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【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽

お正月になると、街中やテレビでは、お正月らしい曲を耳にしますよね!

琴や笛、三味線などの和楽器をメインにした曲を聴くと、お正月の雰囲気を感じます。

この記事では、お正月のBGMとしてよく耳にするもの、また曲の雰囲気がお正月にピッタリなものを紹介していきますね。

それぞれの曲には縁起のいい願いが込められていたりもするので、曲に込められた意味を調べてみてくださいね。

中には作曲者も紹介している曲もあるので、その方の他の曲を探してみると、新春にピッタリの曲がさらに見つかるかもしれません。

これから紹介する曲とともに、すてきなお正月を過ごしてくださいね。

【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(21〜40)

もちつき作詞:小林純一/作曲:中田喜直

童謡 もちつき 小林純一作詞 中田喜直作曲
もちつき作詞:小林純一/作曲:中田喜直

日本の伝統的なお正月の風物詩を、童謡の名コンビが見事に表現した楽曲です!

小林純一さんの温かみのある詩と、中田喜直さんの親しみやすいメロディが見事にマッチしており、餅つきの様子を楽しく歌い上げています。

1950年代に発表されたこの曲は、その後も多くの人々に歌い継がれ、お正月の定番ソングとして親しまれてきました。

お正月の雰囲気を盛り上げたい時や、日本の伝統文化を子どもたちに伝えたい時におすすめの一曲です。

家族や友人と一緒に歌えば、きっと楽しい思い出になることでしょう。

箱根八里瀧廉太郎

日本の音楽史に大きな足跡を残し、今も歌い継がれる様々な名曲を世に残した瀧廉太郎さん。

明治時代の西洋音楽導入期に活躍し、日本語の歌詞と西洋音楽のメロディを融合させた楽曲で知られる瀧さんですが、実はお正月の時期にぴったりな曲をリリースしていることをご存じでしょうか。

こちらの楽曲は1901年に「中学唱歌」に掲載された日本の唱歌で、鳥居忱さんによる詩に瀧さんが曲をつけています。

歌詞には、昔と今の箱根の山の厳しさ、それを越える武士の勇猛さが描かれており、箱根の自然の美しさと厳しさ、そして人々の生活や歴史を伝えています。

お正月といえば箱根駅伝、という方はぜひこの曲をBGMとしてお正月を過ごしてくださいね。

高砂

最重要の伝統芸能である能の代表的な作品『高砂(たかさご)』。

詩の内容は高砂の松と住吉の松が遠くはなれた場所にあるのに、どうして相生の松と言われるのかという疑問に対し、老夫婦が夫婦の絆にたとえて答えるというものです。

現在の日本では結婚式の定番曲として有名ですね。

お江戸日本橋

お正月の雰囲気をさらに盛り上げてくれる、粋な一曲をご紹介します。

江戸時代に生まれたこの民謡は、東海道五十三次の宿場町や名所を歌詞に織り込んだ楽曲なのですね。

日本橋から始まり、高輪、品川、大森と続く歌詞は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。

「こちゃえ こちゃえ」という囃子言葉が特徴的で、聴いているだけで思わず口ずさみたくなりますよ。

実は、この曲は2015年から東京メトロの発車メロディとしても使用されているんです。

お正月に東京観光をする際は、ぜひ耳を澄ませてみてくださいね。

新年の初詣や初売りに出かける際のBGMとしてもピッタリな一曲です。

四海波

新しい年を迎える際、誰もが聞いたことがあるお正月の定番曲。

能楽の謡曲『高砂』の一節として知られる本作は、四方の海が静かで国が治まる平和な世を称える祝賀の歌として親しまれています。

夫婦愛や長寿を謡う内容から、結婚式の席でも重宝されており、新郎新婦の席を「高砂席」と呼ぶ由縁にもなっているんですよ。

能楽特有の荘重で静謐な曲調は、新年を迎える際の厳かな雰囲気作りにぴったり。

お正月の「謡初め」としても定番となっているので、伝統的な日本の新年の雰囲気を味わいたい方におすすめです。