれぞれの型を持ち、旧盆の夜に地域内を踊りながら練り歩きます。
その形態はいくつかに分類され、『エイサー』のもっとも古い形とされているのは手踊りのみですが、現在の青年会はそのほとんどが、大太鼓・締め太鼓を中心とした『太鼓エイサー』。
力強い太鼓の音と掛け声が気持ちを盛り上げてくれます。
尾花沢祭囃子

山形県尾花沢市の無形文化財に指定されている「尾花沢まつり囃子」は、大変華やかで毎年多くの人々が祭りに足を運びます。
毎年8月27日の花笠まつりの初日、尾花沢まつり囃子のメンバーがお祭りを盛り上げます。
その祭囃子は「おげんけい・やえん・すころ」と優雅な組曲が特徴的です。
川崎囃子

川崎囃子は、隣町の東町囃子保存会から重松流という祭囃子を伝授しました。
今なお伝統を受け継ぎ、地域の活性化を願い活動が続けられています。
祭では迫力ある山車が町内を練り歩きます。
盛り上げる祭囃子は、どこか懐かしさを感じる音色がします。
日野囃子

東京都日野市に伝わる無形民俗文化財にも指定されている『日野囃子』。
市内にある神社だけでなく、自治会のお祭りでも披露される地域の人と距離が近いお囃子です。
『鎌倉』や『仁羽』など7曲が演奏され、お囃子の最中には獅子舞やおかめのお面を被った人などが登場します。
長年にわたって大きく演奏スタイルを崩すことなく、伝統的な音色をそのまま奏でているのも特徴です。
お囃子のリズムに乗せて、各演者がストーリー性を持って動く様子は、お囃子の聴きごたえだけでなく、見ごたえもあります。
日高囃子

日高火防祭は、人間の力ではどうしようもない火災を神仏の加護によって守るためにおこなわれているお祭りです。
旧暦の1月22日に日高妙見社の日は「火」に、瑞山神社の瑞は「水」に通ずるといわれ毎年おこなわれています。
伊達宗景公がかつて江戸にいたとき、一瞬にして燃え広がる江戸の火事をみて、考えついたそう。
当時の日本では、火事は本当に怖いものだったのですね。
日高囃子の吹き初めは日高神社拝殿、幣殿でおこなわれます。
囃子と名前がついていますが、音楽は神楽と囃子のどちらもが感じられますね。
石取祭囃子

日本一やかましい祭りとも、天下の奇祭ともいわれる石取祭囃子は、その迫力あふれる音色が聴く人の心を打ちます。
桑名市の春日神社を中心におこなわれるこの祭は、30台以上の祭車にかねや太鼓をつけ、それらを一斉に打ち鳴らす様子が、夏の風物詩として昔から親しまれています。
もともと、桑名南部を流れる町屋川の石をとって春日神社におさめる祭りでしたが、この祭囃子の方が印象的ですよね。
石取会館では囃子体験コーナーもあるそうなので、気になった方は訪ねてみてはいかがでしょうか。
秋津祭りばやし

東京都東村山市の秋津神社例大祭では、息をのむような美しい祭りばやしを楽しめます。
地元の子供たちが中心となり、一風変わったひょっとこ舞が繰り広げられ、その場を訪れる人々を楽しい気分にさせてくれます。
おかめのお面をつけた少女たちによる伝統の踊りも魅力的で、その愛らしさに心を奪われます。
祭りばやしの旋律は、一度聴くと忘れられない響きを持ち、長年地元の人々から大切に守られてきたものです。
年に一度のこの機会に、秋津祭りばやしの力と美を体感してみてくださいね。
秋田竿燈囃子

毎年8月3日〜6日に秋田県秋田市でおこなわれるお祭り『秋田竿燈まつり』は、青森の『ねぶた祭り』仙台の『七夕まつり』と並ぶ東北三大祭りの一つです。
そのお祭りのおはやしである『竿燈囃子』は『流し囃子』と『本囃子』と二つあり、お祭りではトラックを装飾した屋台に太鼓を乗せ、屋台の上で演奏されます。
一つの太鼓を二人でたたくのが伝統のようですね。
葛西囃子

東京にお住まいの方であればとくに聴きなじみ深いお囃子かもしれませんね。
『葛西囃子』は葛飾区周辺で古くから親しまれてきた祭囃子です。
一説によると1700年代に葛西神社で生まれたもので「神田囃子など、東京の各地域に伝わっている祭り囃子の元祖」とされています。
演奏は5人で、大太鼓、締太鼓、締太鼓、笛、鉦によって構成され、基本的な曲目数は6つ。
聴けば夏の香りがただよってくる、軽快でスカッとするお囃子です。
ここから派生した囃子と聴き比べる楽しみ方もできますよ。
貫井囃子

東京都小金井市の貫井神社で奉納される伝統的なおはやしは、地域の祭礼やイベントで演奏され、聴く人の心を躍らせます。
江戸時代末期に起源を持つこの音楽は、太鼓や笛の演奏、そして踊りが一体となって、祭りの雰囲気を盛り上げる重要な役割を果たしています。
おはやしの演奏は、地域の絆を深める取り組みとしても注目されており、学校でのワークショップや楽器体験を通じて、子供たちにもその魅力が伝えられています。
日本の伝統音楽に興味のある方や地域文化の継承に関心のある方は、じっくり耳を傾けてみてはいかがでしょうか。




