【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽
お正月になると、街中やテレビでは、お正月らしい曲を耳にしますよね!
琴や笛、三味線などの和楽器をメインにした曲を聴くと、お正月の雰囲気を感じます。
この記事では、お正月のBGMとしてよく耳にするもの、また曲の雰囲気がお正月にピッタリなものを紹介していきますね。
それぞれの曲には縁起のいい願いが込められていたりもするので、曲に込められた意味を調べてみてくださいね。
中には作曲者も紹介している曲もあるので、その方の他の曲を探してみると、新春にピッタリの曲がさらに見つかるかもしれません。
これから紹介する曲とともに、すてきなお正月を過ごしてくださいね。
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【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(11〜20)
梅にも春

江戸時代後期に流行した三味線音楽の一種である端唄。
なかでも本作『梅にも春』は新春を迎えた喜びと、恋する女性の心情が垣間見える端唄です。
梅の花が色づき、そこに春を感じるという意味の『梅にも春』という短い言葉一つをとっても日本人の心の美しさを感じられますね。
お正月にはこうした歴史ある音楽を聴いて、現代語訳と見比べたりして楽しんでみるのもいいかもしれません。
本作もそうですが案外今にも通じるところがありますよ!
美しく青きドナウJohann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世によって作曲された、こちらの『美しき青きドナウ』。
ウィーンフィルハーモニー交響楽団のニューイヤーコンサートの定番曲で、日本でも知名度の高いクラシックです。
第一ワルツのAパートのフレーズは、聴き覚えのある方も多いと思います。
元禄花見踊三代目 杵屋正治郎

お正月になると感じのいい和楽器の演奏を耳にすることが増えますよね。
コンビニエンスストアやファミリーレストランでは和楽器パーションにアレンジされた流行歌が流れている?のもご愛きょうです。
和楽器といえば長唄『元禄花見踊』もお正月によく耳にする1曲。
実はこの曲、花見シーズンが最適曲とされているのですが、有名なチャンチャチャチャン~のメロディーがどこか晴れやかな新春を思い出させるのか、お正月定番の曲ともなっているんですよね。
チャンチャチャ~って伝わっていますか?
ピンとこない方はぜひ1度聴いてみてくださいね。
十二支のうた宮平里枝

メールやLINEで済ます方が増えたとはいえ、元旦に届く年賀状はお正月の楽しみの1つ。
そこに描かれている干支を見て「ああ、今年は〇〇年かあ」と思いますよね。
そこで楽しい『十二支のうた』をご紹介。
十二支を順番に歌っているだけの歌詞なのですが、この曲で十二支を単単に覚えることもできますよ。
私たちの身近にいる猫がどうして干支に入っていない??のか。
もともと仲の悪かったネズミにうその日程を教えられて干支を決める集合時間に間に合わなかったとか。
そんなオチもちゃんと着いているオススメの1曲です。
黒田節による幻想曲沢井忠夫

旧黒田藩士によって歌われていた『黒田節』を沢井忠夫さんにより現代風にアレンジされた、こちらの『黒田節による幻想曲』。
楽器こそ和楽器を使っていますが、曲の構成は完全にクラシックという、非常に先進的なおもしろい作品です。
春の華やかさを表現したメロディが印象的ですね。
荒城の月瀧廉太郎

日本のお正月にはやはり、歴史的にも日本を代表する音楽家の作品を聴きたいですね。
音楽室の壁にも飾られていたあの滝廉太郎さんの残した和楽の代表的な1曲『荒城の月』、まさしく新年の幕開けにふさわしい、りりしさのある楽曲です。
この曲をBGMにお正月の特別な1日を楽しんでください。
【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(21〜30)
五段砧光崎検校

琴の繊細な音色が織りなす美しい旋律が、新年の清々しい雰囲気を醸し出す光崎検校さんの作品。
『五段砧』という名の本作は、5つの段から構成される箏曲の金字塔と呼ばれる名曲です。
砧打ちの音をモチーフに、秋の情景や遊女たちの魅力を表現した歌詞が、お正月の晴れやかな気分にぴったり。
19世紀の箏曲の中でも最高峰とされる本作は、高度な演奏技術を要する複雑な構成ながら、その美しさは聴く人の心を捉えて離しません。
お正月の静寂な朝、あるいは初詣の帰り道に聴きたい一曲。
伝統音楽に興味のある方にもおすすめの、日本の文化が詰まった珠玉の名曲です。