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【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽

お正月になると、街中やテレビでは、お正月らしい曲を耳にしますよね!

琴や笛、三味線などの和楽器をメインにした曲を聴くと、お正月の雰囲気を感じます。

この記事では、お正月のBGMとしてよく耳にするもの、また曲の雰囲気がお正月にピッタリなものを紹介していきますね。

それぞれの曲には縁起のいい願いが込められていたりもするので、曲に込められた意味を調べてみてくださいね。

中には作曲者も紹介している曲もあるので、その方の他の曲を探してみると、新春にピッタリの曲がさらに見つかるかもしれません。

これから紹介する曲とともに、すてきなお正月を過ごしてくださいね。

【定番】お正月のBGM。日本の新春・迎春の音楽(21〜40)

カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》J.S.Bach

JS Bach: Cantata BWV 190 – Thomanerchor, Georg Christoph Biller (Audio video)
カンタータ第190番《主にむかいて新しき歌を歌え》J.S.Bach

新年を祝うバッハの教会カンタータ。

華やかな編成と祝祭的な曲調が、新年の喜びを見事に表現しています。

冒頭合唱の弾むようなリズムと「アレルヤ」の歌声が、晴れやかな雰囲気を醸し出しますね。

1724年1月1日、バッハがライプツィヒで初めて迎えた新年のために作曲されたのだとか。

残念ながら楽譜の一部が失われていますが、現代の音楽家たちの努力により復元され、今でも演奏されています。

新年のコンサートや、お正月の BGM として聴くのにぴったり。

神への賛美と感謝を込めた歌詞は、新しい年への希望と決意を抱かせてくれますよ。

ひとつとや

数えうた(お正月の数え歌)♪一つとや ひと夜明ければ賑やかで わらべうた
ひとつとや

お正月に親しまれるわらべ歌として数え歌の『ひとつとや』がありますね。

数え歌とは数詞を盛り込んだり、数えることをテーマとした歌のことで、本作『ひとつとや』はお正月飾りや子供の遊びを歌詞に取り入れた数え歌です。

時代や地域によってパターンが異なるそうなので、自分の地域はどんな歌詞なのか、お正月の家族や親戚が集まるタイミングで聞いてみるのもいいかもしれません。

小さなお子さんとも一緒に楽しめるのでいろいろなパターンを覚えておいてくださいね。

喜代節

喜代節(秋田県民謡)
喜代節

三味線の音がなんともしなやかな秋田県の民謡、『喜代節』、この日本特有の節の効いた曲を聴いてあなたはどう思うでしょうか。

海外のホリデーが日本にも入り、どんどん盛り上がりを見せている昨今だからこそ、お正月のような日本古来の祝日は日本古来の音楽を聴きたいですね。

蛍の光

閉店前に流れる曲というイメージが強くなってしまいましたが、ひと昔前はカウントダウンで年が明けたときに流れる曲として有名でした。

日本の曲と思われていますが、実はスコットランドの民謡です。

世代によってイメージは異なりますが、お正月をテーマにした代表的な曲です。

ラデツキー行進曲Johann Strauss I

こちらも『美しき青きドナウ』と同じく、ウィーンフィルハーモニー交響楽団のニューイヤーコンサートの定番曲です。

ヨハン・シュトラウス1世により作曲されたこちらの曲は、長年にわたり手を加えられています。

日本のメディアでも新年に使用することが多いクラシックですね。

おわりに

お正月によく耳にするあの曲をはじめ、定番の新春の曲を紹介しました。

縁起のいい願いが込められている曲やお正月にピッタリな和楽器の曲、さらにはニューイヤーコンサートで定番のクラシックまで紹介しました。

お正月にまつわる曲はまだまだありますので、興味がおありの方はぜひ調べてみてくださいね。