【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽
お正月になると、街中やテレビでは、お正月らしい曲を耳にしますよね!
琴や笛、三味線などの和楽器をメインにした曲を聴くと、お正月の雰囲気を感じます。
この記事では、お正月のBGMとしてよく耳にするもの、また曲の雰囲気がお正月にピッタリなものを紹介していきますね。
それぞれの曲には縁起のいい願いが込められていたりもするので、曲に込められた意味を調べてみてくださいね。
中には作曲者も紹介している曲もあるので、その方の他の曲を探してみると、新春にピッタリの曲がさらに見つかるかもしれません。
これから紹介する曲とともに、すてきなお正月を過ごしてくださいね。
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【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(21〜30)
お江戸日本橋

お正月の雰囲気をさらに盛り上げてくれる、粋な一曲をご紹介します。
江戸時代に生まれたこの民謡は、東海道五十三次の宿場町や名所を歌詞に織り込んだ楽曲なのですね。
日本橋から始まり、高輪、品川、大森と続く歌詞は、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
「こちゃえ こちゃえ」という囃子言葉が特徴的で、聴いているだけで思わず口ずさみたくなりますよ。
実は、この曲は2015年から東京メトロの発車メロディとしても使用されているんです。
お正月に東京観光をする際は、ぜひ耳を澄ませてみてくださいね。
新年の初詣や初売りに出かける際のBGMとしてもピッタリな一曲です。
四海波

新しい年を迎える際、誰もが聞いたことがあるお正月の定番曲。
能楽の謡曲『高砂』の一節として知られる本作は、四方の海が静かで国が治まる平和な世を称える祝賀の歌として親しまれています。
夫婦愛や長寿を謡う内容から、結婚式の席でも重宝されており、新郎新婦の席を「高砂席」と呼ぶ由縁にもなっているんですよ。
能楽特有の荘重で静謐な曲調は、新年を迎える際の厳かな雰囲気作りにぴったり。
お正月の「謡初め」としても定番となっているので、伝統的な日本の新年の雰囲気を味わいたい方におすすめです。
【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(31〜40)
カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》J.S.Bach

新年を祝うバッハの教会カンタータ。
華やかな編成と祝祭的な曲調が、新年の喜びを見事に表現しています。
冒頭合唱の弾むようなリズムと「アレルヤ」の歌声が、晴れやかな雰囲気を醸し出しますね。
1724年1月1日、バッハがライプツィヒで初めて迎えた新年のために作曲されたのだとか。
残念ながら楽譜の一部が失われていますが、現代の音楽家たちの努力により復元され、今でも演奏されています。
新年のコンサートや、お正月の BGM として聴くのにぴったり。
神への賛美と感謝を込めた歌詞は、新しい年への希望と決意を抱かせてくれますよ。
ひとつとや

お正月に親しまれるわらべ歌として数え歌の『ひとつとや』がありますね。
数え歌とは数詞を盛り込んだり、数えることをテーマとした歌のことで、本作『ひとつとや』はお正月飾りや子供の遊びを歌詞に取り入れた数え歌です。
時代や地域によってパターンが異なるそうなので、自分の地域はどんな歌詞なのか、お正月の家族や親戚が集まるタイミングで聞いてみるのもいいかもしれません。
小さなお子さんとも一緒に楽しめるのでいろいろなパターンを覚えておいてくださいね。
喜代節

三味線の音がなんともしなやかな秋田県の民謡、『喜代節』、この日本特有の節の効いた曲を聴いてあなたはどう思うでしょうか。
海外のホリデーが日本にも入り、どんどん盛り上がりを見せている昨今だからこそ、お正月のような日本古来の祝日は日本古来の音楽を聴きたいですね。
蛍の光

閉店前に流れる曲というイメージが強くなってしまいましたが、ひと昔前はカウントダウンで年が明けたときに流れる曲として有名でした。
日本の曲と思われていますが、実はスコットランドの民謡です。
世代によってイメージは異なりますが、お正月をテーマにした代表的な曲です。
ラデツキー行進曲Johann Strauss I
こちらも『美しき青きドナウ』と同じく、ウィーンフィルハーモニー交響楽団のニューイヤーコンサートの定番曲です。
ヨハン・シュトラウス1世により作曲されたこちらの曲は、長年にわたり手を加えられています。
日本のメディアでも新年に使用することが多いクラシックですね。
おわりに
お正月によく耳にするあの曲をはじめ、定番の新春の曲を紹介しました。
縁起のいい願いが込められている曲やお正月にピッタリな和楽器の曲、さらにはニューイヤーコンサートで定番のクラシックまで紹介しました。
お正月にまつわる曲はまだまだありますので、興味がおありの方はぜひ調べてみてくださいね。