『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし
日本のお祭りにはかかせない祭りばやし。
和太鼓や笛、すりがねの音色など、日本人なら聴けば心がくすぐられる、和の音楽です。
純邦楽としてくくられる祭りばやしはいわずもがな、古くからお祭りで演奏され、たくさんの人々に親しまれてきました。
この記事ではそんな、全国各地に伝わる祭りばやしをたっぷりと紹介していきます!
あなたの地元の祭りばやしは載っているでしょうか?
ちなみに筆者がなじみ深いのは、故郷高知の「よさこい鳴子踊り」。
もし「こんな祭りばやしもあるよ!」などの情報があれば、ぜひ教えてくださいね!
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『日本の伝統』純邦楽の日本の祭ばやし(21〜30)
よさこい鳴子踊りNEW!

高知の夏を彩るお祭りのために制作された、活気あふれる和の音楽です。
小道具を鳴らしながら人々が舞い踊る情景が目に浮かぶような、明るい旋律が魅力の1曲。
日本舞踊に適した拍子の中に、掛け声が加わり心を弾ませます。
1954年7月当時に地域イベントの楽曲として披露された作品で、映画『南国土佐を後にして』の劇中でも取り上げられました。
本作は武政英策さんにより自由なアレンジが認められ、さかいゆうさんが2023年12月に発売されたアルバム『さかいゆうのプレイリスト[白と黒]』に収録するなど多彩な録音が存在します。
日本の伝統を感じながら楽しく体を動かしたい人にぴったりです。
皆で踊れば、自然と笑顔があふれる時間を過ごせるでしょう。
山鹿燈籠まつり千人灯籠踊りNEW!

夜の温泉街に似合う幻想性と落ち着きを備えた、おだやかな雰囲気の盆踊りソングです。
もともとは座敷唄として親しまれ、柔らかな節回しと一定の速度でゆったりと流れる旋律が心地よく響きます。
掛け声の反復が宴席の温かさを生み出し、聴く人を優雅な空間へと誘ってくれるでしょう。
1933年に詩人の野口雨情さんがもとの歌を改作したことで広く知られ、富田房枝さんの歌唱で名盤『民謡ふるさと紀行』に収録されて2006年11月当時にリリースされた楽曲で、今も根強い人気があります。
地域の観光プロモーションなどでも繰り返し演奏され、土地の歴史を伝える役割を担っています。
激しい動きが苦手な方でも無理なく楽しめる内容で、ゆったりと舞い踊りたい人におすすめの作品と言えるでしょう。
戸畑祇󠄀園ばやしNEW!

福岡県北九州市の伝統行事とともに受け継がれてきた祭囃子です。
昼の壮麗な姿から夜の光り輝く提灯山笠へと姿を変える熱気のなか、笛や太鼓、チャンプクと呼ばれる銅拍子の音が重なり合います。
この楽曲は、担ぎ手の「ヨイトサ」という掛け声と歩調を合わせ、神聖な空間を力強く清めていきます。
商業的なレコードとして発売された作品ではないものの、本作は1959年7月に継承のための研究競演会が始まりました。
そして1970年の日本万国博覧会へ出演し、地域の文化を国内外へ発信してきた実績を持っています。
1980年1月には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
圧倒的な熱量と重厚な歴史の息吹を体感したい人に、ぜひ触れてほしい和の音楽です。
長崎くんちシャギリNEW!

長崎県長崎市の諏訪神社で毎年10月に開催される長崎くんちで奏でられるこちらの祭りばやし。
笛の鋭い音色と締太鼓の乾いた打音が絡み合い、端正でありながら哀調を帯びた響きが耳をひきます。
18世紀中頃には定着していたと考えられており、2014年3月には長崎県指定無形民俗文化財に指定された本作。
ニュース番組などで祭りの様子とともに紹介されています。
長崎シャギリ保存会によって受け継がれており、歩きながら演奏される姿は圧巻です。
お祭りの熱気を感じたいときや、郷土の歴史に思いをはせたい人にぴったり。
聴くごとに自然と体がのって楽しくなるような、活気に満ちたおはやしですよ!
阿波踊りNEW!

日本を代表する伝統的な祭ばやしであり、聴く人の心を躍らせる郷土芸能音楽です。
笛や三味線、太鼓に鉦が織りなすぞめきと呼ばれる独特のリズムが、明るく熱気あふれる祝祭空間を作り出します。
2020年11月に開催されたイベントでは、たくさんの奏者が集まり、圧巻の生演奏を響かせました。
徳島県の観光映像や地域行事を彩るシンボルとして広く親しまれています。
にぎやかな和の音色につつまれて体を動かしたいときや、日本の豊かな情景を感じながらワクワクした気分を楽しみたい人にオススメの音楽です。
江戸祭囃子

東京のお祭りの代名詞とも言える『江戸祭囃子』ですが、なんとその歴史は大変古く、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の時代に誕生しました。
『江戸祭囃子』は、組曲のように構成が決まっています。
演奏する人は「囃子方」と呼ばれ、はんてんに白足袋という衣装が特徴的です。
秩父屋台囃子

「秩父屋台囃子」とは、埼玉県秩父地方に広く分布し、それぞれの地区で古くから伝承され、その祭礼で演奏されてきた祭りばやしのこと。
使う楽器は主に三味線・太鼓・笛・かね。
秩父夜祭として有名な埼玉県秩父市秩父神社祭礼で奏でられる秩父屋台囃子は、締太鼓・大太鼓が加わります。
屋台の円滑な運行をはかるおはやしといわれており、締太鼓は「さざ浪囃子」と呼ばれる韻律的リズムを繰り返します。



