【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽
お正月になると、街中やテレビでは、お正月らしい曲を耳にしますよね!
琴や笛、三味線などの和楽器をメインにした曲を聴くと、お正月の雰囲気を感じます。
この記事では、お正月のBGMとしてよく耳にするもの、また曲の雰囲気がお正月にピッタリなものを紹介していきますね。
それぞれの曲には縁起のいい願いが込められていたりもするので、曲に込められた意味を調べてみてくださいね。
中には作曲者も紹介している曲もあるので、その方の他の曲を探してみると、新春にピッタリの曲がさらに見つかるかもしれません。
これから紹介する曲とともに、すてきなお正月を過ごしてくださいね。
もくじ
- 【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽
- 春の海宮城道雄
- さくら変奏曲宮城道雄
- 千鳥の曲吉沢検校
- Runner of the Spirit久石譲
- 早春賦中田章
- 六段の調八橋検校
- 越天楽
- 梅は咲いたか
- 一月一日
- 凧の歌
- お正月瀧廉太郎
- お正月のもちつき
- 初春
- 寿獅子
- 梅にも春
- 美しく青きドナウJohann Strauss II
- 元禄花見踊三代目 杵屋正治郎
- 十二支のうた宮平里枝
- 黒田節による幻想曲沢井忠夫
- 荒城の月瀧廉太郎
- 五段砧光崎検校
- ふじの山作詞:巖谷小波
- 伊勢音頭
- 新年おめでとう WoO 165Ludwig van Beethoven
- 八千代獅子
- もちつき作詞:小林純一/作曲:中田喜直
- 箱根八里瀧廉太郎
- 高砂
- お江戸日本橋
- 四海波
- カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》J.S.Bach
- ひとつとや
- 喜代節
- 蛍の光
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(1〜20)
春の海宮城道雄

聴いただけでもすぐにお正月感を感じられるのが『春の海』です。
本作は日本の琴曲家であり、作曲家である宮城道雄さんが1929年に作曲し、それ以来100年以上にわたり日本人だけでなく、海外の人にも日本の心を表した曲として親しまれています。
近年ではお正月のデパートの初売りや、おせちが並ぶ食品コーナーなどでよく耳にしますよね。
そんなことからお正月のイメージが定着した『春の海』を聴いて、新たな1年の始まりをしみじみと喜んでくださいね。
さくら変奏曲宮城道雄

聴いたことがなくてもこの曲を知っている方は多いと思います。
というのも、こちらの『さくら変奏曲』は日本の代表曲『さくらさくら』のアレンジした曲なので、『さくらさくら』のフレーズが至るところに登場します。
作曲者である宮城道雄さんが西洋音楽からヒントを受けた、日本の代表的な変奏曲です。
千鳥の曲吉沢検校

最も知名度が高い琴曲の一つである、こちらの『千鳥の曲』。
吉沢検校さんにより作曲されたこちらの曲は、『六段の調』と同じく、それまでにはなかった新しい音楽スタイルで、明治以降の音楽に多大な影響をもたらしました。
静寂すら音の一部と捉える日本音楽の良さがつまった1曲です。
Runner of the Spirit久石譲

ゲーム好きな方には『二ノ国』や『天外魔境』シリーズで、ジブリ映画ファンには『魔女の宅急便』や『風の谷のナウシカ』などですっかりおなじみの久石譲さん。
その久石さんの『Runner of the Spirit』をご存じですか?
あの箱根駅伝の中継に流れる曲といえば「ああ、あの曲かあ」となる方も多いはず。
希望あふれるお正月のBGMとしてもびったりですよね。
新春のマラソン大会やカルタ大会などの行事ごとにも重宝する1曲です。
この曲、なんと久石さんによるCD化はされていないとか。
どうしても音源が欲しい方は東京佼成ウインドオーケストラの『吹奏楽燦選/嗚呼!アフリカン・シンフォニー』というCDを探してみてくださいね!
早春賦中田章

文化庁と日本PTA全国協議会が選定している日本の歌百選にも選ばれた、この曲『早春賦』。
1913年に吉丸一昌さんが作詞、中田章さんによって作曲されたこちらの曲は、長野県を中心に支持を得ています。
春を迎える安曇野一帯をテーマに書かれた歌詞は、情景描写が素晴らしく、懐かしい気分にさせてくれます。